時代を超えた新旧・端宗の奇跡の対面!パク・ジフン主演映画を元祖チョン・テウが絶賛し話題に

韓国のエンタメ界で今、ある「歴史的なバトンタッチ」が大きな話題を呼んでいます。

現在、韓国の映画界を席巻している作品といえば、パク・ジフン(박지훈)主演の映画『王と生きる男(왕과 사는 남자)』(原題)。1457年の江原道(カンウォンド)・寧越(ヨンウォル)にある清冷浦(チョンニョンポ)を舞台に、悲劇の運命を辿った幼き国王・端宗(タンジョン)と、彼を支える人々を描いた感動作です。

この映画のヒットを受け、SNSである驚きの投稿が注目を集めました。それは、かつて「国民的子役」として端宗を演じ、今もなお語り継がれる“元祖・端宗俳優”からの熱いエールでした。

■ 30年の時を超えて――「端宗が端宗に出会った」瞬間

2026年2月28日、俳優のチョン・テウ(정태우)が自身のSNSを更新。「元祖・端宗も『王と生きる男』をとても楽しく観てきました」というコメントと共に、1枚の写真を投稿しました。

そこには、約30年前にドラマの中で端宗を演じていた幼少期のチョン・テウ自身の姿と、現在スクリーンで新たな「端宗シンドローム」を巻き起こしているパク・ジフンのポスターが並んでいました。

チョン・テウといえば、1994年のKBSドラマ『韓明澮(ハン・ミョンフェ)』(朝鮮王朝の政治家を描いた大河ドラマ)や、1998年の『王と妃(おうときさ)』(朝鮮王朝初期の権力闘争を描いた名作)で二度にわたり端宗役を熱演した人物。韓国では「端宗役といえばチョン・テウ」という方程式が成立するほど、彼の迫真の演技は視聴者の涙を誘いました。

韓国には「子役出身の俳優は時代劇で花開く」という言葉がありますが、チョン・テウはその代表格。そんな彼が、今や立派な主演俳優として端宗を演じ切った後輩のパク・ジフンを応援する姿は、韓国のファンにとって胸を熱くさせる出来事となりました。

■ なぜ韓国人は「端宗(タンジョン)」の物語に涙するのか?

ここで、日本のファンの方々にも分かりやすく、歴史的背景を少しだけご紹介します。

端宗は、朝鮮王朝第6代国王です。わずか11歳で即位しましたが、権力を狙う叔父(後の第7代国王・世祖)によって王位を奪われ、寂しい島へと流刑された末、16歳という若さで命を落としました。このあまりにも切ない悲劇は、韓国では「最も日本人の判官贔屓(ほうがんびいき)を誘うような、同情を禁じ得ない歴史」として、何度もドラマや映画の題材になってきました。

これまでの作品では、端宗は「守られるべき儚い存在」として描かれることが多かったのですが、今回の映画『王と生きる男』は少し違います。

パク・ジフン演じる端宗(劇中名:イ・ホンウィ)と、彼を最後まで守ろうとした村長オム・フンド(ユ・ヘジン(유해진)が演じる)との深い絆に焦点を当てており、端宗を正面から扱った初の商業映画として大きな注目を集めているのです。

パク・ジフンは、サバイバル番組『PRODUCE 101 シーズン2』から誕生したWanna One(ワナワン)のメンバーとして絶大な人気を誇りましたが、実は子役出身。その演技力には定評があり、今作でも「目に悲しみと意志が宿っている」と、目の肥えた韓国の映画ファンからも絶賛されています。

■ 「サグク(時代劇)」の伝統が繋ぐ、俳優たちの絆

韓国の芸能界では、同じ歴史上の人物を演じた俳優同士が、世代を超えて敬意を払い合う文化があります。特に「サグク(사극/時代劇)」は、韓国人にとってのアイデンティティとも言えるジャンル。衣装の着こなしからセリフ回しまで高度な技術が求められるため、ベテラン俳優が若手の演技を認めることは、最高の名誉とされています。

チョン・テウが「元祖」としてのプライドを誇示するのではなく、優しく後輩の背中を押すような投稿をしたことは、パク・ジフンにとっても、そして作品を愛する観客にとっても、最高のプレゼントになったはずです。

「時代を超えて、端宗が今の端宗に会いに行った」ようなこのエピソード。映画『王と生きる男』は、俳優たちの情熱と、韓国の人々が大切にしている歴史への想いが重なり合い、さらなるロングランが期待されています。

Wanna One時代からパク・ジフンを応援しているファンの方も、韓国の時代劇が好きな方も、この「新旧・端宗」の絆を知ると、映画の重みがより一層増して感じられそうですね。

端宗という難しい役に挑戦し、先輩からも認められたパク・ジフンの成長。皆さんは彼のどんな演技に心惹かれますか?ぜひコメントで皆さんの思いを教えてくださいね!

出典:http://www.osen.co.kr/article/G1112751946

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