子役デビューから60周年を迎えたソン・スンファン(송승환)が、大邱の展示場「青文堂」で写真展を開催しました。1965年の初出演作から世界的人気作『ナンタ』の制作秘話まで、彼の波乱万丈な芸術人生を振り返ります。
■ 子役から国民的スター、そして世界的プロデューサーへ
韓国を代表する俳優であり、世界的パフォーマンス公演『ナンタ』の制作者としても知られるソン・スンファン(송승환)が、自身の俳優生活60周年を記念した写真展「私は俳優だ、ソン・スンファン」を大邱(テグ)北区の青文堂(地域の文化芸術拠点を担う展示空間)で開催しています。
2026年6月20日まで開催される今回の展示会では、彼が1965年に子役としてデビューした当時の貴重な白黒写真から、1980年代の青春スター時代のブロマイド、そして世界を席巻した『ナンタ』や2018年平昌冬季オリンピックの開会式・閉会式の総監督としての記録まで、彼の歩んできた道が膨大な写真と共に紹介されています。
会場を訪れたソン・スンファンは、自身のデビュー当時の写真を指差しながら「演技をしている時が一番楽しかった。だからこそ、ここまで来られたのだと思う」と感慨深く語りました。
■ 伝説の公演『ナンタ』と平昌オリンピックの舞台裏
展示の中でも特に注目を集めているのが、1997年に初演されたノンバーバル(言葉を使わない)パフォーマンス『ナンタ』のセクションです。韓国の伝統的なリズムを現代的にアレンジしたこの作品は、韓国公演として初めてブロードウェイ進出を果たしました。会場には当時のポスターや海外メディアの報道記事が展示されており、彼が俳優という枠を超え、いかにして韓国文化を世界に発信してきたかを物語っています。
また、世界中に衝撃を与えた「人面鳥」やドローン演出が話題となった2018年平昌冬季オリンピックの総監督としての資料も見どころの一つです。華やかな舞台の裏側で、3年6ヶ月に及ぶ過酷な準備期間を経て生み出されたクリエイティブの軌跡が、数々の会議資料や写真を通じて公開されています。
■ 「ただ、俳優として生きたい」これからの決意
ソン・スンファンは、今後について「新しいアイデアが浮かぶと我慢できない性格だが、今は何よりも俳優としての役割に忠実でありたい」と語り、原点回帰の姿勢を見せました。また、来年で30周年を迎える『ナンタ』については、初演のようなライブ演奏を強化する案や、当時のオリジナルキャストを再びステージに立たせる構想など、情熱的なプランを明かしています。
大邱の観客の熱心さに感謝を述べた彼は、この展示会を通じて「一人の人間がこれほど長く粘り強く生きてきた姿を見て、皆さんが小さな慰めを感じてくれたら嬉しい」とメッセージを送りました。
出典:https://www.idaegu.co.kr/news/articleView.html?idxno=550789
📚 Buzzちゃんの豆知識
■ ナンタ(NANTA)
1997年にソン・スンファンが制作した、韓国初のノンバーバル・パフォーマンスです。キッチンを舞台に、包丁やまな板などの道具を楽器に見立ててリズムを刻む姿が特徴で、言葉がわからなくても楽しめることから世界中で大ヒットしました。韓国の伝統リズム「サムルノリ」がベースになっています。
■ 子役出身の俳優
韓国では子役から活動を始め、大人になっても第一線で活躍し続ける俳優が非常に尊敬される傾向にあります。ソン・スンファンはその先駆けのような存在であり、60年もの間、スキャンダルなく走り続けてきたキャリアは後輩俳優たちの大きなロールモデルとなっています。
俳優さんとしてだけでなく、文化をプロデュースする力も本当に尊敬しちゃいますよね。最近のドラマでも重厚な演技を見せてくれますが、やっぱり『財閥家の末息子』のような緊迫感のあるミステリードラマで、存在感のある重鎮役を演じている姿をもっと見たいなと思っちゃいます!皆さんはソン・スンファンさんといえば、俳優としての姿とプロデューサーとしての姿、どちらの印象が強いですか?





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