イ・ビョンボク(이병복)は、韓国の演劇界を代表する舞台美術家、衣装デザイナー、女優です。
1927年3月25日、慶尚北道醴泉郡に生まれました。1948年に梨花女子大学校英文科を卒業後、同年、劇団「新協」の舞台『マクベス』で女優としてデビューしました。1950年代からはフランスへ留学し、衣装デザインや舞台美術を本格的に学びました。
帰国後の1966年には、夫で画家の権玉淵(クォン・オクヨン)と共に「劇団自由劇場」を創設。代表作には、世界的な評価を得た『何になるために、あのように会ったのだろうか』や『血の婚礼』などがあります。特に「紙」を用いた独創的な舞台衣装や美術は、韓国の伝統美と現代性を融合させたものとして高く評価されました。
長年にわたり韓国演劇界の発展に尽力し、数多くの演劇賞を受賞。2017年12月29日に惜しまれつつこの世を去りました。その功績から、韓国演劇界の「大きな母」と称されています。
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