ブリジャートン家シーズン4のヒロインに大抜擢!韓国系女優ハ・イェリンが語るシンデレラではない自立した女性像

世界中で空前のヒットを記録しているNetflixオリジナルシリーズ『ブリジャートン家(19世紀初頭のロンドン社交界を舞台にした、貴族たちの恋愛とスキャンダルを描くドラマ)』。その最新作となるシーズン4のヒロインに、韓国系オーストラリア人俳優のハ・イェリン(하예린)が抜擢され、今大きな注目を集めています。

かつてドラマ『ヘイロー(同名の人気ゲームを実写化したSFアクション大作)』の記者会見で「東洋を代表するグローバル俳優になりたい」と語った彼女が、まさにその言葉通り「錦衣還郷(クミファンヒャン:成功して故郷に帰ること)」を果たしました。12月4日、ソウル・明洞(ミョンドン)で行われた記者会見に出席した彼女は、流暢な韓国語で現在の心境を語りました。

■ 伝説の舞台女優の孫娘から「世界のハ・イェリン」へ

ハ・イェリンは、韓国演劇界の重鎮として知られる大ベテラン俳優、ソン・スク(손숙)の孫娘としても有名です。韓国では、家系に著名な芸術家がいることは大きな注目ポイントになりますが、同時に「誰かの孫」というレッテルを乗り越える実力が試される厳しい環境でもあります。

彼女は会見で、「おばあちゃん(ソン・スク)が『以前はソン・スクの孫のハ・イェリンと呼ばれていたけれど、最近はハ・イェリンのおばあちゃんのソン・スクと呼ばれるようになった』と喜んでくれました。誇らしい反面、少し切ない気持ちもありますね」と語り、家族への深い愛情と、自身の成長への自負をのぞかせました。

オーストラリアで生まれ育った彼女ですが、今回のオーディションを受けたのは、意外にも韓国の忠清南道(チュンチョンナムド)にある泰安(テアン)に滞在していた時だったそうです。「エージェンシーから24時間以内に演技映像を送ってほしいと言われ、母がいる泰安で1日でセリフを覚えて撮影しました」というエピソードからは、チャンスを逃さない彼女の勝負強さが伝わってきます。

■ 「シンデレラ」の枠を超えた、意志の強いヒロイン像

『ブリジャートン家』シーズン4は、ジュリア・クインによる原作小説シリーズの第4巻『紳士とガラスの靴』をベースにしています。タイトルからも想像できるように、モチーフは「シンデレラ」です。社交界にあまり興味のないブリジャートン家の次男、ベネディクト・ブリジャートン(ルーク・トンプソン)が、仮面舞踏会で偶然出会ったメイドのソフィー・ベク(소피 백)と恋に落ちる物語です。

しかし、ハ・イェリンは自身の役どころを「単なるシンデレラではない」と断言します。「シンデレラは王子様が手を差し伸べた時に迷わずその手を握りますが、ソフィーはすぐには握りません。階級や外見、社会的地位を超えて、相手をありのままに見つめ、愛を勝ち取っていく物語なんです」と説明しました。

こうした「自立した女性像」は、現代の韓国ドラマでも非常に好まれる要素の一つです。守られるだけのヒロインではなく、自分の信念を持って運命を切り開く姿は、日本の韓流ファンの皆さんにとっても共感できるポイントではないでしょうか。

■ ハリウッドで高まる「アジア系俳優」の存在感

『ブリジャートン家』シリーズの大きな特徴の一つは、人種にとらわれないキャスティング(カラーブラインド・キャスティング)です。シーズン1ではレゲ=ジャン・ペイジ、シーズン2ではインド系のシモン・アシュリーが主演を務めてきましたが、東アジア系の俳優が主人公を務めるのは今回のハ・イェリンが初めてとなります。

彼女は、「4年前の『ヘイロー』の時と比べると、ハリウッドで有色人種の俳優に対してより公平で平等な態度が感じられるようになりました。特にアジア系俳優に多くの役が与えられていると感じます」と語り、時代の変化を肌で感じているようです。

アメリカを拠点に「ハ・イェリン」という本名で活動を続ける彼女ですが、「機会があれば韓国での活動もぜひ行いたい」と、韓国ドラマや映画への出演にも意欲を見せました。

『ブリジャートン家』という世界的なプラットフォームを通じて、アジア系女性の新しい魅力を発信し始めたハ・イェリン。彼女が演じる、凛としたソフィー・ベクの姿が今から待ちきれませんね!

「アジア版シンデレラ」として、世界中の視聴者を虜にすること間違いなしのハ・イェリン。彼女の堂々とした演技、皆さんはどんなところに期待していますか? ぜひコメントで教えてください!

出典:https://www.joongang.co.kr/article/25409279

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