韓国エンタメ界から、ファン待望の嬉しいニュースが飛び込んできました。あの「伝説のクイーン」が、ついに演技の舞台に戻ってきます!
ドラマ『椿の花咲く頃(2019年、コン・ヒョジン主演のヒューマンラブストーリー)』で、どこか憎めないキャラクター「ヒャンミ」を熱演し、視聴者の涙を誘ったソン・ダムビ(손담비)が、なんと約7年ぶりにドラマ復帰を果たすことが分かりました。
韓国メディアの報道によると、ソン・ダムビは現在、新しい「ショートフォームドラマ」の撮影に励んでいるとのこと。2019年にシンドロームを巻き起こした『椿の花咲く頃』以来、結婚や出産を経て、ついに女優としての第2幕をスタートさせます。
■ 夫からのサプライズも!撮影現場の心温まるエピソード
復帰のニュースが流れる直前の3月10日、ソン・ダムビは自身のSNSで幸せいっぱいの近況を報告していました。
「夫が準備してくれたサプライズのコーヒーカー。すっごく幸せ!ドラマの撮影頑張るね。旦那様、愛してる」
この「コーヒーカー(커피차)」とは、韓国独自の応援文化の一つ。ファンや家族、俳優仲間が撮影現場にカフェトラックを差し入れし、スタッフやキャストに飲み物や軽食を振る舞うものです。現場の士気を高める重要なイベントであり、特に家族からの差し入れは「愛されている証拠」として、韓国の芸能ニュースでもよく話題になります。
ソン・ダムビの夫は、元スピードスケート韓国代表のイ・ギュヒョク(이규혁)。二人の仲睦まじい様子に、ファンからも「理想の夫婦!」「復帰を支える旦那様が素敵」といった声が上がっています。
■ なぜ今「ショートフォームドラマ」が熱いのか?
今回の復帰作で注目すべきは、その形式です。ソン・ダムビが選んだのは、最近韓国で爆発的なトレンドとなっている「ショートフォームドラマ(숏폼 드라마)」です。
これは1話あたり1〜2分程度と非常に短く、スマホで縦型視聴することを前提としたコンテンツ。TikTokやYouTubeショート、Instagramのリール動画のような感覚で楽しめるドラマです。
「短時間で手軽に楽しみたい」というZ世代(MZ世代)のニーズを捉え、韓国では現在、驚くほどのスピードで制作数が増えています。かつては低予算のイメージもありましたが、最近では映画『エクストリーム・ジョブ(2019年の大ヒットコメディ映画)』のイ・ビョンホン(이병헌)監督や、映画『王の男(2005年の歴史的大作)』のイ・ジュニク(이준익)監督といった巨匠たちもこの分野に参入。さらに、NCTのジェノ(제노)やジェミン(재민)といったトップアイドルも出演するなど、まさに今、韓国で最も熱いコンテンツ市場と言えるでしょう。
ソン・ダムビの相手役を務めるのは、俳優のコ・ジュウォン(고주원)。彼はすでにパク・ハンビョル(박한별)とショートドラマでの共演経験があり、この新しいジャンルにおける「ベテラン」としてのリードが期待されています。
■ 歌手から「人生キャラクター」に出会うまで
今でこそ女優としてのイメージが強いソン・ダムビですが、もともとは2000年代後半に一世を風靡したトップ歌手です。
2007年にデビューし、『椅子ダンス』で社会現象を巻き起こした『狂ったみたい(미쳤어)』や、『土曜日の夜に(토요일 밤에)』などのメガヒット曲を連発。「韓国のビヨンセ」とも呼ばれるほどの圧倒的なカリスマ性を誇りました。
その後、2010年代から本格的に女優へと転身。当初は「アイドル出身俳優」という厳しい目で見られることもありましたが、それを実力で跳ね返したのが前述の『椿の花咲く頃』でした。
彼女が演じたヒャンミは、世間の偏見の中で傷つきながらも懸命に生きる、非常に複雑な感情を持つキャラクター。視聴者は彼女の切ない演技に魅了され、最高視聴率は23.8%を記録。ソン・ダムビはこの作品で「KBS演技大賞」の新人賞を受賞し、まさに自身の「人生キャラクター(인생 캐릭터:役者人生を代表する最高の役)」を更新したのです。
■ 困難を乗り越えて掴んだ「ママ」としての復帰
絶頂期にいた彼女が、なぜ7年もの空白期間を置いたのか。そこには一人の女性としての歩みがありました。
ソン・ダムビは結婚後、妊活についてもオープンに発信してきました。韓国では近年、芸能人が試験管ベビー(体外受精)の過程を公表し、同じ悩みを持つ人々を勇気づけるケースが増えています。彼女もまた、不妊治療の苦労や葛藤を率直に明かし、多くの共感を得てきました。
そしてついに待望の第一子を授かり、出産。今回の復帰は、母となってさらに深みの増した演技を披露する絶好の機会となります。
かつての「セクシークイーン」から、演技派女優、そして一児の母へ。
長い沈黙を破り、新しい時代のドラマ形式で戻ってくる
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