キム・ゴウン×パク・ジヒョンが描く愛憎の記録を永遠に。Netflix話題作恩中と尚淵の台本集が異例のボリュームで発売

Netflixで配信され、世界中の視聴者の涙を誘った珠玉のヒューマンドラマ『恩中と尚淵(은중과 상연)』。その感動を余すことなく詰め込んだ「台本集セット」が、ついに本日3月16日に韓国で正式出版されました。

単なるセリフの記録にとどまらない、ファン垂涎の豪華な構成が話題を呼んでいます。なぜ今、韓国では「台本集」がこれほどまでに熱い支持を受けているのか。そして、主演のキム・ゴウン(김고은)さんたちがこの作品に込めた想いとは? 本作の魅力を改めて深掘りしながら、最新のニュースをお届けします。

■ 全3巻、圧巻のボリュームで蘇る「二人の一生」

今回発売された『恩中と尚淵』の台本集は、全3巻で構成されるという異例のボリュームです。ドラマのセリフがそのまま収められているのはもちろん、映像では描ききれなかったキャラクターたちの心の機微や、作家の意図が反映された「原文明細」がすべて収録されています。

韓国では近年、ドラマのファンが「N次観覧(同じ作品を何度も見ること)」を楽しむ文化が定着しており、その最終到達点として「台本集(대본집:デボンジプ)」を購入することが一つのステータスになっています。翻訳や字幕ではどうしてもこぼれ落ちてしまう繊細な語尾のニュアンスや、ト書き(動作の指示)に込められた感情を自分の目で確かめたいという熱狂的なファンが多いのです。

本作『恩中と尚淵』は、幼少期から大人になるまで、互いを誰よりも愛しながらも、時には嫉妬し、憎み、そして憧れ続けた二人の女性、リュ・ウンジュン(류은중)とクァク・サンヨン(곽상연)の複雑に絡み合った一生を描いた物語。NetflixのグローバルTOP10(非英語シリーズ)で5位を記録し、脚本を務めたソン・ヘジン(송혜진)作家が「第38回韓国放送作家賞」を受賞するなど、ストーリーの完成度の高さは折り紙付きです。

今回の台本集には、本編の脚本だけでなく、なんと100ページにも及ぶ「ビハインド・ブック」が同梱されています。そこには、チョ・ヨンミン(조영민)監督をはじめ、主演のキム・ゴウンさん、パク・ジヒョン(박지현)さん、そしてキム・ゴヌ(김건우)さんらの未公開インタビューがぎっしりと詰まっています。

■ 主演俳優たちも心酔した「言葉」の力

脚本を手掛けたソン・ヘジン作家は、出版にあたって「台本集のおかげで、現場の細やかな息遣いをより多くの方に感じていただけることになり、晴れやかな喜びを感じています」とコメントを寄せています。

作家ノートには、執筆のきっかけや特にお気に入りのシーンに加え、視聴者の間で議論を呼んだ「サンヨンの建物は誰に相続されたのか?」といった、ドラマの裏側に隠された詳細な設定まで明かされているとのこと。これこそ、ドラマを隅々まで読み解きたいファンにとって最高のプレゼントと言えるでしょう。

さらに興味深いのは、撮影現場でのエピソードです。ソン作家は「現場で監督や俳優たちが、言葉の流れがより深い響きを持つようにセリフを整理してくれた」と明かし、特にキム・ゴウンさんが自身の演じるウンジュンのセリフを細かく修正・提案したという秘話を伝えています。

韓国のトップ俳優たちは、単に与えられたセリフを言うだけでなく、キャラクターの感情をよりリアルにするために作家や監督と議論を重ねることが一般的です。特にキム・ゴウンさんは、その高い演技力とともに、作品のメッセージを深く理解する洞察力で知られています。彼女がどの部分にこだわり、どう言葉を変えたのかを台本集で比較してみるのも、通な楽しみ方かもしれません。

■ 「家族よりも、恋人よりも」深い、二人の特別な絆

主演を務めた二人の女優も、本作への並々ならぬ愛着を語っています。

リュ・ウンジュンを演じたキム・ゴウンさんは、「一人の人間を、友達を、最後まで丸ごと受け入れるということは、どこかファンタジーのような気もしましたが、私自身もウンジュンのような人間になりたいと思いました」と振り返っています。

一方、クァク・サンヨン役のパク・ジヒョンさんは、「サンヨンに対して意志を持ってその心を汲み取ってくれたウンジュンは、家族よりも、恋人よりも、もっと大きな意味を持つ存在だったはずです」と、二人の関係を定義しました。

韓国では、女性同士の深い友情や連帯を「Womance(ウーマンス/Woman+Romanceの造語)」と呼び、近年多くの人気作が生まれていますが、本作はその中でも「愛憎(애증:エジュン)」という言葉がこれほど似合う作品はないと言われるほど、ヒリヒリするような感情の交流が描かれました。

台本集には、劇中の小道具として使われたウンジュンの幼い頃の日記や手紙、大学生時代のサンヨンの日記なども収録されています。ドラマの画面越しに見ていたあの「文字」を、実際に紙の上で読めるという体験は、ファンにとってこの上ない没入感を与えてくれるはずです。

■ 日本のファンにとっても「韓国語学習」の最高の一冊に

日本の韓流ファンの皆さんにとって、韓国ドラマの台本集は実は最高の「韓国語学習教材」でもあります。

普段ドラマを観ていて「今のセリフ、本当はどう言っていたんだろう?」と気になったことはありませんか? 日本語字幕は、1秒間に読める文字数の制限があるため、意訳されることが多いのが現状です。しかし、台本集があれば、俳優が実際に発した「生きた韓国語」をそのまま学ぶことができます。

特に『恩中と尚淵』のような情緒的なセリフが多い作品は、感情表現の語彙を増やすのにぴったりです。好きなシーンのセリフを書き写したり、声に出して読んでみたりすることで、ドラマの世界観をより深く味わうことができるでしょう。

今回の台本集の発売は、単なるグッズの販売という枠を超え、一つの名作が「文字」として歴史に刻まれる瞬間でもあります。映像で感じたあの震えるような感動を、今度は自分の手元で、ゆっくりとページをめくりながら再体験してみてはいかがでしょうか。

二人の複雑な友情の終着点を知った今、もう一度最初から台本を読み返すと、初見では気づかなかった新しい発見があるかもしれません。

皆さんは、ウンジュンとサンヨンの関係の中で、どのシーンが一番心に残っていますか? ぜひコメントであなたの好きなエピソードを教えてくださいね!

出典:http://www.edaily.co.kr/news/newspath.asp?newsid=02269766645383976

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