日本もインドも韓国流で勝負!リメイクを超えたKコンテンツの方程式が世界を席巻中

いまや「K(韓国)」という言葉は、単なる国籍を指すものではなく、世界でヒットを生むための「魔法の方程式」になりつつあります。

最近、韓国のドラマファンや業界関係者の間で大きな話題となっているニュースがあります。それは、海外で制作されるドラマや映画が、単に韓国作品をリメイクする段階を超え、企画の段階から「韓国式の演出や設定」を積極的に取り入れているという現象です。

かつては「韓国で流行ったから日本版を作ろう」という流れが主流でしたが、現在は「世界で当てるために、最初から韓国ドラマのルールで作ろう」という、一歩進んだ戦略へと進化しているのです。今回は、そんな世界を席巻する「Kタッチ」の最前線をお届けします。

■日本ドラマに「韓国財閥の御曹司」が登場!?志尊淳が挑む新境地

まず大きな注目を集めているのが、2026年4月12日から放送予定の日本テレビ系新日曜ドラマ『十回叩いて倒れない木はない』です。

このタイトル、どこか聞き覚えがありませんか? 実はこれ、韓国で非常に有名なことわざ「열 번 찍어 안 넘어가는 나무 없다(10回切って倒れない木はない)」をそのまま引用したもの。韓国では「どんなに困難な目標でも、あきらめずに努力し続ければ必ず成し遂げられる」という意味で使われ、特に恋愛において意中の人を射止める際の決意表明としてよく使われるフレーズです。

企画を手掛けたのは、AKB48のプロデューサーとしても知られる秋元康氏。驚くべきは、その設定です。主演の志尊淳(しそん・じゅん)が演じるのは、なんとキム・ミンソク(김민석)という韓国名の主人公。幼い頃に韓国の財閥家に養子として迎えられ、後継者として期待されながらも失脚し、日本へ渡ってきたという設定です。

韓国ドラマにおいて「財閥(チェボル)」は欠かせないキーワード。世襲制で巨大な富を持つ一族を指しますが、ドラマの中では華やかな暮らしと、その裏にあるドロドロの権力争い、そして格差を超えたロマンスを描くための「ヒット確定の舞台装置」として愛されています。

今作では、志尊淳が本格的な韓国語の演技に挑戦するほか、韓国ロケも敢行されるとのこと。企画のスタート地点から「韓国ドラマの文法」をがっつりと組み込んだ、まさに日韓のハイブリッド作品として期待が高まっています。

■インド映画の舞台はソウル!世界3位にランクインした驚きの「Kパワー」

韓国流の波は、世界最大の映画制作本数を誇るインドにも及んでいます。Netflix(世界最大手の動画配信サービス)で公開されたインド映画『アゲイン、イン・ソウル(다시, 서울에서)』が、異例の快進撃を見せているのです。

物語は、インドのタミル・ナードゥ州出身の女性シェンバ(プリヤンカ・アルール・モハン(프리양카 아룰 모한))が、韓国文化に魅了され、勢いだけでソウルへやってくることから始まります。劇中にはパク・ヘジン(박혜진)やペク・シフン(백시훈)といった韓国人俳優も出演。さらに、ドラマ『パチンコ(在日韓国人一家の苦難と再起を描いたApple TV+の話題作)』で世界的なスターとなったキム・ミンハ(김민하)が、韓国語吹き替え版の主人公の声を担当していることも、ファンの間で熱い視線を浴びています。

この作品、なんと公開直後のOTT(インターネットを通じて配信される動画サービス)ランキングで、ハリウッドの大作映画を抑えて世界3位(フリックスパトロール調べ)にランクインしました。

これまでは「インド映画といえばボリウッド独自のスタイル」というイメージが強かったですが、そこに「Kコンテンツの感性」を掛け合わせることで、インド国内だけでなく、アメリカなどのグローバル市場でも通用することを証明したのです。

■「リメイク」から「移植」へ。なぜ世界は韓国式を求めるのか?

なぜ今、世界中の制作会社がこぞって「韓国式の文法」を取り入れようとしているのでしょうか。あるコンテンツ関係者はこう分析します。

「これまでは、すでに成功した韓国作品の権利を買って作り直す『リメイク』が中心でした。しかし今は、韓国特有のドラマチックな展開、家族愛、そして洗練された演出技法そのものを、自国の企画に『移植』する動きが強まっています。それがグローバル市場で最も効率的に成功を収めるための近道だと認識され始めたからです」

私たち日本のファンにとっても、おなじみの「韓国ドラマあるある」や「胸キュン設定」が、日本の俳優さんや他の国の作品で楽しめるようになるのは、とても興味深い変化ですよね。

志尊淳さんが演じる「韓国仕込みの財閥御曹司」、一体どんな姿を見せてくれるのでしょうか? そして、次なる「韓国式」の海外ドラマはどこから生まれるのか、楽しみが尽きません。

皆さんは、日本のドラマに韓国ドラマ特有の「財閥」や「運命的な再会」などの設定が登場することについてどう思いますか? 「ぜひ観てみたい!」「日本の俳優さんが演じると新鮮かも!」など、皆さんの期待や感想をぜひコメントで教えてくださいね!

出典:https://sports.donga.com/ent/article/all/20260318/133553513/1

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