カンヌでホフ記者会見中に失礼な発言が波及、ファンから人種差別的と批判の声

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フランスの第79回カンヌ国際映画祭にて、ナ・ホンジン監督の新作映画『ホフ』の公式記者会見が行われました。出席した韓国人俳優らに対し、外信記者が名前も呼ばず無視するような態度を取り、物議を醸しています。

■ カンヌ映画祭の公式記者会見で起きた異例の事態
フランスで開催された第79回カンヌ国際映画祭において、2026年5月18日(現地時間)、ナ・ホンジン(나홍진)監督の新作映画『ホフ(HOPE)』の公式記者会見が行われました。この席にはナ・ホンジン監督をはじめ、主演のファン・ジョンミン(황정민)チョ・インソン(조인성)、そして世界的に活躍するチョン・ホヨン(정호연)、さらには海外キャストのマイケル・ファスベンダー(Michael Fassbender)、アリシア・ヴィキャンデル(Alicia Vikander)、テイラー・ラッセル(Taylor Russell)が出席しました。

騒動の発端となったのは、質疑応答の時間にマイクを握ったある外信記者の発言です。この記者は自身の所属や名前を明かさないまま、「こんにちは、マイケル。こんにちは、アリシア。残りの他の方々は誰だかよく分かりませんが」と前置きし、質問を開始しました。

■ 俳優たちの困惑と人種差別への疑念
記者の無礼な態度に対し、現場の空気は一変しました。チョン・ホヨンとテイラー・ラッセルは困惑した表情で顔を見合わせ、ベテラン俳優であるファン・ジョンミンとチョ・インソンも表情を硬くする様子が映像に捉えられています。

チョン・ホヨンはNetflixドラマ『イカゲーム』で世界的な認知度を誇り、テイラー・ラッセルもヴェネツィア国際映画祭での受賞歴がある実力派です。また、ファン・ジョンミンとチョ・インソンは韓国国内ではトップクラスの俳優であり、本作においても主演としてクレジットされています。

こうした背景から、名前を挙げたのが白人俳優の2人のみで、韓国人俳優と黒人俳優のテイラー・ラッセルを「残り」と一括りにした言動は、人種差別的な意図があるのではないかという指摘が相次いでいます。

■ 監督への敬意を欠く質問内容にも批判
当該記者の失礼な態度は、キャストへの挨拶だけに留まりませんでした。実生活で夫婦であるマイケル・ファスベンダーとアリシア・ヴィキャンデルに対し、「なぜこの二人をキャスティングしたのか。一人分の出演料で二人雇えるからか。夫婦パッケージのようなものか」といった、作品の本質とは無関係な質問を投げかけました。

さらに、ナ・ホンジン監督の名前を呼ぶこともなく「監督が答えられるなら」と発言。ナ・ホンジン監督は戸惑いながらも「私、私、私(が答えればいい)ですよね?」と聞き返してから回答する事態となりました。

この会見の様子がSNS等で拡散されると、ネットユーザーからは「国際舞台であからさまな人種差別だ」「最低限の礼儀もないレベルの低い記者だ」といった厳しい批判が殺到しています。

出典:https://biz.heraldcorp.com/article/10743294

📚 Buzzちゃんの豆知識

■ カンヌ国際映画祭(Cannes Film Festival)

フランスのカンヌで毎年開催される世界最高峰の映画祭です。韓国映画は近年、ポン・ジュノ監督の『パラサイト 半地下の家族』が最高賞のパルム・ドールを受賞するなど非常に高い評価を受けており、現地の記者会見も常に注目を集めています。

■ ナ・ホンジン(나홍진)監督

緻密な構成と圧倒的な緊張感で知られる韓国の映画監督です。代表作の『チェイサー』や『哀しき獣』、そして怪作と名高い『哭声/コクソン』などで世界中にファンを持ち、新作『ホフ』は多国籍なキャストが集結する超大作として期待されています。

Buzzちゃんの感想

せっかくのカンヌという華やかな舞台なのに、こんな失礼なことが起きるなんて本当に悲しいです。特にファン・ジョンミンさんやチョ・インソンさんのような大御所俳優さんたちが、名前すら呼ばれないなんて信じられません。私はナ・ホンジン監督の『哭声/コクソン』が大好きなので、新作の『ホフ』もすごく楽しみにしているんです。皆さんは今回の記者の態度について、どう感じましたか?「単なる不勉強」だと思いますか?それとも「意図的な差別」だと思いますか?

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