プロジェクト・ヘイル・メアリー実写映画化への期待!原作と映画の幸福な融合を読み解く

皆さん、SF映画の傑作「オデッセイ(原題:マート・アン)」はご覧になりましたか?あのワクワクする世界観を作ったアンディ・ウィアーさんの新作が映画化されるなんて、もう胸が躍って止まりません!大好きなソン・ジュンギ(송중기)さんやキム・スヒョン(김수현)さんが出るドラマではありませんが、素晴らしい物語が生まれる瞬間に立ち会えるのは本当に幸せなことですね!

韓国の文化界でも注目を集めるコラムニスト、イ・ダヘ(이다혜)氏が、SF小説の巨匠アンディ・ウィアー(앤디 위어)のベストセラー『プロジェクト・ヘイル・メアリー』の映画化を巡り、原作と映画の幸福な関係性について深い洞察を披露しています。

■「原作者の参加」よりも重要な「脚色のプロ」の存在

映画化のニュースが流れる際、多くのファンは「原作者が脚本に参加しているから安心だ」と考えがちです。しかし、イ・ダヘ(이다혜)氏の視点は少し異なります。彼女が本作の映画化において最も信頼を寄せたのは、脚本家のクレジットにドリュー・ゴダード(드루 고다드)の名前を見つけた瞬間だったと言います。

ドリュー・ゴダード(드루 고다드)は、かつてアンディ・ウィアー(앤디 위어)の処女作『火星の人』を映画『オデッセイ(オデッセイは日本・韓国でのタイトル、原題はThe Martian)』として見事に脚色した人物です。原作者は自分の生み出した世界を「毀損」したくないという思いが強く、映像化の際に柔軟性を欠くことがありますが、脚色のプロは「読者」や「観客」の視点から物語を解体し、再構築することができるのです。

韓国のエンターテインメント界でも、ウェブトゥーン(韓国発のデジタル漫画)やウェブ小説をドラマ化する際、原作のファンを納得させつつ、新規視聴者をどう取り込むかが常に大きな課題となります。ファンダム(팬덤、特定の芸能人や作品を熱狂的に支持する層)の力が強い韓国では、原作の改変がしばしば議論を呼びますが、本作はその理想的な成功例になると期待されています。

■「小説の時間」と「映画の時間」の違い

小説と映画は、同じ物語を共有していても、表現方法や「責任を負う時間」が根本的に異なります。

小説『プロジェクト・ヘイル・メアリー』は、約700ページに及ぶ膨大なボリュームです。読者が一気に読み進めても丸一日はかかるでしょう。一方で、映画は長くても3時間以内に全てを見せなければなりません。小説は「2 + 2 は?」という正体不明の問いかけから始まり、主人公と共に読者が迷宮を彷徨う「1人称」の体験を提供します。

しかし、映画は最初から「見せる」ことから始まります。主演がライアン・ゴズリング(라이언 고슬링)であることは周知の事実であり、彼が置かれた状況が単なる重症患者室ではなく、宇宙船の中であることも、観客は瞬時に視覚情報として受け取ります。小説が「主人公の思考」を辿る旅なら、映画は「主人公の行動」を見守る3人称の観察者の視点になるのです。

■2026年アカデミー賞を見据えた「悪人のいない英雄談」

興味深いことに、このコラムでは「2026年のアカデミー賞」という未来の視点から、本作の影響力に言及しています。脚色賞を受賞したポール・トーマス・アンダーソン(폴 토마스 앤더슨)監督や、オリジナル脚本賞を受賞したライアン・クーグラー(라이언 쿠글러)監督と並び、この『プロジェクト・ヘイル・メアリー』が「悪人のいない英雄物語」として高く評価されるであろうと予測しています。

また、韓国映画を原作とする作品や、韓国系のクリエイターが関わる作品がオスカーの候補に上がることも珍しくなくなった昨今、優れた脚本の重要性はかつてないほど高まっています。韓国では「サジェギ(사재기、チャート操作や買い占め)」のような不正が厳しく監視される一方で、真に優れたストーリーテリングへのリスペクトが非常に強い文化があります。

アンディ・ウィアー(앤디 위어)の作品に一貫して流れる「希望」と「温もり」、そしてドリュー・ゴダード(드루 고다드)が持つ「人間中心」のストーリーテリング。この二つが融合することで、単なるSFを超えた、私たちの心を打つ物語が生まれることは間違いないでしょう。

出典:https://ch.yes24.com/Article/View/82045

小説の良さと映画の良さ、両方を理解した上での脚色って本当に高度な技術なんですね!悪人が出てこないのにこんなにワクワクさせるなんて、脚本の力って本当に魔法のようです。皆さんは、自分の大好きな小説が映画化される時、原作に忠実であってほしいですか?それとも映画ならではの新しい演出を楽しみたいですか?

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