世界累計1100万部突破の『ふしぎ駄菓子屋 銭天堂』が韓国で実写化されます。主演のラ・ミラン(라미란)が店主を演じ、2026年5月の映画公開に続き下半期には全12話のシリーズ放送も決定しています。
■ 世界的ベストセラー『ふしぎ駄菓子屋 銭天堂』が韓国で実写プロジェクト始動
世界中で愛されている児童書『ふしぎ駄菓子屋 銭天堂』(廣嶋玲子・作)が、韓国で豪華キャストによって実写化されることが決定しました。原作は世界累計販売部数1100万部を超え、韓国国内だけでも200万部以上の売り上げを記録しているメガヒット作です。幸運な人だけがたどり着ける不思議な駄菓子屋を舞台に、客の願いを叶える魔法の駄菓子と、それにまつわる奇妙で温かい物語を描くファンタジー作品として知られています。
今回の実写プロジェクトは、劇場用映画だけでなく、2026年下半期に公開予定の全12話のドラマシリーズとしても同時に制作されるという、韓国コンテンツ界でも異例の規模で展開されます。配給を担当するプラスエム・エンターテインメントは、2026年5月の映画公開を控え、作品の神秘的な雰囲気を詰め込んだティーザーポスターを公開しました。
演出は、ドラマ『驚異的な噂』(悪霊狩猟団: カウンターズ)でジャンル物の演出力を高く評価されたパク・ボンソプ(박봉섭)監督が務めます。原作特有の独創的な世界観と、魔法の駄菓子というファンタジー要素が、最新の映像技術とK-コンテンツの感性でどのように再現されるのか、早くも大きな注目が集まっています。
■ 主演ラ・ミラン(라미란)が魅せる新しい店主像
物語の中心となる駄菓子屋「銭天堂」の店主・紅子(韓国版ではホンジャ)役を演じるのは、圧倒的な演技力を誇るラ・ミラン(라미란)です。公開されたポスターでは、原作のキャラクターを忠実に再現した銀髪姿を披露し、慈愛と神秘性が共存する絶妙な笑みを浮かべています。
ラ・ミラン(라미란)は、2005年にパク・チャヌク(박찬욱)監督の映画『親切なクムジャさん』でスクリーンデビューして以来、数多くの作品でその存在感を示してきました。2013年の映画『願い』(原題:ソワン)では第34回青龍映画賞(韓国で最も権威のある映画賞の一つ)の助演女優賞を受賞。さらに、2015年のドラマ『恋のスケッチ〜応答せよ1988〜』では、ユーモアと母性愛に溢れたキャラクターを演じ、国民的俳優としての地位を確立しました。
その後も、2020年の映画『正直政治家 チュ・サンスク』で第41回青龍映画賞の主演女優賞を受賞。コメディ映画での主演女優賞受賞は極めて稀なケースであり、彼女の持つ「興行クイーン」としての実力を改めて証明しました。最近ではドラマ『良くも、悪くも、だって母親』や映画『市民捜査官ドッキ』など、幅広いジャンルで活躍する彼女が、初めて本格的なファンタジー作品に挑むという点も、本作の大きな見どころとなっています。
■ 実力派若手イレ(이레)との「13年ぶりの再会」が話題に
「銭天堂」のライバルである「たたりめ堂」の店主・よどみ(韓国版ではヨミ)役には、若手実力派のイレ(이れ)がキャスティングされました。よどみは、客の悪意を糧にするダークなキャラクターであり、紅子を演じるラ・ミラン(라미란)との緊迫した演技対決が期待されています。
特筆すべきは、ラ・ミラン(라미란)とイレ(이れ)の縁です。二人は2013年の映画『願い』で共演しており、当時は傷ついた少女(イレ)と、彼女を温かく見守る近所の叔母(ラ・ミラン)という関係でした。当時8歳だったイレ(이れ)は、その衝撃的な演技で第4回北京国際映画祭の助演女優賞を史上最年少で受賞し、「天才子役」として世界を驚かせました。
それから13年を経て、二人は本作で「宿命のライバル」として再会を果たします。子役から成長し、映画『新感染半島 ファイナル・ステージ』やドラマ『無人島のディーバ』などで「ジャンル物のクイーン」と呼ばれるまでに成長したイレ(이れ)が、ラ・ミラン(라미란)を相手にどのようなカリスマ性を見せるのか、ファンからは熱い視線が注がれています。
📚 Buzzちゃんの豆知識
■ 青龍映画賞(ブルードラゴン映画賞)
1963年に創設された、韓国で最も権威と信頼があると言われる映画賞です。審査の透明性が高く、毎年年末に行われる授賞式は国民的な関心事となります。ラ・ミラン(라미란)がコメディ作品で主演女優賞を受賞したことは、当時大きなニュースになりました。
■ 子役から成人俳優への成長
韓国では子役の演技レベルが非常に高く、幼い頃からキャリアを積んで実力派の成人俳優へと脱皮するケースが多く見られます。今回のイレ(이레)のように、過去の共演者と年月を経て全く異なる役柄で再会することは、俳優の成長を実感できるエピソードとしてファンに喜ばれます。
■ 日本の児童書・小説の韓国での人気
韓国では日本の児童文学や推理小説が非常に人気です。『ふしぎ駄菓子屋 銭天堂』の他にも、東野圭吾作品などは常にベストセラーの上位にランクインしています。日本の独創的な設定が、韓国の質の高い映像技術で実写化される流れは、近年ますます加速しています。
原作の『ふしぎ駄菓子屋 銭天堂』って、韓国でも本屋さんのベストセラーコーナーに必ずあるくらい人気なんですよ。私は恋愛ものより、こういうちょっとミステリアスなファンタジーの方がワクワクしちゃうんです!何より、映画『願い』の二人が13年ぶりにライバル役で共演するなんて、韓国映画ファンとしては胸アツな展開ですよね。皆さんは、自分の願いを叶えてくれる魔法の駄菓子があったら食べてみたいですか?それとも、ちょっと怖いから遠慮しちゃいますか?
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