韓流ファンの皆さんにとって、推し俳優や推し芸能人の新しい挑戦は何よりも嬉しいニュース。今週のK-エンタメシーンは、そんな応援心をくすぐるような華やかな動きが相次ぎました。映像作品の中での輝く姿を見慣れたスターたちが、新しいフィールドで勝負を仕掛ける様子を追ってみましょう。
■スクリーンを超えて舞台へ――イ・ドンフィ(이동휘)の挑戦
映画やドラマで培ってきた個性的な演技力を武器に、新たな高みを目指す俳優がいます。イ・ドンフィ(이동휘)です。これまで彼は、画面を通じて視聴者の心を掴んできた繊細な表現力の持ち主として知られてきました。しかし今回、彼が選んだのは映像ではなく、生身の舞台です。
二度目の演劇出演となる今作で、イ・ドンフィが演じるのは、第二次世界大戦期の歴史上の英雄――天才数学者のアラン・チューリング。映像作品ではできない、観客との息遣いまで感じ取れる舞台という空間で、彼はこの複雑な人物像に向き合っています。
「エニグマをご紹介しましょう!」というセリフからも感じられるように、この演劇作品『チューリングマシン』は、歴史の影に隠れた一人の天才の孤独と、時代による不当な暴力を繊細に描き出しています。イ・ドンフィはインタビューで、「この人物の孤独感を、現代社会を生きている私たちが共感・共有できるなら、非常に意味深い作品だと考えた」とコメント。舞台という制約された空間の中で、現代とのつながりを見出そうとする彼の姿勢が伺えます。
■オ・マイガールのアリン、アイドルから女優へ
アイドルとしての活動で輝きを放ってきた彼女が、今度はスクリーンで新しい顔を見せようとしています。ガールズグループ『オ・マイガール』(오마이걸)のメンバー、アリン(아린)です。
アリンが今回挑むのは、オフィスコメディ映画『マッド・ダンス・オフィス』。アイドルとして見せる爽やかで親しみやすいイメージを一度脇に置き、完璧主義者の母親による過度なコントロールに疲れ果てた女性を演じます。その名もハリという役。多くの人が経験する親子間の葛藤を軸に、観客の共感を呼び起こす狙いです。
アリンはインタビューで「オ・マイガール時代の経験も役に立つ部分もありますが、演技をすればするほど、現場で多くを学んでいます」と語りました。アイドルの世界で培った経験を活かしながらも、俳優としての成長を着実に重ねている様子が伝わってきます。彼女がスクリーンで見せる「演技」という新たな武器は、多くのファンの目を引き付けることになるでしょう。
■『폭君の料理人』の人気者が映画初出演
ドラマ『폭君の料理人』(ぼっくんのりょうりにん)の大ヒットで、韓流の新星として台頭してきたイ・チェミン(이채민)。この彼が、ついに大スクリーンの世界へと足を踏み入れます。
映画『우리는 매일매일』(わたしたちは毎日)は、誰もが一度は夢見た学生時代のロマンスを描いた青春映画。来月4日の公開を控え、期待が高まっています。この作品には特別な背景があります。故キム・セロン(김새론)の遺作となっているのです。セロンを失った悲しみの中、彼女が残した作品が観客と出会うことになる――その感慨深さもあり、映画界でも注目度の高い一作となっています。
イ・チェミンが演じるのは、思春期の迷いを象徴するようなオ・ホス(오호수)という少年。彼はキャストコメントで「思春期は迷いの時期だと考え、そのため人物の理解に時間がかかりませんでした」とコメント。ドラマで見せた好演を経て、映画という新しいステージでも彼がどのような世界観を作り上げるのか、注目が集まっています。
■アイオアイ、デビュー10周年で再集結
そして、K-POPの歴史に残る大きな動きもニュースになっています。プロジェクトガールズグループ『アイオアイ』(I.O.I、아이오아이)が、デビュー10周年を迎えるにあたり、メンバー全員での再結成を発表したのです。
このグループからは、チョン・セジョン(정세정)、チョンハ(청하)、チョン・ソミ(전소미)、チョン・チェヨン(정채연)など、現在K-POPシーンで活躍する数多くのスターが輩出されてきました。2015年に一度限りの活動で注目を集めたこのプロジェクトが、2017年以来およそ9年ぶりに新しいアルバムをリリースし、アジアツアーも敢行する予定です。
ファンにとって、かつての推しが別々のグループで活躍する中での再結成は、かつての栄光を思い出させてくれる特別な瞬間になるはずです。
出典:https://news.kbs.co.kr/news/pc/view/view.do?ncd=8492958&ref=A
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