K-コンテンツが世界の標準に!37万人熱狂の週末から紐解く韓国らしさの正体

Buzzちゃんの見どころ

東京で行われた東方神起、TWICE、aespaの公演に計37万人が集結。米アカデミー賞2冠の作品やエミー賞8冠の『BEEF/ビーフ ~逆上~』など、韓国らしさが国際標準となる中、その本質を探る動きが広がっています。

■ 東京を熱狂させたK-POPと世界に浸透するK-コンテンツ

先週末、東京はまさに「K-Day」と呼ぶにふさわしい盛り上がりを見せました。K-POPグループの東方神起、TWICE、aespaが、日本を代表する各公演会場で2日間にわたり計37万人もの観客を動員したのです。同時期に開催されたにもかかわらず、これほど多くのファンが集まった事実は、各グループのファン層が性別や世代を超えて多様化し、差別化に成功していることを示しています。

グローバルコンテンツ市場において、「K(韓国)」という要素はもはや一時的な流行ではなく、主要な要素として定着しました。4年ぶりに活動を再開したBTSは韓国と日本を経て北米ワールドツアーに突入する予定です。また、K-POPを題材にマギー・カン(매기 강)監督が手掛けたNetflixアニメーション映画『K-POP:デーモン・ハンターズ』は、先月のアカデミー賞で2冠を達成。韓国系移民の物語を描きエミー賞で8冠に輝いたNetflixシリーズ『BEEF/ビーフ ~逆上~』は、続編で韓国を主要な舞台に設定しています。かつての産業規格のように、いまや「K」は国際的なコンテンツの質を保証する標準として認識され始めています。

■ 「韓国らしさ」の本質とは何か?ドキュメンタリーが提示する答え

K-コンテンツが持続可能な成長を遂げるために、今あらためて「韓国らしさ(Koreaness)」とは何かが問われています。先日、CJ ENM(韓国の総合エンタメ企業)が制作したドキュメンタリー『私はKです』が放送され、その本質についての議論が行われました。

この番組では、世界30カ国、2万7400人のファンと、韓国を代表する文化人43名が対話形式でK-コンテンツの本質を探りました。映画監督のパク・チャヌク(박찬욱)や、俳優のイ・ジョンジェ(이정재)ピョン・ウソク(변우석)らがインタービュアーとして登場し、海外ファンに意見を求めました。

そこで挙げられた「韓国らしさ」の要素は、平凡な人々が苦難を克服していく物語、共感と慰めを与えるメッセージ、そしてK-POPアーティストの節制されたパフォーマンスと洗練された外見などでした。

■ 自国では見慣れた「新派」が世界で評価される逆説

「2026海外韓流実態調査」によると、映画『パラサイト 半地下の家族』やドラマ『イカゲーム』が依然として高い人気を誇っています。これらの作品に共通するのは、格差社会という世界共通のテーマを、韓国特有の家族主義や「情(ジョン)」という情緒で描き出した点です。

他にも、『暴君のシェフ』(時代劇)、『涙の女王』(財閥)、『愛の不時着』(南北分断)といった、韓国社会の特殊性を素材にした作品が海外で高く支持されています。韓国国内では「新派(シンパ)」と呼ばれ、時に使い古されたお決まりの演出と捉えられがちな感情を揺さぶるドラマチックな要素が、海外の視聴者には新鮮な魅力として映っているという興味深い現象が起きています。

ドキュメンタリーに参加した作家のベルナール・ベルベール(베르나르 베르베르)やノーベル経済学賞受賞者のジェームズ・A・ロビンソン(제임스 A 로빈슨)らは、謙虚さと完璧主義を追求する姿勢、そして強固な連帯感を持つファン層が強力な成長エンジンになったと分析し、これを「コリアネスク(Korea-nesque:韓国風)」と呼びました。「最も韓国的なものが、最も世界的なものである」という言葉通り、K-カルチャーの時代が始まって20年以上が経った今も、その本質こそが世界を惹きつける最大の武器となっています。

出典:https://www.munhwa.com/article/11585506?ref=naver

📚 Buzzちゃんの豆知識

■ 新派(シンパ)

もともとは近代演劇のジャンルを指す言葉ですが、現在の韓国エンタメ界では「過度に感情に訴えかける、涙を誘うお決まりの演出」というニュアンスで使われることが多いです。韓国の視聴者には「ベタすぎる」と批判の対象になることもありますが、今回の記事のように、そのストレートな感情表現が海外では強みとして評価されています。

■ 情(ジョン)

単なる「愛情」よりも深く、絆や慈しみ、時には執着や哀れみまでも含む韓国特有の情緒です。家族や友人、時には見知らぬ人に対しても抱く強い連帯感の源であり、韓国コンテンツの物語の根底に流れる重要な精神的要素とされています。

Buzzちゃんの感想

韓国では「またこのパターンか」と思われがちなベタな演出が、世界では新鮮に受け入れられているというのは面白い発見ですよね。私は『財閥家の末息子』のようなスリリングな展開が大好きですが、最近は『涙の女王』のように、王道の切なさを真っ直ぐに描く作品の底力も再確認しています。皆さんは、これぞ韓国ドラマ!と感じる要素は「ハラハラする復讐劇」ですか?それとも「涙が止まらない純愛」ですか?

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