舞台とスクリーンを自在に操る統合型クリエイターハ・ウンソム監督の情熱的な挑戦!新作映画VISITにも注目

Buzzちゃんの一言

舞台と映画、どちらの魅力も知り尽くした「統合型クリエイター」の登場に、私の胸は高鳴るばかりです!一つの作品に対して、演出から脚本、音楽まで全てをこなしてしまうなんて、まるで魔法使いのような才能に圧倒されてしまいます。私が大好きなドラマ『財閥家の末息子』のように、複雑な人間模様や深いメッセージ性を持つ作品が生まれる予感がして、今からワクワクが止まりません!

■ 舞台とスクリーンを越境する「統合型クリエイター」ハ・ウンソム監督の軌跡

韓国のエンターテインメント界において、一つのジャンルにとどまらず、多角的な活動を展開する「統合型クリエイター」が大きな注目を集めています。その中心人物として名前が挙がっているのが、映画監督のハ・ウンソム(하은섬)氏です。

本名であるキム・ナユン(김나윤)としても知られる彼女は、2007年以降、ミュージカル、映画、アルバム制作、コンサートなど、驚くほど幅広い分野でその才能を発揮してきました。ハ・ウンソム監督の最大の特徴は、単なる「演出家」という枠に収まらない点にあります。彼女は作品の演出だけでなく、脚本、音楽、さらには制作や企画に至るまで、文字通り「作品のすべて」を自ら統括するスタイルを貫いています。

彼女の活動の拠点となっているのは「ヒウォン劇団(희원극단)」です。この劇団は、単に作品を上演・制作する場所ではなく、次世代を担う俳優や制作者を育成するシステムとしての役割も果たしています。ハ・ウンソム監督は、映画や公演の現場を通じて、若手俳優たちが演技と制作の両方を同時に経験できる環境を整えており、韓国の文化芸術界の未来を見据えた活動を続けています。

■ 新作映画『VISIT』:ミュージカルから映画へ、魂の再生を描く

現在、ハ・ウンソム監督が準備を進めている新作映画『VISIT(비지트)』が、ファンの間で大きな期待を集めています。本作は2026年下半期のクランクイン(撮影開始)を目指しており、その物語の深さが話題となっています。

実は『VISIT』は、2008年、2010年、2013年、そして2020年と、これまでに4度もミュージカルとして制作されてきた実績のある作品です。舞台で培われた重厚なストーリーが、ついにスクリーンの世界へと昇華されることになります。

作品のテーマは「家族の傷跡と和解」、そして「信仰と人間の内面」です。
物語は、宣教師の夫と、伝道師であった長男を亡くした一人の母親を中心に展開します。彼女はあまりの悲しみから信仰を捨て、あろうことか「ムーダン(무당/韓国の伝統的なシャーマニズムにおける祈祷師・巫女)」になってしまいます。

ここで少し補足しますと、韓国において「ムーダン」という存在は、単なる占い師ではなく、神と人間を繋ぎ、死者の恨みを晴らしたり病を癒したりする儀式を行う宗教的な役割を担っています。キリスト教の家庭で育った女性がムーダンになるという設定は、韓国社会における宗教観の対立や、耐え難い悲しみの深さを象徴する非常にドラマチックな要素と言えるでしょう。

物語は、そんな彼女の前に、かつて死刑となった息子と瓜二つの「訪問客」が現れることで大きく動き出します。隠されていた過去の記憶や傷跡が露わになる中で、登場人物たちがどのように癒やされ、和解していくのか。ハ・ウンソム監督ならではの繊細かつ力強い演出が期待されます。

■ 代表作『アンティル・ザ・デイ』の公開と、止まらない舞台への情熱

ハ・ウンソム監督の「統合型クリエイター」としての真髄を堪能できる作品が、もう一つあります。それが、彼女の代表作として知られる映画『アンティル・ザ・デイ(언틸더데이)』です。

この作品もまた、ハ・ウンソム監督が演出、脚本、出演、制作、音楽、企画のすべてを一人で手がけました。人間の傷跡とその回復、そして関係の和解をテーマにしたドラマチックな物語で、まさに彼女の芸術性が凝縮された一作と評価されています。

この『アンティル・ザ・デイ』は、来る4月28日に「ソウル映画センター(서울영화센터)」にて記者会見と試写会が行われ、一般に公開される予定です。監督自身の哲学がどのように映像化されているのか、韓国国内のメディアも熱い視線を送っています。

驚くべきことに、ハ・ウンソム監督は映画制作に没頭する一方で、現在も舞台俳優としての活動を休むことなく続けています。30年以上のキャリアを持つミュージカル俳優・演出家である彼女は、2026年も「ハンジョン・アートセンター(한전아트센터/ソウルにある約1000席規模の多目的ホール)」で上演されているミュージカル『ロミオとジュリエット(로미오와 줄리엣)』に出演中です。

制作と出演、そして舞台と映画。これらを並行して行うバイタリティこそが、彼女を唯一無二の表現者にしている理由です。ハ・ウンソム監督は「作品を通じて人間の傷と回復、そして希望を語りたい。これからも映画と公演を共に作り上げ、新しい創作環境を構築していきたい」と、その熱い抱負を語っています。

今後は劇場公開映画だけでなく、OTT(動画配信サービス)コンテンツの制作も並行していく計画だというハ・ウンソム監督。舞台の臨場感と映画の芸術性が融合した彼女の作品が、今後どのような感動を私たちに届けてくれるのか。韓国エンタメ界の新たなパラダイムを提示する彼女の挑戦から、目が離せません。

出典:http://kor.theasian.asia/archives/401560

Buzzちゃんの感想

一人の女性がこれほどまでの役割をこなすなんて、同じ女性として尊敬の念を抱かずにはいられません!特に「ムーダン」を題材にした新作映画『VISIT』は、心の奥深くに刺さるような深いストーリーになりそうで、今から公開が待ち遠しいです。皆さんは、舞台を映画化した作品の中で、一番心に残っているものはありますか?

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