1444万人動員だなんて、もう鳥肌が止まりません!「財閥家の末息子(2022年のヒットドラマ)」のような重厚な物語が大好きな私にとって、この大記録は本当に胸が熱くなります。でも、チャン・ハンジュン(장항준)監督が数億円ものボーナスを逃してしまったというお話を聞いて、あまりの切なさに「アイゴー!」と叫びたくなってしまいました…!
■韓国映画史を塗り替える驚異の記録!『王と生きる男』の快進撃
2026年3月現在、韓国のエンターテインメント界はある一つの「事件」に沸いています。チャン・ハンジュン(장항준)監督の最新作『王と生きる男(왕과 사는 남자)』が、累計観客数1444万7740名という驚異的な数字を叩き出したのです。
この記録は、歴代の韓国公開映画の中で興行成績3位にランクインする快挙です。さらに、累計売上高は1425億ウォン(約160億円)に達し、売上ベースでは歴代1位という金字塔を打ち立てました。2014年の映画『バトル・オーシャン 海上決戦(原題:鳴梁/ミョンリャン)』以降、時代劇ジャンルではなかなか超えられなかった「1000万人の壁」を、バラエティ番組で「妻(脚本家のキム・ウニ)に養われている」と自虐ネタを披露していたチャン・ハンジュン監督が鮮やかに打ち砕いたのです。
本作は、悲劇の王として知られる朝鮮王朝第6代王・端宗(タンジョン)と、彼を支えた山村の村長・オム・フンド(엄흥도)の物語を描いています。カメラが王の悲劇を直接追うのではなく、あえて「空白」を残すことで観客の想像力と余韻を引き出す演出が、多くの人々の心を捉えました。
■「数十億ウォンを逃した?」監督が告白した契約の裏側
しかし、この歴史的な大ヒットの裏で、チャン・ハンジュン監督が直面している「笑えない、でも笑ってしまう」ようなエピソードが話題を呼んでいます。それは、映画界特有の報酬システムである「ランニング・ギャランティー」にまつわるお話です。
「ランニング・ギャランティー(収益配分契約)」とは、映画が損益分岐点を超えた後、観客数や売上に応じて監督や出演者に支払われる追加報酬のことです。通常、ヒットが見込まれる作品では、この契約を結ぶことが大きな富への近道となります。
YouTubeチャンネル『VIVO TV(芸人のソン・ウニが代表を務める制作会社)』のコンテンツに出演したチャン・ハンジュン監督は、俳優のキム・ウィソン(김의성)やイム・ヒョンジュン(임형준)から「1000万人を超えたなら、ボーナスだけで一体いくらになるんだ?」と尋ねられ、深い溜息とともにこう答えました。
「みんなそう思っているだろうけど、実は今回、ランニング(収益配分)をかけていないんだ。その代わりに、監督料を500万〜600万ウォン(約55万〜66万円)多めにもらう選択をしてしまった……」
業界の推計によると、もし彼が標準的な配分契約を結んでいれば、今回のメガヒットによって少なくとも35億ウォンから70億ウォン(約4億〜8億円)規模の報酬を手にしていたはずだといいます。まさに「数十億ウォンを自ら手放した」形となってしまったのです。
ただし、この発言があった番組は「フェイクドキュメンタリー(虚構と現実を混ぜた演出)」の形式をとっており、どこまでが本気でどこまでが冗談かは視聴者の解釈に委ねられています。それでも、別の番組で監督自身が「これほどヒットするとは思わず、持ち分をごくわずかに設定してしまった。事務所の前にビルが建つはずだったのに」と悔しさを滲ませていたことから、巨額のチャンスを逃したこと自体は事実のようです。
■「失敗の連続」から「1000万監督」へ、妻キム・ウニの一言
チャン・ハンジュン監督のキャリアは、決して平坦なものではありませんでした。1969年生まれの彼は、大学受験の際に映画科と間違えて演劇科に応募してしまうという、彼らしいミスからキャリアをスタートさせています。
放送局のFD(現場ディレクター)を経て脚本家となり、コメディ映画『ライターをつけろ(2002年)』で監督デビュー。その後、スリラー映画『記憶の夜(2017年)』やバスケットボール映画『リバウンド(2023年)』など、ジャンルを問わず挑戦を続けてきました。彼の作品に共通しているのは、どこか不器用で人間味あふれるキャラクターへの温かい視線です。
実は、今回の歴史的大ヒット作『王と生きる男』も、最初は監督を固辞していたといいます。時代劇という重圧や、投資の不透明さが理由でした。そんな彼の背中を押したのは、他ならぬ妻であり、世界的な人気シリーズ『キングダム(Netflixオリジナル作品)』を手掛けたスター脚本家のキム・ウニ(김은희)でした。
彼女が脚本の初稿を読み、「これはやるべきよ」と一言告げたことで、監督は決意を固めたそうです。その後、脚本を20回以上も修正し、ついに韓国映画界の頂点へと上り詰めました。
巨額のボーナスを逃したというエピソードも、彼にとっては最高の「ネタ」の一つ。失敗や不運さえも笑いに変えてしまうチャン・ハンジュン監督の人間性こそが、多くの観客を劇場へと足を運ばせる最大の魅力なのかもしれません。
出典:https://www.topstarnews.net/news/articleView.html?idxno=16015099
1400万人動員なんて、まさに歴史が動いた瞬間ですね!お金の面ではちょっぴり切ないけれど、それすらも笑いに変えてしまうチャン・ハンジュン監督は本当に素敵な方だと思います。
もし皆さんが監督の立場だったら、確実にもらえる「50万円の追加報酬」と、大ヒットすれば数億円になるけれど失敗すればゼロの「歩合制」、どちらを選びますか?ぜひ皆さんの考えをコメントで教えてくださいね!
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