パク・ジフン主演の弱漢ヒーローがNetflixで異例の逆走!ヒット映画 王と生きる男 が火をつけた俳優パク・ジフンの再発見

韓国のエンタメ界で今、一人の「演技ドル(演技もできるアイドル)」の評価が凄まじい勢いで跳ね上がっています。その主人公は、日本でも絶大な人気を誇るパク・ジフン(박지훈)です。

2026年2月26日、韓国のNetflix(ネットフリックス)ランキングに驚きの光景が広がりました。最新作がひしめき合う「今日のシリーズTOP 10」において、約4年前に公開されたドラマ「弱漢ヒーロー Class 1(약한영웅 Class 1)」が突如として3位にランクインしたのです。

新作でもない、数年前の作品がいわゆる「チャート逆走(人気が再燃すること)」を起こすのは、韓国のOTT(動画配信サービス)事情においても極めて異例。一体なぜ、今このタイミングで「弱漢ヒーロー」が再び脚光を浴びているのでしょうか?その裏には、韓国で1000万観客動員も射程圏内と言われる大ヒット映画と、監督をも唸らせたパク・ジフンの凄まじい俳優魂がありました。

■映画「王と生きる男」のヒットが呼び込んだ再ブーム

今回の逆走劇の最大のきっかけは、現在韓国の映画館を席巻している映画「王と生きる男(왕과 사는 남자)」にあります。2月25日時点で累計観客数652万人を突破したこの作品は、パク・ジフンが悲劇の王として知られる「端宗(단종/タンジョン)」を演じたことで大きな話題を呼んでいます。

ここで少し韓国の歴史を補足すると、端宗はわずか12歳で即位しながらも、叔父によって王位を奪われ、若くして命を落とした朝鮮王朝史上最も悲劇的な王の一人です。韓国人なら誰もが知る歴史上の人物であり、これまでも名だたる名俳優たちが演じてきた非常にハードルの高い役どころでもあります。

この大作映画のメガホンを取ったのは、「リバウンド(2023年のバスケットボール映画)」や「記憶の夜(2017年のミステリー映画)」で知られるヒットメーカー、チャン・ハンジュン(장항준)監督。実は監督がパク・ジフンをこの重要な役にキャスティングした決定的な理由が、「弱漢ヒーロー」での彼の演技だったというエピソードが明かされたのです。

監督は「弱漢ヒーロー」でのパク・ジフンの瞳に宿る独特の哀愁と、爆発的なエネルギーに惚れ込み、「彼しかいない」と確信したのだとか。この秘話が広まるにつれ、「あの名演技をもう一度見たい」「映画の端宗を演じるパク・ジフンの原点を確認したい」という視聴者が続出し、今回のNetflixでの逆走につながったというわけです。

■「Wanna Oneのパク・ジフン」から「俳優パク・ジフン」へ

今でこそ演技派としての地位を確立したパク・ジフンですが、日本のファンの皆さんにとっては、2017年に社会現象を巻き起こしたオーディション番組「PRODUCE 101 シーズン2」から誕生したグループ「Wanna One(워너원/ワナワン)」のメンバーとしての印象も強いのではないでしょうか。

「僕の心の中に保存(ネ マウムソゲ チョジャン)」というキャッチフレーズで愛されたアイドル時代のキュートなイメージを完全に脱ぎ捨てたのが、2022年に公開されたドラマ「弱漢ヒーロー Class 1」でした。

この作品で彼が演じたのは、天性の頭脳を持ちながらも、学校内の暴力に立ち向かっていく孤独な優等生ヨン・シ恩(연시은/ヨン・シウン)。華奢な体格でありながら、道具や心理戦を駆使して大男たちを圧倒していく姿、そして何よりも「目に狂気を宿した」と評された圧倒的な目力の演技は、視聴者に大きな衝撃を与えました。

韓国ではアイドルが俳優業に進出する際、演技力に対して厳しい目が向けられることも少なくありません。しかしパク・ジフンはこの一作で、そうした偏見を実力でねじ伏せました。今回のリバイバルヒットは、彼が単なる「人気のアイドル」ではなく、作品を牽引する「本物の俳優」として大衆に完全に認められた証拠だと言えるでしょう。

■ストイックすぎる役作り、1日リンゴ1個の生活

映画「王と生きる男」のヒットに伴い、最近出演した韓国の人気バラエティ番組「ユ・クイズ ON THE BLOCK(tvNの対談番組)」で彼が語ったエピソードも話題です。

悲劇の王・端宗を演じるにあたり、その衰弱していく姿を表現するため、なんと2ヶ月間、毎日リンゴ1個だけで過ごすという過酷なダイエットを敢行したそうです。もともと子役出身で芸歴は長い彼ですが、役に対するそのストイックな姿勢には、共演したベテラン俳優たちからも感嘆の声が上がっています。

現在、NetflixのTOP10内で2026年の新作ではない作品は、この「弱漢ヒーロー」だけ。公開から時間が経っても、良い作品は語り継がれ、新しいきっかけで再び輝き出すということをパク・ジフンが証明してくれました。

かつての「保存」ポーズで見せた愛くるしい笑顔から、復讐に燃える鋭い瞳、そして国を追われた王の悲しき表情まで。パク・ジフンの進化は、まだ始まったばかりかもしれません。

「弱漢ヒーロー」をまだ見ていない方は、映画のヒットで再び熱を帯びている今こそ、彼の「俳優としての覚醒」を目撃する絶好のチャンスです。また、シーズン2の公開も控えているだけに、この勢いは当分止まりそうにありません。

パク・ジフンのこれまでの道のりを思うと、今の成功は本当に胸が熱くなりますね。皆さんがパク・ジフンの「俳優としての凄み」を一番感じたシーンはどこですか?ぜひコメントで皆さんの「推しポイント」を教えてください!

出典:https://sports.khan.co.kr/article/202602261600003?pt=nv

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