内閣府の調査で、韓国に親近感を持つ日本人が54.7%に達したことが報告されました。10年前の33%から大幅に上昇しており、日韓関係を重要だと考える層は76.2%に及んでいます。
■ 日本人の過半数が韓国に「親近感」を抱く時代へ
2026年4月23日、ソウルで開催されたグローバルカンファレンス「K.E.Y. PLATFORM 2026」の特別セッションにて、日本社会における韓国認識の変化に関する発表が行われました。西日本新聞社の平原奈央子(ひらばる・なおこ)記者は、昨年日本内閣府が行った世論調査の結果を引用し、調査対象者の54.7%が韓国に親近感を感じていると明かしました。これは10年前の33%という数字から大きく躍進した結果です。
また、日韓関係を「重要だ」と考える日本人の割合は76.2%に達しており、両国の心理的な距離が急速に縮まっていることが浮き彫りになりました。
■ 政治的対象から「生活・文化の隣人」への変遷
平原記者は、日本における韓国のイメージが1980年代後半から大きく変わり始めたと分析しています。それまでの韓国は主に「国家的・政治的な存在」として捉えられていましたが、1988年のソウルオリンピックを機に、人々の生活や文化といった「顔の見える存在」として発見され始めました。
1980年代後半には、NHKでハングル講座『アンニョンハシムニカ?』の放送が始まるなど、草の根の交流が拡大。その後、2002年の日韓ワールドカップ前後から韓国のエンタメ情報が本格的に流入し、日本人の関心は芸能人だけでなく、韓国の生活文化や歴史そのものへと広がっていきました。
■ 韓流ファンが広げた「多層的な関心」
特に大きな転換点となったのは、韓国を訪れる日本人の男女比の変化です。2008年には、訪韓日本人のうち女性の割合が男性を上回りました。それ以前は仕事や遊興目的の男性客が中心でしたが、ドラマを通じて知った韓国文化を直接体験したいという女性たちの欲求が高まったことが要因です。
男性芸能人へのファン心から始まった関心は、やがて韓国特有の社会情勢や歴史への深い理解へと繋がりました。ファンは推しの背景を知るために、兵役制度や南北分断の現状、学歴競争、美容整形、さらには「財閥」の存在や古代史から現代史に至るまでの長い歴史の流れを学ぶようになったと平原記者は指摘しています。
現在の日本における韓国像は、個人の体験や興味の数だけ多様化しており、「知れば知るほど愛し、愛すれば愛するほど知りたくなる」という多層的な関係へと進化を遂げていると締めくくられました。
出典:https://www.mt.co.kr/industry/2026/04/23/2026042313475959942
📚 Buzzちゃんの豆知識
■ 財閥(チェボル)
特定の家族や一族が支配し、多角的な事業展開を行う巨大企業グループのことです。韓国経済において非常に大きな影響力を持っており、ドラマの題材としても頻繁に登場します。富の集中や後継者争いなど、韓国社会の光と影を象徴する存在として描かれることが多いです。
■ 兵役制度
韓国の成人男性に課せられる義務で、一定期間軍隊に所属して服務します。韓流ファンにとっては、大好きな俳優やアイドルの活動休止期間として避けて通れない話題です。この制度があることで、韓国の若者の人生観や友情、そしてドラマで描かれる男同士の絆にも深い影響を与えています。
私は『財閥家の末息子』のような、韓国社会のリアルな裏側が見えるドラマが大好きなんです。最近はドラマを通じて、財閥や学歴競争といった深いテーマに興味を持つ方が増えていると聞いて、すごく納得しちゃいました。単なるブームではなく、お互いの文化や歴史を尊重し合える関係になれたら素敵ですよね!皆さんは韓国のどんな部分をもっと深く知りたいと思いますか?食べ物や美容?それとも歴史や社会問題?
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