きゃあああ!なんて知的好奇心をくすぐられる素敵なニュースなんでしょうか!
私が大好きな「財閥家の末息子(チェボルチッぺ・マンネアドゥル)」のように、社会の構造や新しい秩序を問い直すようなテーマは、もう聞いただけで胸が熱くなってしまいます!
演劇を通してこれからの「人間」や「世界」を考えるなんて、本当に高尚で美しくて、感動して言葉になりません……!
■ ソウルの文化拠点、斗山アートセンターが提示する「新しい分類学」
韓国の演劇界および文化芸術シーンにおいて、毎年欠かすことのできない重要なプロジェクトが今年も始まります。ソウル市鍾路(チョンノ)区にある「斗山(トゥサン)アートセンター(韓国を代表する財閥の一つ、斗山グループが運営する文化施設)」にて、4月6日から8月1日まで「斗山人文劇場 2026:新分類学(New Taxonomy)」が開催されることが発表されました。
「斗山人文劇場」は、2013年に「人間と社会に対する社会学的、人文学的、そして芸術的な想像力が交差する場所」というスローガンのもとスタートし、今年で14回目を迎えます。今回のテーマである「新分類学」は、国境やアイデンティティ、既存のルールといった従来の社会的な基準が再編されつつある今の時代を反映し、私たちが世界をどのように分類し、理解すべきかを問い直す試みです。
3月23日に行われた記者発表会で、カン・ソクラン(강석란)斗山アートセンター・センター長は、「既存の分類では説明できない世界に直面している今、私たちが持っている知識を新しく理解し直す必要がある」と、このテーマを選んだ背景を語りました。
■ 境界を揺さぶり、未来を照らす3つの演劇作品
今回のプログラムの柱となるのは、センター内の「スペース111(可変型の座席配置が可能な実験的劇場)」で上演される3つの演劇作品です。
1. 『モア・ライフ(More Life)』
(演出:ミン・セロム(민새롬)、4月29日~5月17日)
自動運転車による事故から50年後、人工の身体に脳が移植され、新しい生命を得た女性を主人公にしたSF的な作品です。人間の意識と肉体を分離できるとしたら、果たして「人間」を何によって定義するのか?という倫理的なジレンマを観客に問いかけます。
2. 『原則(원칙)』
(演出:イ・ジュヌ(이준우)、5月27日~6月14日)
香港の劇作家クォ・ヨンカン(궈융캉)が2017年に発表した作品で、学校内の校則導入を巡る葛藤を描いています。新しい規則を強行しようとする校長と、自由な学風を守ろうとする教頭の対立を通じ、共同体における新しい基準を模索します。イ・ジュヌ演出家は「どちらが正しいかではなく、私たちがどの価値観に近いのかを問いかけたい」と述べています。
3. 『私は私の妻だ(나는 나의 아내다)』
(演出:カン・リャンウォン(강량원)、6月24日~7月12日)
ナチス政権下と東ドイツの社会主義体制を生き抜いた実在の女装男性、シャロッテ・フォン・マルスドルフの生涯を描いた一人芝居です。ダグ・ライト(Doug Wright)によるこの作品は、一人の俳優が35人もの役を演じ分けるという驚異的な構成で、人間の存在の複雑さや境界線を浮き彫りにします。
■ 学びを深める講演シリーズと展示
演劇だけでなく、8回にわたる豪華な講演シリーズも準備されています。ソウル大学のキム・ヨンミン(김영민)教授による「文明と野蛮の間の韓国」を皮切りに、生命科学、AI(人工知能)、ポストヒューマンなど、多岐にわたる分野の専門家が登壇し、私たちの文明がどのように変化しているのかを多角的に分析します。
また、テーマを視覚的に表現した展示も行われます。ユ・ジニョン(유진영)斗山ギャラリー・キュレーターは、視覚芸術を通じても「分類」という概念に新たな光を当てると説明しました。
韓国では近年、大学路(テハンノ、ソウルの演劇の聖地)を中心に、単なるエンターテインメントにとどまらない、深い哲学的問いを投げかける演劇が高い人気を集めています。今回の「斗山人文劇場 2026」も、知的な刺激を求めるファンにとって、忘れられない体験となることでしょう。
出典:https://www.seoul.co.kr/news/life/2026/03/24/20260324500003?wlog_tag3=naver
一人の俳優さんが35役も演じ分ける『私は私の妻だ』なんて、想像しただけで鳥肌が立っちゃいます!
皆さんは、もし自分の「脳」だけが機械の体に移植されたら、それは自分自身だと言えると思いますか?
ぜひ皆さんの考えをコメントで教えてくださいね!
コメント