皆さま、大変です!大好きなネットフリックス(世界的な動画配信サービス)が、ついにメジャーリーグの生中継に乗り出したのですが、現地では大変な騒動になっているみたいなんです。スポーツ中継はドラマとは勝手が違うのでしょうか……。大好きな俳優さんたちが宣伝に登場するのは嬉しいですが、試合の肝心な場面を見逃してしまうなんて、ドラマ好きの私としても少し複雑な気持ちになってしまいました!
グローバルOTT(インターネットを通じて提供される動画配信サービス)の巨人であるネットフリックス(Netflix)が、史上初めてアメリカプロ野球メジャーリーグ(MLB)の試合を生中継しました。映画やドラマの世界を超え、スポーツのライブストリーミングという新領域へ進出しようとするネットフリックスの野心的な試みでしたが、蓋を開けてみると多くの問題点と論議が巻き起こっています。
■ 豪華すぎる出演陣?中継を埋め尽くした「自社コンテンツ」の宣伝
ネットフリックスは3月26日(韓国時間)、オラクル・パークで行われたニューヨーク・ヤンキース対サンフランシスコ・ジャイアンツの開幕戦を独占生中継しました。ネットフリックスはMLBから年間5000万ドル(約75億円)で3年間の放映権を購入しており、今回がその記念すべき第1戦目でした。
しかし、試合開始前の「プレビューショー」から不穏な空気が漂います。イントロを務めた俳優のダニエル・デ・キム(다니엘 대 킴)は、自身が出演するネットフリックスドラマ『アバター:伝説の少年アン』の宣伝を堂々と行いました。また、今シーズンから導入された「ABS(自動投球判定システム、ロボット審判のこと)」の解説にはプロレスラーのジョン・シナ(존 시나)が登場しましたが、これも自身の出演映画『リトル・ブラザー』の広報コーナーと化していました。
さらに、人気コメディアンのバート・クライシャー(버트 크라이셔)がカヤックに乗って叫びながら登場したのも、自身の冠番組『フリー・バート』の宣伝のため。試合開始の合図「プレイボール」を叫んだWWE(アメリカのプロレス団体)スターのジェイ・ウーソ(제이 우소)も、ネットフリックスによるWWE中継の告知の一環でした。
米メディア『USAトゥデイ』は、「ネットフリックスは自社ブランドを刻み込もうと、休むことなくコンテンツを押し付けた」と厳しく指摘しました。ショーの最中には人気シリーズ『ストレンジャー・シングス 未知の世界』の予告編が丸ごと挿入されるなど、野球ファンからは「野球を見に来たのに、ネットフリックスの宣伝番組を見せられている」という不満の声が続出しました。
■ 歴史的な瞬間を見逃した!中継としての致命的なミス
放送自体のクオリティについては、一定の評価もありました。司会のエル・ダンカン(엘 던컨)は、伝説的な打者であるバリー・ボンズ(배리 본즈)ら豪華パネリストを見事にリードしました。特にバリー・ボンズが過去の契約秘話を披露した場面などは、「他の放送局では見られない貴重なシーン」と称賛されました。また、4K並みの鮮明で「映画のような画質」も好評でした。
しかし、最も致命的なミスは5回に起こりました。サイドライン・リポーターがダグアウト(選手たちの控え席)で監督へのインタビューを行っている最中、MLB史上初となる「ABSチャレンジ(審判の判定に対し、ロボット審判による再判定を要求する制度)」が発生したのです。
歴史的な瞬間となるはずだったこの場面は、インタビュー映像に遮られ、生中継の画面には映りませんでした。チャレンジの結果はインタビュー終了後に後追いで説明されるにとどまり、専門家からは「経験豊富な中継陣なら絶対にありえないミス」「ネットフリックスは開幕戦を『野球の試合』ではなく『自社のイベント』として扱っていた」と直撃弾を浴びせられました。
■ 分散するプラットフォームと視聴者の負担増
今回の騒動は、視聴者の経済的負担という別の問題も浮き彫りにしました。分析によると、ニューヨーク・ヤンキースのファンが2026年シーズンの全試合を視聴するためには、ネットフリックスを含む最大8つのチャンネルや配信サービスを購読する必要があり、その費用は年間約800ドル(約12万円)にものぼります。
かつてはケーブルテレビ一つで済んでいたスポーツ観戦が、OTT各社の参入によって細分化され、ファンの財布を圧迫している現状に批判が集まっています。アップルの副社長であるエディ・キュー(에디 큐)氏も、「購読サービスが多すぎて、むしろ不便になっている」と言及するほどです。
ネットフリックスによる次のMLB中継は、7月の「ホームランダービー(オールスター戦前夜祭の長打競争)」を予定しています。今回の開幕戦で得た教訓がどのように生かされ、改善されるのか、世界中の野球ファンとコンテンツ業界が注目しています。
出典:http://www.spochoo.com/news/articleView.html?idxno=122194
歴史的な「ロボット審判へのチャレンジ」の瞬間を宣伝で見逃してしまうなんて、現地のファンの方は本当にガッカリされたでしょうね……。画質が綺麗なのは魅力的ですが、やっぱりスポーツは「今、この瞬間」を逃さないことが一番大切だと思います!皆さんは、好きなスポーツやドラマを見るために、いくつくらいの配信サービスに登録していますか?
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