皆様、もし今の韓国に「王室」が存在していたら…と想像したことはありませんか?伝統的な韓服を美しく着こなす現代の王子様や王女様なんて、考えただけで胸がときめいてしまいます!私の大好きな「財閥家の末息子」のような華やかな世界観とも通じるところがあって、このジャンルは本当に目が離せません!
■韓国ドラマ界を彩る「もしも」の世界、君主制ファンタジーの歩み
「もし大韓民国が立憲君主制だったら?」という魅力的な設定で、20年もの間、視聴者を虜にしてきたドラマのジャンルがあります。その系譜は、2006年の伝説的大ヒット作から、現在制作が進められている最新作まで、絶えることなく受け継がれてきました。
この「君主制ファンタジー」の火付け役となったのは、2006年にMBCで放送されたドラマ「宮(クン)〜Love in Palace(現代の韓国に王室が存続しているという設定のラブコメディ)」です。ユン・ウネ(윤은혜)演じる平凡な女子高生が、チュ・ジフン(주지훈)演じる皇太子と政略結婚することから始まる物語は、最高視聴率27.1%を記録する社会現象を巻き起こしました。
この作品の魅力は、何といっても伝統と現代の融合にありました。皇室の厳格な礼儀作法と、現代の若者の感性がぶつかり合う様子は新鮮で、劇中で披露された現代風にアレンジされた韓服(ハンボク:韓国の伝統衣装)などのデザインも大きな注目を集めました。
■多様化する王室ドラマの世界観
「宮」の成功以降、韓国ドラマ界では様々な形の「現代版・王室」が描かれるようになります。
2011年の「マイ・プリンセス」では、キム・テヒ(김태희)とソン・スンホン(송승헌)というトップスターが共演し、一夜にして皇女となった女子大生の奮闘を描きました。また、2012年の「キング〜Two Hearts」では、イ・スンギ(이승기)とハ・ジウォン(하지원)が主演を務め、韓国の王子と北朝鮮の特使が政略結婚するという、南北問題を背景にした重厚なラブロマンスへと進化を遂げました。
さらに2018年には、チャン・ナラ(장나라)とシン・ソンロク(신성록)による「皇后の品格」が登場。こちらは、これまでのロマンス中心の展開とは一線を画し、皇室内の陰謀や殺人事件といったミステリー要素を強めた刺激的なストーリーで高視聴率を叩き出しました。
2020年には、「トッケビ」などで知られるヒットメーカーの脚本家、キム・ウンスク(김은숙)が手掛けた「ザ・キング: 永遠の君主」が放送されました。イ・ミンホ(이민호)とキム・ゴウン(김고은)が主演し、並行世界(パラレルワールド)を行き来するという壮大なスケールのファンタジーとして、OTT(Netflixなどの動画配信サービス)を通じて世界的な人気を博しました。
■20年の節目に現れた期待の新星「大君夫人」
そして今、この系譜を継ぐ最新作として注目を集めているのが、MBCで放送予定の「21世紀 大君夫人(テグンブイン)」です。
主演には、ドラマ「コッソンビ熱愛史」などで実力を証明したシン・イェウン(신예은)がキャスティングされました。物語は、王家の次男である「大君」の妻、つまり「大君夫人」の座を巡る現代版のシンデレラストーリーになると報じられています。
本作で見逃せないのが、シン・イェウン演じるヒロインのキャラクターです。これまでの受動的なお姫様像ではなく、現代を生きる一人の女性として、いかにして王室という特殊な環境で自分の道を切り開いていくのかが描かれる予定です。
韓国は歴史上、1910年の韓国併合をもって王朝が終焉を迎え、現在は共和制国家です。そのため、韓国の人々にとって「もし王室が続いていたら」という設定は、単なるファンタジー以上の、歴史への憧憬や「もしも」という知的好奇心を刺激する特別なテーマなのです。
また、こうしたドラマは「K-ファンタジー」として、華麗な王室文化を視覚的に楽しませてくれるだけでなく、権力構造の中での人間模様や、格差社会への風刺といった深いメッセージを込めることも可能にしています。
20年という長い歳月を経て、再びMBCが世に送り出す君主制ファンタジー「21世紀 大君夫人」が、どのような新しい風を吹き込むのか、韓流ファンの熱い視線が注がれています。
出典:https://www.kmib.co.kr/article/view.asp?arcid=0029564362&code=61181811&cp=nv
「宮」が放送されてからもう20年も経つなんて、月日の流れは本当に早いですね!シン・イェウンさんがどんな新しい「プリンセス」の姿を見せてくれるのか、今から楽しみで夜も眠れそうにありません。
皆さんが一番「この世界観に入り込みたい!」と思った韓国の王室ドラマは何ですか?ぜひ教えてくださいね!
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