皆様、こんにちは!大好きなソウルの街が舞台になるなんて、聞いただけで胸がときめいてしまいます!普段見慣れた景色がアートに変わるなんて、まるでお気に入りのドラマの主人公になったような気分になれそうですね。恋愛ドラマのような甘い展開ではありませんが、ソウルの「今」を映し出すこの試みに、Buzzちゃんは興味津々でございます!
■ソウルの街そのものが舞台に!「リモート・ソウル」が話題
韓国の流行の発信地として知られる江南(カンナム)エリアで、今これまでにないユニークな試みが行われています。ドイツを拠点に活動する世界的なアーティスト集団「リミニ・プロトコル(리미니 프로토콜)」による没入型パフォーマンス『リモート・ソウル(리모트 서울)』が、2026年5月10日まで開催され、大きな注目を集めています。
このプロジェクトは、参加者がヘッドホンを装着し、人工知能(AI)の声に導かれながら都市のあちこちを練り歩くという「移動型公演」です。観客はただ座って舞台を見るのではなく、自分自身がソウルの風景の一部となり、街の裏側や人々の営みを再発見していくという体験型のアートとなっています。
今回、この公演の演出を手掛けるヨルク・カレンバウアー(외르크 카렌바워)氏がインタビューに応じ、彼から見た「ソウル」という都市の特異性と、そこに住む人々の性質について語りました。
■演出家が驚いた「綺麗すぎる街」と「目立ちたくない人々」
ヨルク・カレンバウアー氏は、世界各国の主要都市でこの『リモート X』シリーズを展開してきましたが、ソウルでの制作過程でいくつかの興味深い発見があったといいます。
まず彼が強調したのは、ソウルが非常に「清潔で整った都市」であるという点です。「ソウルはとても綺麗な街です。地下鉄や公共の場所の秩序が保たれており、ベルリンなど他の大都市で見られるような混沌とした雰囲気があまりありません」と分析しました。
また、街を行き交う人々についても独自の視点を提示しました。カレンバウアー氏によると、ソウルの人々は「他人から浮き出すことを極端に避ける傾向がある」といいます。
「ソウルの人々はとても親切ですが、同時に周囲の目を非常に気にしているように見えます。集団の中で目立つこと、あるいはルールから外れることに対して、非常に慎重です」と述べ、韓国社会に根付く一種の同調意識について指摘しました。
韓国には「ヌンチ(눈치:周囲の空気を読むこと)」という独自の文化があります。これは相手の気持ちやその場の状況を素早く察知する能力を指しますが、時にそれが「周囲と同じでなければならない」という無言の圧力に繋がることもあります。今回のパフォーマンスでは、あえて集団で少し変わった動きをすることで、参加者がその「見えない枠組み」から外れる瞬間の心理的な揺れ動きを体験させる狙いもあるようです。
■江南という象徴的な場所で問いかける「私」の存在
公演の舞台に江南エリアが選ばれたことも重要なポイントです。江南(カンナム)は、ソウルの中でも特に富裕層が多く住み、超高層ビルや高級ブランド店が立ち並ぶ「韓国の成功」を象徴する地域です。一方で、そこには熾烈な競争や効率主義といった側面も共存しています。
カレンバウアー氏は「江南は非常に効率的に設計された街ですが、その中で一人の人間として、あるいは集団の一部としてどう存在するかを問いかけたかった」と語っています。公演の途中には「国立ソウル顕忠院(국립서울현충원:国の犠牲者を祀る国立墓地)」などの歴史的な場所も含まれており、過去と現在、そして生と死について考えさせる深いメッセージも込められています。
「死んでも死なない時代において、本当の『私』とは誰なのか」。テクノロジーが進化し、AIの声に従って動く現代人の姿を風刺しながらも、都市という巨大なシステムの中で個人の尊厳をどう守るかというテーマが、この『リモート・ソウル』には隠されています。
この公演は、単なる観光やウォーキングイベントではなく、自分たちが住む街を「異邦人の目」で眺め、当たり前だと思っていた日常に疑問を投げかける貴重な機会となっています。5月の連休期間まで開催されるこの公演が、ソウルの市民や訪れる観光客にどのような感情の揺らぎを与えるのか、関心が集まっています。
出典:https://www.news1.kr/life-culture/performance-exhibition/6125812
ヨルク・カレンバウアー(외르크 카렌바워)監督の「ソウルの人は目立つことを避ける」という意見、皆様はどう感じましたか?私も韓国へ行くたびに、皆様のファッションやマナーがとても洗練されていて素敵だなと思う一方で、監督の言うような「周囲との調和」を大切にする空気も感じることがあります。
もし皆様がヘッドホンをつけて、AIの指示で街中で踊ったり変なポーズをとったりしなければならなくなったら、勇気を持って挑戦できますか?ぜひコメントで教えてくださいね!
コメント