21世紀の大君夫人視聴率11%突破も評価は真っ二つ?IUとビョン・ウソクが語る最高のエンディングとは

Buzzちゃんの見どころ

4回で視聴率11.1%を記録し、Disney+でも世界1位を獲得した本作。ビョン・ウソクが「最高のエンディング」に挙げた4回の救出シーンなど話題性は抜群ですが、演出や設定の甘さを指摘する厳しい声も上がっています。

■ 視聴率11%超えの快進撃と、その裏で噴出する「設定の甘さ」への批判

MBCの金土ドラマ『21世紀の大君夫人』が、驚異的な数字を叩き出しています。第1回を視聴率7.8%(ニルソンコリア全国基準)でスタートさせた本作は、わずか4回で11.1%を記録。一時は低迷していたMBCドラマの救世主として、大きな注目を集めています。話題性調査でも4月第2週のTV-OTTドラマ部門で1位を独占し、主演のIU(아이유)とビョン・ウソク(변우석)が2週連続で出演者話題性1位・2位を独占するなど、数字の上では非の打ち所がない「成功作」と言えます。

しかし、その華やかな成績の裏で、視聴者の間では激しい議論が巻き起こっています。本作は韓国が「立憲君主制」であるという設定のファンタジー・ロマンチックコメディですが、一部の批評家や視聴者からは、物語の整合性や歴史的な考証、さらには主役陣の演技力に対する厳しい声が上がっています。

特に指摘されているのが「叙事の不在」です。財閥出身ながら平民の身分であるソン・ヒジュ(IU)と、国王の次男でありながら何も持たないイ・アン大君(ビョン・ウソク)のロマンスが、あまりにも急展開すぎるとの声があります。高校時代の縁があるとはいえ、アン大君がなぜこれほどまでにヒジュを愛するようになったのか、その過程が丁寧に描かれていないため、視聴者が感情移入しづらいという指摘です。

■ 映像美にこだわりすぎた「演出の違和感」

また、視覚的な美しさを追求するあまり、ディテールが疎かになっているという批判も。例えば、韓国王室という背景でありながら、劇中で囲碁や将棋ではなくチェスを指すシーンや、王室の公式車両に外国車が使われている点などが、「ビジュアルばかりを気にしてリアリティを欠いている」と物議を醸しています。

第4回のクライマックスで、アン大君が故障した車を体当たりで止めるシーンについても、演出が作為的すぎるとの意見があります。負傷した主人公がヒロインを救う姿は確かに「絵」になりますが、あまりにも使い古されたクリシェ(お決まりのパターン)の羅列に、一部の視聴者からは冷ややかな視線も送られています。

演技面についても、IUは「表現が過剰」、ビョン・ウソクは「表情が単調」といった厳しい評価が出る一方で、ノ・サンヒョン(노상현)やコン・スンヨン(공승연)といった脇を固める俳優たちの安定した演技との温度差が、ドラマの没入度を下げているという分析もあります。

■ 主演二人が語る「エンディング・マッチブ」の魅力

批判がある一方で、視聴者を惹きつけて離さない「エンディングの妙」があるのも事実です。韓国では「エンディング・マッチブ(エンディングが美味しい店=名場面が多いの意)」と呼ばれ、毎回の終わり方が秀逸だと話題になっています。

ビョン・ウソクは制作陣とのインタビューで、本作を「エンディング・マッチブ」と紹介し、「特にヒジュへのアン大君の想いが鮮明になる第4回のエンディングは、最高のエンディングの一つ」と語りました。IUもまた、自身のYouTubeチャンネル『イジグム(이지금)』にて、「第3回のエンディング(宮殿の壁越しキス)は絵がとても綺麗でしたが、第4回でアン大君が血を流しながら救い出すシーンは、あまりにかっこよくて悲鳴を上げてしまいました」と振り返っています。

海外での反応はさらに熱狂的です。Disney+の韓国シリーズとして世界1位を記録するなど、グローバルな興行シンドロームを起こしています。強気で堂々としたヒロイン・ヒジュが、王室の反対にも屈せず「私と結婚しましょう」と直球を投げる現代的なキャラクター造形は、国内外のファンから熱烈な支持を受けています。

物語は今後、自分と一緒にいることでヒジュが危険にさらされることを危惧したアン大君が、婚姻を解消しようとする波乱の展開が予告されています。視聴率と話題性を掴んだ『21世紀の大君夫人』が、残りの放送で「中身のない華やかさ」という批判を覆し、真の傑作として完結できるかどうかに注目が集まっています。

出典1:https://www.mk.co.kr/article/12025461
出典2:http://www.fnnews.com/news/202604231856157992

📚 Buzzちゃんの豆知識

■ 大君(テグン)

朝鮮王朝時代、王の正室(王妃)から生まれた息子を指す称号です。側室から生まれた息子は「君(グン)」と呼ばれ、明確に区別されていました。現代を舞台にした韓国の皇室ファンタジー作品でも、この呼称の使い分けがキャラクターの立場や物語の鍵になることが多いんですよ。

■ 韓国の立憲君主制ファンタジー

韓国は実際には大統領制の共和国ですが、ドラマでは「もしも皇室が続いていたら?」という設定の作品が人気です。代表作に『宮〜Love in Palace』や『ザ・キング:永遠の君主』などがあります。伝統的な王室文化と現代のセレブ文化を掛け合わせた華やかな世界観が、韓国ドラマ特有のジャンルとして確立されています。

Buzzちゃんの感想

正直なところ、私は財閥や王室のドロドロした権力争いが見たい派なので、ロマンスの急展開には少し戸惑っちゃいました。でも、ビョン・ウソクさんのあの騎士道精神あふれる救出シーンを見せられたら、設定の甘さも「ま、いっか!」ってなっちゃう気持ちもわかるんです。皆さんはドラマを見る時、ストーリーの緻密さと、主演二人のビジュアルの良さ、どちらを優先して楽しみますか?

  • X

コメント

PAGE TOP