世界中で社会現象を巻き起こしたNetflixドラマ『ザ・グローリー 〜輝かしき復讐〜』。その中で、強烈な印象を残した「あの女優」を覚えていますか?そう、派手で虚栄心の強い客室乗務員、チェ・ヘジョンを演じたチャ・ジュヨン(차주영)です。
今、韓国では彼女の「あまりの変貌ぶり」が大きなニュースとなっています。現在放送中の最新ドラマ『クライマックス(클라이맥스)』(ENAチャンネルの新ドラマ)で彼女が見せている演技が、前作のイメージを完全に塗り替えるほどの衝撃を与えているのです。
今回は、今まさに韓国で熱い視線を浴びているチャ・ジュヨンの“演技力”と、彼女が挑んでいる「設定てんこ盛り」な難役について詳しく紐解いていきましょう。
■ 放送2回で視聴率急上昇!話題のドラマ『クライマックス』とは?
3月16日に韓国のケーブルチャンネル「ENA(『ウ・ヨンウ弁護士は天才肌』を放送した放送局として日本でも有名です)」でスタートした『クライマックス』。このドラマは、韓国の頂点に立つために権力のカルテルに飛び込んだ検事、パン・テソプ(チュ・ジフン(주지훈))と、彼を取り巻く人々の熾烈な生存競争を描いたサスペンスです。
政治、財界、そして芸能界という一見異なる世界が交差する中で、裏切りや協力、欲望が渦巻くストーリー展開に、視聴者は早くも釘付け。第1話の視聴率2.9%から、第2話で早くも3.8%まで急上昇しており、韓国のDisney+(ディズニープラス)では公開と同時に「今日の韓国TOP10シリーズ」で1位を獲得しました。
この勢いの中心にいるのが、チャ・ジュヨン演じるイ・ヤンミというキャラクターです。
■ 「設定過多」な役柄を飲み込むチャ・ジュヨンの存在感
今回、チャ・ジュヨンが演じているイ・ヤンミは、韓国屈指の財閥「WRグループ」の会長クォン・セミョン(キム・ホンパ(김홍파))の「後妻」であり、グループ傘下の「WRホテル」の社長という、まさにドラマチックな設定の塊のような人物です。
韓国ドラマにおいて「財閥の後妻」や「ホテルの女社長」という設定は、しばしばステレオタイプな悪役として描かれがちですが、チャ・ジュヨンはここに独自の「重厚感」を加えました。
特に話題を呼んでいるのが、韓国ドラマ界のレジェンドともいえる大先輩ハ・ジウォン(하지원)(チュ・サンア役)との対峙シーンです。チャ・ジュヨンは、ハ・ジウォンの顔に生卵を投げつけ、それを無慈悲に踏みにじるという、戦慄を覚えるほどの冷酷な表現力を披露しました。
このシーンが放送されるやいなや、SNSでは「圧倒的な名シーンが誕生した」と絶賛の声が相次ぎました。チュ・ジフンやオ・ジョンセ(오정세)といった演技派俳優たちの中でも、決して埋もれることのない彼女のオーラは、今の韓国エンタメ界でも屈指の注目度を誇っています。
■ なぜ「イ・スジが動く」と言われているのか?
韓国のネット掲示板やSNSでは、チャ・ジュヨンの演技に対して「イ・スジ(이수지)が、はっきりさせるだろう」という独特なコメントが飛び交っています。
これには少し解説が必要です。イ・スジとは、韓国で絶大な人気を誇るコメディアン(お笑い芸人)で、旬の俳優や話題のキャラクターを完璧にコピーする「人間コピー機」として知られています。彼女が特定の俳優をパロディにするということは、そのキャラクターが「今、最もホットで象徴的な存在である」という一種の証明でもあるのです。
「イ・スジが動く(パロディにする)」と言われるほど、チャ・ジュヨンの作り上げたキャラクターが独創的で、人々の記憶に強く残っているというわけですね。
また、視聴者からは以下のような驚きの声も上がっています。
「『ザ・グローリー』の時の彼女はどこへ? 本当に同じ俳優なの?」
「発声やトーンが全く違う。役に合わせて声を自在に操っているのがすごい」
「設定が多すぎて浮いてしまいそうな役なのに、チャ・ジュヨンが演じると説得力がある」
このように、前作『ザ・グローリー』で見せた「軽薄な美貌」というイメージを完全に脱ぎ捨て、知的で冷徹な「権力者」へと変貌を遂げた彼女に、多くのファンが魅了されています。
■ 俳優チャ・ジュヨンの「これから」に注目!
ドラマ『クライマックス』は全10話構成で、これからもさらに複雑な人間模様が描かれる予定です。
かつての韓国ドラマであれば、財閥のキャラクターは単に「お金持ちで意地悪」な存在として描かれることが多かったのですが、最近のトレンドは、その人物が抱える孤独や、権力を守るための切実な闘争など、より多層的な内面を映し出すことにあります。
チャ・ジュヨンが作り上げるイ・ヤンミという女性が、今後どのような「亀裂」を物語に生じさせていくのか。そして、ハ・ジウォンやチュ・ジフンといったトップスターたちとどのような火花を散らすのか、目が離せません。
『ザ・グローリー』で彼女を知った方も、まだ彼女の作品を見たことがない方も、この『クライマックス』での「化け方」を見れば、きっとチャ・ジュヨンという俳優の底知れぬ魅力に気づくはずです。
「チェ・ヘジョン」という大きな当たり役を超えて、自らの力で新たな代表作を掴み取ろうとしているチャ・ジュヨン。皆さんは、彼女のどのような演技に惹かれますか? 前作とのギャップや、最新作での痺れるような名シーンについて、ぜひ皆さんの感想をコメントで教えてくださいね!
出典:https://www.starnewskorea.com/star/2026/03/19/2026031908571884929
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