映画化も決定している話題のシナリオが、実力派キャストを揃えて2人劇のミュージカルとして誕生します。2026年6月25日から9月13日まで、ソウルの大学路にあるイエス24ステージ1館で上演されます。
■ 映画振興委員会の支援作が原作の新作ミュージカル
韓国の創作ミュージカル『解夢家(ヘモンガ)』が、来る6月25日の開幕発表とともに、期待を高めるキャストラインナップを公開しました。
本作は、2026年映画振興委員会(韓国の映画産業を支援する公共機関)の中予算韓国映画制作支援事業に選定された映画『解夢家』(原作:ハ・ギホ)のシナリオを脚色し、舞台化した作品です。物語は、夢を解釈する「解夢家」であるユギョンが、父の死を目撃したトラウマから毎晩同じ悪夢と不眠症に苦しむイサンを治療するために宮廷に入り、そこで繰り広げられる出来事を描いています。
朝鮮王朝の第22代国王である正祖(チョンジョ)が不眠症に悩まされていたという実際の歴史的記録をモチーフに、架空の人物であるユギョンを加えて想像力で作り上げた「2人劇の時代劇ミュージカル」という点でも注目を集めています。宮廷に入ったユギョンがイサンを癒やしていく過程で、誰も知らなかった隠された秘密が明らかになり、2人に危機が迫ることで関係性にも変化が生じていきます。
■ 昨年11月のトライアウト公演を経て完成度をアップ
『解夢家』は、昨年11月にアートフォレスト2館(ソウル・大学路にある小劇場)で約2週間にわたりトライアウト公演(本公演の前に行われる試演興行)が行われました。新鮮な素材とライブ演奏、そして俳優たちの熱演が観客から高い評価を得て、今回の本公演へと繋がりました。
今回の本公演では、トライアウト公演で証明された可能性をベースに、物語の補強や主要楽曲の修正・補完作業が行われ、作品としての完成度をさらに引き上げています。劇場の規模も大きくなるため、新しい舞台装置や演出によって、より没入感のあるステージを届ける予定です。
■ 豪華な実力派キャストが集結
巧みな話術と愉快な性格を持ち、街中でわずかな金銭を受け取って夢を読み解く解夢家「ユギョン」役には、4名の俳優がキャスティングされました。トライアウト公演でも繊細な演技を見せたファン・ドゥヒョン(황두현)が続投するほか、圧倒的な演技力を誇るチョン・ミン(정민)、強烈な存在感を放つキム・ドビン(김도빈)、そして安定した実力で劇の中心を支えるパク・ユドク(박유덕)が名を連ねています。
一方、トラウマによる不眠症と悪夢に悩まされる王世孫(ワンセソン:王の跡継ぎとなる孫)「イサン」役には、深いキャラクター解釈に定評のあるキム・ジオン(김지온)、安定した歌唱力のユン・ウノ(윤은오)、独自の魅力で観客を魅了するユン・ジェホ(윤재호)、そしてドラマ『シュルプ』など映像作品でも活躍するホン・ソンウォン(홍성원)が抜擢されました。
制作陣には、脚本のキム・ジシクと作曲のチョン・ヘジが再びタッグを組むほか、演出のチョ・ミンジ、音楽監督のキム・ウニョン、振付のイ・ヒョンジョン、そしてドラマターグ(作品の解釈や構成を専門的にサポートする役割)としてソン・ジョンワンが参加し、盤石の体制で挑みます。
📚 Buzzちゃんの豆知識
■ 正祖(チョンジョ)
朝鮮王朝第22代国王。ドラマ『赤い袖先』や『イ・サン』のモデルとしても有名です。父である思悼世子(サドセジャ)が米びつに閉じ込められて亡くなるという悲劇を経験しており、本作の「トラウマ」という設定もこの歴史的背景がモチーフになっていると思われます。
■ 大学路(テハンノ)
ソウルにある「演劇の街」として知られるエリア。大小100以上の劇場が集まっており、韓国のミュージカルファンにとっては聖地のような場所です。今回の公演会場である「イエス24ステージ」も、このエリアを代表する劇場の一つです。
歴史上の人物にフィクションを混ぜた時代劇ミステリーなんて、私の大好物なジャンルでワクワクしちゃいます!2人劇は俳優さんの演技力がダイレクトに伝わるから、実力派揃いの今回のキャストは本当に楽しみですよね。皆さんは、不器用だけど明るい「解夢家」と、心に傷を抱えた「王の孫」、どちらのキャラクターに惹かれますか?





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