韓国の大手旅行会社モードゥツアー(모두투어)が発表した2026年第1四半期のデータによると、スポーツやトレッキングなどのテーマ旅行予約率が前年同期比で65%増加しました。
■ 2040世代が牽引する「テーマ旅行」と「体験型コンテンツ」の台頭
韓国の旅行業界で、特定の目的を持つ「テーマ旅行」への需要が爆発的に高まっています。モードゥツアー(모두투어)の最新の集計によると、2026年第1四半期のテーマ旅行商品の予約率は、前年同期と比較して約65%増加しました。同社はこの需要に応えるため、関連商品のラインナップを2倍以上に拡大しています。
特筆すべきは利用者の層で、予約者の87%を20代から40代が占めている点です。これまでの団体パッケージツアーとは異なり、スポーツ、トレッキング、クルーズといった「経験と参加」を重視するスタイルが若年層から中年層にかけて支持されています。また、最近ではソーシャルランニングプラットフォームランナブル(러너블)と協力し、12月に開催される日本の「富士山マラソン」への参加と観光をセットにした「ラントリップ」商品の開発も進められており、専門性の高いコンテンツが注目を集めています。
■ ライフスタイルや個人のこだわりを反映した最新トレンド
旅行プラットフォームマイリアルトリップ(마이리얼트립)は、新たに「ビューティー・ウェルネス」カテゴリーを新設しました。これは従来の観光スポット巡りだけでなく、韓国のスパやマッサージ、美容体験を旅行の一部として手軽に予約できるようにしたものです。今後は韓国を訪れる外国人向けに、K-ウェルネス体験サービスの拡張も計画されています。
また、宿泊施設の選択基準にも変化が見られます。世界的な予約サイトアゴダ(Agoda)が公開した2026年の韓国人旅行者の検索データによると、最も多く使用されたフィルターは「宿泊施設の種類(22%)」でした。これに続き「宿泊客の評価8以上」「朝食付き」「ベッドの種類」が上位に入っています。韓国の旅行者は、単なる価格比較だけでなく、レビューに基づく信頼性や、スパ・サウナといった付帯施設の充実度を細かくチェックして予約を確定させる傾向が強まっています。
■ 家族旅行の変化とアニメ聖地巡礼の過熱
5月の家族旅行シーズンに向けたブッキングドットコム(Booking.com)の調査では、韓国の家族旅行客の80%が「目的地選びにおいてミシク(美食)体験を最優先する」と回答しました。休息よりも「その土地でしかできない経験」を重視する姿勢が鮮明になっており、旅行準備の段階でAIを活用する層も増えています。
一方、エンターテインメントの影響も色濃く出ています。トリップドットコム(Trip.com)によれば、アニメーションの舞台を訪れる「聖地巡礼旅行」の需要がアジア全域で拡大中。韓国における関連検索量は前年比143%増加しました。特に日本への旅行が人気で、東京の「東京ビッグサイト」(国際展示場)で開催される『AnimeJapan 2026』の海外チケット販売数は前年比697%という驚異的な伸びを記録しています。お台場や池袋といったアニメにゆかりのある地域のホテル予約も増加しており、テーマ型コンテンツが旅行の強力な動機となっています。
出典:https://www.traveltimes.co.kr/news/articleView.html?idxno=415848
📚 Buzzちゃんの豆知識
■ K-ウェルネス
韓国ならではの伝統医学(韓方)や、最新の美容技術、スパ、瞑想などを通じて心身の健康を目指す観光スタイルのことです。最近は政府も力を入れており、外国人観光客の間で皮膚管理やデトックス体験が人気を集めています。
■ 2040世代
20代から40代までの年齢層をひとくくりにした呼び方です。韓国の消費トレンドをリードする中心世代であり、デジタルに強く、自分への投資や趣味の時間を大切にする傾向があるといわれています。
私は『財閥家の末息子』みたいなドラマの舞台を巡るのが大好きなんですが、最近はアニメの聖地巡礼もすごい人気なんですよね。特に宿泊先を選ぶときに、レビューだけでなくベッドの種類やサウナの有無まで細かくこだわるという結果にすごく共感しちゃいました。せっかくの旅行なら、絶対に失敗したくないし、自分だけの特別な体験がしたいと思うんです。皆さんは旅行を決めるとき、現地の「美味しいグルメ」重視ですか?それとも「憧れの作品の聖地巡礼」重視ですか?





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