人気ドラマお守りします、将軍様に中国軍が激怒!?化粧をする軍人はNGという異例の批判が話題に

Buzzちゃんの一言

中国で大ヒット中のドラマが、まさかの「軍」からお叱りを受けてしまうなんて……Buzzちゃん、驚きを隠せません!主演のチャン・リンホーさんは本当にかっこいいのに、美しすぎることが問題になるなんて、ドラマの世界もなかなか厳しいですね。歴史モノにリアリティを求める気持ちもわかりますが、ファンとしては複雑な心境です……!

■世界中で大ヒット中の中国ドラマに「待った」がかかる?

現在、Netflix(ネットフリックス、世界最大級の動画配信サービス)を通じて世界中で配信され、日本でも大きな注目を集めている中国ドラマ『お守りします、将軍様(原題:逐玉 / 옥을 찾아서)』。この作品を巡って、中国の人民解放軍(中国の国家武装力量)と共産党の宣伝当局が異例の批判を展開し、大きな波紋を呼んでいます。

批判の矛先が向けられたのは、ドラマの男性主人公の「外見」です。戦場シーンであるにもかかわらず、完璧に整えられたメイクと、一点の曇りもない白い肌を披露していることが、軍の尊厳を損なうとして問題視されているのです。一部の視聴者からは、戦場でも美しさを保ち続ける姿を皮肉って「ファンデーション将軍」という不名誉なニックネームまで付けられる事態となっています。

■中国軍がSNSで猛烈批判「男性性を正しく表現せよ」

中国人民解放軍は公式SNSを通じて、「時代劇において化粧品を塗る将軍は、男性性を正しく表現すべき社会的な責任を果たせていない」と厳しく指摘しました。軍の政治工作部が運営するアカウント「鈞正平工作室」は、2024年3月27日にウェイボー(中国版のX)へ論評を掲載。「一部の古代の戦場を題材にしたドラマの中で、将軍のイメージが繊細すぎたり、意図的に洗練されすぎていたり、さらには化粧品まで塗っているケースがある。これは大衆の歴史に対する普遍的な認識とかけ離れており、真の軍人の気質とも程遠い」と断じました。

また、共産党浙江省宣伝部が運営するSNS「浙江宣伝」も同日、「価値観が見た目至上主義に譲歩してしまった」と批判記事を公開。「ドラマが顔の良さばかりを重視すれば、キャラクターの精神性やストーリーの重厚さが損なわれる。また、こうした偽りの歴史ドラマは、海外の視聴者に中華文化を誤解させる恐れがある」と、国外への影響についても懸念を示しています。

■ドラマ『お守りします、将軍様』とは?

本作は、中国の人気ウェブ小説『後夫人と豚を殺す包丁』を原作としたドラマです。主演を務めるのは、中国芸能界で「若手のホープ」として絶大な人気を誇る1997年生まれのチャン・リンホー(張凌赫)さんと、同い年の人気女優ティエン・シーウェイ(田曦薇)さん。

物語の舞台は、中国の宋代を連想させる架空の王朝。精肉店を営むたくましい少女(ティエン・シーウェイ)が、没落した貴族の将軍(チャン・リンホー)の一族を襲った悲劇の真相を追い、復讐を誓うというストーリーです。「豚の屠畜業者が没落した貴族を救う」というギャップのある設定や、「先に結婚してから恋愛が始まる」という王道の展開(先婚後愛)、そして主演二人の圧倒的なビジュアルが話題を呼び、中国のOTT(インターネットを通じた動画配信サービス)プラットフォームであるテンセント・ビデオやiQIYI(アイチーイー)で史上最高クラスの視聴回数を記録しました。

さらに、Netflixで同時配信されると、初週で12カ国のチャートを席巻。日本でも中国時代劇としては異例のTOP10入りを果たし、韓国でもNetflixシリーズ順位で上位に食い込むなど、グローバルなヒット作となっています。

■背景にある「男性アイドル規制」の影

今回の騒動の背景には、中国当局が近年強化している「美意識の管理」があります。中国では2021年、放送審議当局(国家広電総局)が「芸能娯楽プログラムの管理強化に関する通知」を発表しました。この中で、中性的な男性アイドルを指す「娘炮(ニャンパオ、女性のような男性の意)」という言葉を使い、こうした「歪んだ審美観」を断固として排除する方針を示しました。

実は、こうした中国の「イケメンブーム」は、韓国の韓流ドラマやK-POPアイドルの影響を強く受けていると言われています。韓国の芸能界では「コッミナム(꽃미남、花のように美しい男性)」という概念が定着しており、これがアジア全域に広がりました。しかし、中国当局はこうした「柔らかい男性像」が若者の精神に悪影響を及ぼし、強靭な国家像を損なうと考えているようです。

■視聴者の反応は二分

この当局の批判に対し、ネット上では意見が真っ二つに分かれています。「確かに戦場でバッチリメイクは冷める。リアリティが大事だ」と同調する声がある一方で、「これはフィクションで、ファンタジー要素もあるドラマ。そこまで真剣に目くじらを立てなくてもいいのではないか」「綺麗な俳優さんを見たいからドラマを見ているのに」という反論も多く寄せられています。

ドラマの人気が過熱する一方で、国家レベルの論争にまで発展してしまった今回の騒動。制作者側にとっては、エンターテインメント性と当局の規制との間で、ますます難しい舵取りを迫られることになりそうです。

出典:https://www.joongang.co.kr/article/25415955

Buzzちゃんの感想

歴史のリアルさも大切ですが、やっぱりドラマには夢や憧れも必要ですよね!チャン・リンホーさんの美しい将軍姿が見られなくなってしまうのは、ファンとしてはとっても寂しいです。皆さんは、時代劇の将軍がメイクをして美しく描かれることについて、どう思いますか?

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