チャン・ハンジュン(장항준)監督、ついにやりました!デビュー24年目にして「1000万映画監督」の仲間入りだなんて、私、自分のことのように嬉しくて涙が出てしまいそうです!歴史の重みと温かさを同時に感じられる素晴らしいニュースに、胸がいっぱいでございます!
■歴史的快挙!観客動員数1475万人を突破し、歴代売上高1位へ
韓国映画界にまた新たな歴史が刻まれました。チャン・ハンジュン(장항준)監督が手掛けた映画『王と生きる男(왕과 사는 남자)』(原題:ワンサナム)が、空前の大ヒットを記録しています。
本作は、2026年3月6日に韓国国内で公開された映画の中で34番目となる「1000万観客(韓国において大ヒットの象徴とされる基準)」を突破。3月23日時点での累計観客数は1475万7000人を達成しました。これは、歴代1位の『バトル・オーシャン 海上決戦(명량)』(2014年、1761万人)、2位の『エクストリーム・ジョブ(극한직업)』(2019年、1626万人)に続く、韓国映画史上歴代3位という驚異的な記録です。
さらに驚くべきは、その興行収入です。累積売上高は1425億ウォン(約157億円)に達し、映画チケット料金の上昇などの影響も相まって、これまでの最高記録だった『エクストリーム・ジョブ』の1396億ウォンを抜き、歴代1位に躍り出ました。
ここで韓国映画界における「1000万映画」について少し補足いたします。韓国の人口は約5100万人ですので、1000万人が観たということは、国民の約5人に1人が劇場に足を運んだ計算になります。これは社会現象と言えるレベルの成功を意味し、俳優や監督にとっても最高の名誉とされています。
■切ない歴史を温かい視線で描く…パク・ジフンとユ・ヘジンの化学反応
映画『王と生きる男』は、朝鮮王朝第6代王・端宗(단종/タンジョン)の最期を、これまでにない温かい視線で描いた物語です。
主演の端宗を演じたのは、アイドルグループ「Wanna One(ワナワン)」出身で、現在は演技派俳優として確固たる地位を築いているパク・ジフン(박지훈)です。そして、端宗の流刑地である江原道(カンウォンド)寧越(ヨンウォル)で、彼を監視する役割を担った村長オム・フンド(엄흥도)役を、韓国を代表する名優ユ・ヘジン(유해진)が演じました。
物語は、若くして王座を追われ、孤独な流刑生活を送る端宗が、村の人々と交流しながら人生の最期を過ごす様子を追います。特に、身分や年齢を超えて心を通わせていく村長役のユ・ヘジンとパク・ジフンの演技の掛け合いは、全世代の観客に笑いと深い感動を与えました。
■「巨匠」へと登り詰めたチャン・ハンジュン監督の24年
今回の成功により、チャン・ハンジュン監督はデビュー24年目にして初めて「1000万監督」という称号を手にしました。
チャン・ハンジュン監督は1993年に映画界入りし、1996年に脚本家としてデビュー。2002年にはキム・スンウ(김승우)とチャ・スンウォン(차승원)が主演したコメディ映画『ライターをつけろ(라이터를 켜라)』で監督デビューを果たし注目を集めましたが、その後の作品では思うような結果を残せず、一時は演出から離れていた時期もありました。
その間、ドラマ『サイン(싸인)』や『ドラマの帝王(드라마의 제왕)』などの脚本を手掛け、バラエティ番組では持ち前のユーモアあふれるトークで人気を博しました。また、韓国を代表するヒットメーカーであり、ドラマ『シグナル(시그널)』や『キングダム(킹덤)』の脚本家として知られるキム・ウニ(김은희)さんの夫としても有名です。
近年、実話をもとにした映画『リバウンド(리바운드)』(2023年)で監督として再起を果たし、今作『王と生きる男』の大ヒットによって、ついに「巨匠」と呼ばれる存在へと進化を遂げました。
■固定観念を覆すユ・ジテの悪役演技にも称賛の声
本作が単なる感動ドラマに留まらず、多くの観客を惹きつけた要因の一つに、俳優ユ・ジテ(유지태)の圧倒的な存在感があります。
ユ・ジテは、歴史上の有名人物であり、狡猾で小柄なイメージが強かったハン・ミョンフェ(한명회)というキャラクターを、冷徹で底知れぬ恐怖を与える悪役として見事に演じきりました。チャン・ハンジュン監督は「これまでに見たことのない、圧倒的な恐怖として迫ってくるハン・ミョンフェを描くために、ユ・ジテさんをキャスティングした」と語っています。
映画評論家のチョン・ジウク(정지욱)氏は、「チャン・ハンジュン監督がバラエティで見せてきたウィットと感性が、映画に非常にうまく溶け込んでいる。ユ・ヘジンの名脇役としての演技、ユ・ジテの悪役としての変身など、俳優それぞれの個性が際立つ演出が素晴らしかった」と高く評価しています。
チャン・ハンジュン監督は「私だけでなく、俳優や制作陣全員が夢のような日々を過ごしています。この作品をきっかけに、韓国映画界がさらに活気づくことを願っています」と、喜びを語りました。
出典:https://www.yonhapmidas.com/news/articleView.html?idxno=10234
歴史の荒波に揉まれた幼い王様の物語を、こんなにも温かく描けるなんて本当に素敵ですよね!パク・ジフンさんの繊細な演技と、ユ・ヘジンさんの人情味あふれる演技、早く日本のスクリーンでも堪能したいです!皆さんは、歴史ドラマを選ぶときに「感動」と「ミステリー」、どちらをより重視されますか?
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