皆様、驚きのニュースです!ホラー映画といえば「夏」の風物詩だとばかり思っていましたが、最近の韓国では少し事情が変わってきているようなんです。怖いのが少し苦手な私ですが、この意外なトレンドの変化に思わず「ええっ!」と声を上げてしまいました!
■「夏=ホラー」はもう古い?韓国映画界の新しい常識
韓国の映画界において、長年守られてきた「ホラー映画は7月か8月に公開する」という不文律が崩れつつあります。かつては、背筋が凍るような恐怖体験を通じて夏の暑さを忘れる「納涼(ナリャン)」という文化が定着していましたが、近年では4月から5月にかけての「春ホラー」が定着しつつあるのです。
韓国では古くから、儒教的な価値観や自然との調和を重んじる中で、季節に合わせたエンターテインメントを楽しむ傾向がありました。「納涼」もその一つで、お化け屋敷や怪談、そしてホラー映画は、蒸し暑い韓国の夏を乗り切るための必須アイテムとされてきたのです。しかし、なぜ今、その伝統的なタイミングを避けて4月に公開が集中しているのでしょうか。
■超大作を避ける「空き家」戦略の重要性
最大の理由は、夏の興行マーケットの激化にあります。7月から8月にかけての夏休みシーズンは、映画界において「最大のかき入れ時」です。この時期には、ハリウッドのマーベル作品のようなブロックバスター映画や、巨額の製作費を投じた韓国国内の「ビッグ4」と呼ばれる大手配給会社(CJ ENM、ロッテエンターテインメント、SHOWBOX、NEWなど)による超大作が次々と公開されます。
こうした大作映画は、スクリーン(上映館)を独占する傾向が強く、製作費が比較的抑えられがちなホラー映画が太刀打ちするのは非常に困難です。そこで、あえて大作の少ない4月や5月の「オフシーズン」を狙うことで、上映館を確保し、長く細く興行を続ける「ロングラン戦略」を取る作品が増えているのです。これは、かつての「夏に短期決戦」というスタイルから、市場の隙間を狙う賢い選択へとシフトした結果と言えるでしょう。
■主要ターゲットである10代・20代のライフサイクル
もう一つの大きな要因は、ホラー映画のメイン視聴層である若年層、特に中高生や大学生の生活サイクルにあります。韓国は極めて教育熱心な社会であり、学生たちの動向が興行成績に直結します。
4月後半から5月初旬にかけて、韓国の学校では中間試験(1学期の定期テスト)が終わる時期にあたります。試験勉強から解放された学生たちが、ストレス解消のために友人と映画館へ足を運ぶタイミングこそが、まさにこの「春ホラー」の時期なのです。また、この時期はまだそれほど暑くないため、デートコースとしても映画館が選ばれやすく、カップル層の取り込みも期待できるという計算があります。
■OTTの普及と「ジャンル物」への認識変化
さらに、Netflix(ネットフリックス)やDisney+(ディズニープラス)といったOTT(オーバー・ザ・トップ:インターネット経由の動画配信サービス)の普及も、公開時期の変化に影響を与えています。かつてホラーは「夏のイベント」でしたが、今では1年中いつでも好きな時に「ジャンル物(特定のファン層を持つミステリー、スリラー、ホラーなどの作品)」を楽しめる環境が整いました。
これにより、観客の側にも「ホラーは夏に見るもの」という固定観念が薄れ、作品の質さえ良ければ、季節を問わず映画館へ足を運ぶ土壌が作られたのです。また、SNSでの口コミが瞬時に広がる現代では、春に公開して「意外と怖い」「面白い」と話題になれば、そのまま夏休み直前まで話題を維持できるというメリットもあります。
韓国の映画関係者は、「ホラー映画は低い製作費で高い収益を狙える『コスパの良い』ジャンル。大作の影に隠れて消えてしまう夏よりも、観客の注目を集めやすい春の方が、結果的に安定した成績を収められる」と分析しています。伝統的な季節感よりも、より確実な興行成績を重視する韓国映画界のリアリズムが、この「4月のホラー」という新しいトレンドを生み出したと言えるでしょう。
出典:https://www.hankookilbo.com/news/article/A2026032516150001675?did=NA
ソン・ジュンギ(송중기)さんやキム・スヒョン(김수현)さんが出演するミステリーなら大歓迎ですが、純粋なホラーはやっぱり一人で見るのは勇気がいりますね。でも、試験終わりの学生さんがストレス解消にホラーを見るというのは、いかにも韓国らしいエピソードだと思いました!皆様は、少し肌寒い春に映画館でゾクッとする体験、してみたいですか?
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