チュ・ジフンが放つ欲望の顔とは?新作ドラマクライマックスで見せる新境地と豪華キャスト陣の裏話

「これこそが、欲望を象徴する顔だ」――。

そんな強烈な言葉で、あるトップ俳優の魅力を称賛した監督の言葉が、韓国で大きな話題を呼んでいます。

その主役とは、日本でも『宮(クン)〜Love in Palace』以来、不動の人気を誇り、近年では『キングダム(Netflixオリジナルシリーズ)』での圧倒的な存在感が記憶に新しいチュ・ジフン(주지훈)。彼が主演を務める新作ドラマ『クライマックス(클라이맥스)』の制作発表会が3月10日、ソウルで行われ、演出を手掛けるイ・ジウォン(이지원)監督がキャスティングの秘話を明かしました。

今回は、2026年の期待作として注目を集める本作の見どころと、監督が語った豪華キャストたちの「選ばれた理由」を詳しく紐解いていきましょう。

■「ドーベルマンのような鋭さ」チュ・ジフンに託された欲望のドラマ

ドラマ『クライマックス』は、韓国で「成功」の頂点に立つため、権力のカルテルに身を投じた検事、パン・テソプを中心に、彼を取り巻く人々の熾烈な生存競争を描くサスペンス作品です。

このドラマの最大の見どころは、何と言っても主演のチュ・ジフン。イ・ジウォン監督は彼を選んだ理由について、こう熱弁しました。

「この作品を構想した時、これは『欲望』についての物語だと確信しました。そして、現役の俳優の中で最も『欲望』を内包している顔は誰かと考えたとき、真っ先に思い浮かんだのがチュ・ジフンさんでした」

監督は彼の顔を「欲望を押し戻そうとしながらも、結局はそれを受け入れるしかない顔」と表現し、さらに「ドーベルマンのようなイメージがある」と付け加えました。

ここで注目したいのが、韓国ドラマ界における「欲望」というキーワードです。かつての韓流ドラマといえば純愛ものが主流でしたが、最近のトレンドは『ペントハウス(富裕層の闇を描いた復讐劇)』に代表されるような、人間のどろどろとした野望や格差社会を痛烈に描く「ピカレスク(悪漢)ロマン」が非常に好まれます。チュ・ジフンの持つ、どこか危うくてセクシー、それでいて影のある雰囲気が、現代の韓国視聴者が求める「リアルな欲望」に合致したといえるでしょう。

■ハ・ジウォンからナナ、オ・ジョンセまで!隙のない「神キャスト」の裏側

本作が「2026年の最注目作」と言われる理由は、脇を固める俳優陣の豪華さにもあります。

まず、日本でも「韓流クイーン」として名高いハ・ジウォン(하지원)。彼女について監督は、以前の映画作品で共演した際のエピソードを披露しました。「彼女は酒の席で『俳優として宇宙の果てまで行きたい』と語ったんです。その凄まじい向上心をキャラクターに投影しました」と語り、ハ・ジウォンのストイックな一面が役作りに生かされていることを明かしました。

そして、ガールズグループ「AFTERSCHOOL(アフタースクール)」出身で、近年は『マスクガール(Netflixの人気ドラマ)』での体当たり演技が評価されたナナ(나나)。監督は彼女のファンであることを公言した上で、「計算された演技ではなく、本能的に動く俳優。その野性的な魅力が素晴らしい」と絶賛しました。アイドル出身という枠を超え、いまや「演技派」としての地位を確立した彼女の新たな一面が見られそうです。

さらに、日本でもファンの多い「名脇役」オ・ジョンセ(오정세)も参戦します。『サイコだけど大丈夫(キム・スヒョン主演のヒット作)』での熱演を覚えている方も多いのではないでしょうか。監督は「韓国の監督で、彼を愛さない人はいない。無理な要求をしても、その深い瞳で応えてくれる」と全幅の信頼を寄せています。

そして、『ザ・グローリー 〜輝かしき復讐〜(いじめと復讐を描いた世界的大ヒット作)』で悪役を演じ、一躍スターダムにのし上がったチャ・ジュヨン(차주영)も出演。彼女は今回、単なる「悪役」ではなく、人間味あふれる立体的なキャラクターを演じるとのことで、彼女の新たな演技の幅にも期待がかかります。

■映画界の鬼才がドラマに挑戦。ENAという「ヒットの震源地」

今回の『クライマックス』でメガホンを取るのは、映画『虐待の証明(原題:ミス・ベク)』で高く評価されたイ・ジウォン監督。実はこの作品、監督にとって初のドラマ演出作となります。

監督は会見で「映画の準備が進まなかった時期を経て、血と汗と涙を流して作り上げたのがこの『クライマックス』。視聴者にどう届くか、今からドキドキしている」と、並々ならぬ決意を語りました。

放送局は「ENA(イーエヌエー)」。日本のファンの皆さんには、あの『ウ・ヨンウ弁護士は天才肌(自閉スペクトラム症の弁護士の成長を描いた作品)』を大ヒットさせた放送局と言えば、その勢いが伝わるでしょうか。最近の韓国では、地上波(SBSやMBCなど)よりも、ENAのような新興のケーブル局やOTT(動画配信サービス)の方が、攻めた内容の質の高いドラマを制作する傾向にあります。それだけに、今回の『クライマックス』も、地上波では描けないような過激で深い人間ドラマが期待されているのです。

「クライマックス」は、韓国で3月16日午後10時から放送がスタートします。日本での配信情報はまだ待たれるところですが、この顔ぶれと監督の熱量を聞くだけで、期待せずにはいられません。

チュ・ジフンが魅せる「欲望の顔」、そして豪華キャストたちが織りなす生き残りゲーム。皆さんは、このメンバーの中で誰の演技が一番気になりますか?「この俳優のこういう役が見たい!」という期待のコメントを、ぜひ聞かせてくださいね!

出典:https://www.spotvnews.co.kr/news/articleView.html?idxno=802676

  • X

コメント

PAGE TOP