韓国エンタメといえば、ドラマやK-POPだけでなく「ミュージカル」の熱気が凄まじいことをご存じでしょうか?ソウルのブロードウェイと呼ばれる「大学路(テハンノ)」を中心に、毎日どこかで豪華なステージが繰り広げられています。
そんな中、2026年の韓国ミュージカル界を彩る豪華なラインナップが早くも発表され、ファンの間で大きな話題となっています。伝説的な人気作の再演から、韓国の歴史を刻んだ野心的な創作ミュージカルまで。今回は、特に注目すべき10作品をピックアップしてご紹介します。
■「デスノート」に激震!キム・ジュンスが宿敵ライト役に
まず、日本のファンにとっても見逃せないのが「デスノート(데스노트)」です。日本発の人気漫画が原作ですが、今や韓国ミュージカル界を代表する人気レパートリーとなりました。
今回のシーズンで最大のトピックは、なんといってもキム・ジュンス(김준수)のキャスティングです。これまで「L(エル)」役として圧倒的なカリスマ性を見せてきた彼が、今回はなんと主人公の「夜神月(ヤガミ・ライト)」役として合流することが発表されました。
韓国では同じ演目に何度も出演する俳優が多いのですが、このように主要キャラクターを「入れ替えて」演じることは稀で、大きな挑戦として注目されています。圧倒的な歌唱力を持つジュンスが、正義と狂気の間で揺れるライトをどう演じるのか。チケット争奪戦は必至です。
会場D-CUBE リンクアートセンター(ソウル・新道林にある中大型劇場)
日程2025年10月14日 〜 2026年5月10日
■名作の帰還と「韓国発」の誇りを感じる創作ミュージカル
続いて注目したいのが、7年ぶりの再演となる「アンナ・カレーニナ(안나 카레니나)」です。トルストイの傑作をロシアの制作陣と韓国の俳優たちが作り上げる壮大なスケールの舞台。今回はオリジナルの演出家と振付師が来韓し、さらに完成度を高めると期待されています。
また、韓国ミュージカルの真骨頂といえば「創作ミュージカル(창작 뮤지컬)」です。海外ライセンス作品だけでなく、韓国独自の視点で制作された作品が非常に高いクオリティを誇ります。
2026年は、歴史をテーマにした重厚な作品が目白押しです。
「ヘーグ(헤이그)」は、1907年に高宗皇帝が日本の侵略を世界に訴えるためにオランダのヘーグへ特使を派遣した実話に基づいた物語。
そして「スイング・デイズ:暗号名A(스윙 데이즈: 암호명 A)」は、実在の実業家であり独立運動家でもあったユ・イルハン(유일한)博士をモデルにしています。
ここで注目なのが「スイング・デイズ」のキャスト陣。初演に続きユ・ジュンサン(유준상)とシン・ソンロク(신성록)が出演し、さらに実力派のパク・ウンテ(박은태)が新たに加わります。韓国ミュージカル界の「顔」とも言えるトップ俳優たちの競演は、まさに2026年のハイライトとなるでしょう。
■韓国の「美」と「恨(ハン)」を揺さぶる感動のステージ
韓国らしい情緒を味わいたいなら「西便制(ソピョンジェ / 서편제)」は外せません。パンソリ(韓国伝統の語り物)をテーマにしたこの作品は、2010年の初演以来、数々の賞を総なめにしてきた名作です。
韓国特有の感情である「恨(ハン=拭いきれない悲しみや情熱)」を昇華させた芸術の世界は、言葉の壁を越えて観客の涙を誘います。4年ぶりの再演ということもあり、往年のファンからも熱い視線が注がれています。
さらに、朝鮮時代の名画から着想を得た「夢遊桃源(モンユドウォン / 몽유도원)」は、東洋的な美学と現代の舞台技術が融合したファンタジー。現実と理想郷を行き来する幻想的な演出は、シャロッテシアター(ソウル・蚕室にある韓国初のミュージカル専用劇場)の豪華な設備でどう表現されるのか楽しみです。
■世界的ヒット作「ビリー・エリオット」も待機中
ファミリーや幅広い層に愛される「ビリー・エリオット(빌리 엘리어트)」も帰ってきます。バレエダンサーを夢見る少年の成長物語は、韓国でも「ビリー探し」と呼ばれる厳しいオーディションを勝ち抜いた子役たちの熱演が毎回大きな感動を呼びます。タップダンスやストリートダンスが融合したダイナミックな振付は、一見の価値ありです。
このほか、ドストエフスキーの





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