最高視聴率16.5%を叩き出し、日本でも社会現象を巻き起こしたドラマの魅力を再確認します。主演のパク・ソジュンやキム・ダミをはじめ、アン・ボヒョンら実力派キャストが揃い、不条理な世の中に立ち向かう若者たちの熱い復讐と成長を描いた一作です。
2020年に放送され、韓国のみならず世界中で大きな注目を集めたJTBCドラマ『イタウォンクラス』が、改めてその作品性の高さで話題となっています。本作は、チョ・グァンジンによる同名の人気ウェブトゥーン(デジタルコミック)を原作としており、原作者自身がドラマの脚本も担当したことで、原作の持つ力強いメッセージ性が忠実に再現されました。
物語の舞台は、ソウルの中でも多国籍な文化が入り混じる街、梨泰院(イタウォン)。不条理な世の中で、自分の信念を曲げずに生きようとする若者たちが、大手外食企業への復讐を胸に、梨泰院の小さな居酒屋から自分たちの夢を追いかけるサクセスストーリーです。
■ 圧倒的な存在感を放つキャスト陣
主演を務めたパク・ソジュン(박서준)は、いかなる困難にも屈しない主人公パク・セロイを演じました。彼のトレードマークとなった短髪のヘアスタイルや、信念を貫き通す実直な姿は、視聴者に深い感銘を与えました。パク・ソジュンは本作以外にも、映画『コンクリート・ユートピア』やドラマ『梨泰院クラス』の後に出演した『京城クリーチャー』など、幅広いジャンルで活躍する韓国を代表する俳優です。
ヒロインのチョ・イサーを演じたのは、映画『魔女』で鮮烈なデビューを飾ったキム・ダミ(김다미)です。IQ162の天才的な頭脳を持ちながら、どこか危うさも秘めたソシオパスという難しい役どころを魅力的に演じきりました。さらに、セロイの宿敵となる長家(チャンガ)の会長をユ・ジェミョン(유재명)、セロイの初恋相手をクォン・ナラ(권나라)が演じ、物語の緊張感を高めました。
■ 若者たちの「ヒップ」な反乱と成長の記録
本作が支持された大きな要因の一つは、単なる復讐劇にとどまらず、多様性を認める梨泰院という街で繰り広げられる人間ドラマにあります。人種や性的マイノリティ、元受刑者といった、社会的な壁にぶつかった仲間たちが「タンバム(甘い夜)」という居酒屋を通して団結し、巨大な資本に立ち向かっていく姿は、多くの視聴者にカタルシスを与えました。
演出は『雲が描いた月明り』を手掛けたキム・ソンユンらが担当。最高視聴率は16.5%を記録し、放送終了後もNetflixなどのOTT(動画配信サービス)を通じて世界中で愛され続けています。劇中に登場するセリフの数々や、撮影地となった梨泰院のスポット、そして個性豊かな登場人物たちの関係性は、今なおファンの間で語り草となっています。
出典:https://www.lecturernews.com/news/articleView.html?idxno=202495
📚 Buzzちゃんの豆知識
■ ウェブトゥーン(Webtoon)
韓国発のデジタルコミックのことで、スマホで読みやすいように縦スクロール形式で構成されているのが特徴です。『イタウォンクラス』のように、ウェブトゥーンが原作となってドラマ化や映画化されるケースが非常に多く、ヒットの登竜門となっています。
■ ソシオパス(Sociopath)
社会的なルールや道徳観を軽視し、自分の目的のために他人を利用する反社会的な性格の一面を指します。劇中のチョ・イサーは「ソシオパス」という設定ですが、それが彼女のカリスマ性やセロイを支える強さとして描かれているのがユニークな点です。
復讐劇でありながら、仲間の絆や成長が丁寧に描かれていて、何度観ても胸が熱くなるドラマですよね。私はパク・セロイの揺るぎない信念も素敵だと思いますが、チョ・イサーの迷いのない突き進み方も見ていてスカッとします。皆さんは、パク・セロイのような真っ直ぐな生き方に憧れますか?それとも現実的な選択をするオ・スア派?





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