「韓国ドラマは面白いけれど、1話が長くて見始めるのに勇気がいる……」そんな風に感じている方に朗報です。今、韓国のエンタメ界では、1話がわずか1〜2分で完結する「ショートフォム(ショート動画)ドラマ」が爆発的な人気を呼んでいます。
そんな中、ショートドラマ界のトップランナーとして知られる制作会社「スタジオターゲット(스튜디오타겟)」が、待望の新作2タイトルを全世界に向けて同時公開することを発表しました。隙間時間でサクッと楽しめる、新しいKドラマの波がすぐそこまで来ています。
■「小説の中のイケメンと恋に?」ロマンスから痛快な復讐劇まで
今回公開されるのは、韓国ドラマの王道要素をギュッと凝縮した2つの作品です。
まずは、ロマンスファン必見の『小説の主人公と恋が始まりました(소설 속 주인공과 연애가 시작되었다)』。
恋愛経験ゼロのヒロインが、ひょんなことから小説の中の登場人物たちと予期せぬ縁を結んでいくというファンタジー・ロマンスです。韓国では「ロパン(로판)」と呼ばれる「ロマンス・ファンタジー」ジャンルがウェブ小説やマンガで大流行していますが、そのドラマ版とも言える本作。異世界や物語の世界に入り込む設定は、日本の「なろう系」や「異世界転生もの」にも通じる楽しさがあります。
もう一作は、タイトルからしてインパクト抜群の『女王様にビンタしました(여왕님의 싸대기를 때렸습니다)』。
こちらは、親友だと思っていた二人の間に流れる不穏な空気と、そこから始まる痛快な復讐劇を描いています。韓国ドラマのお家芸とも言える「マクチャンドラマ(展開が激しく、現実離れした愛憎劇)」の面白さを、ショートドラマならではのスピード感で再現。ストレス発散間違いなしの展開が期待されています。
■「タイパ」重視の韓国で生まれたスナックカルチャー
なぜ今、韓国でこれほどまでにショートドラマが勢いを持っているのでしょうか。背景にあるのは、韓国の「パルリパルリ(早く早く)」文化と、時間対効果を重視する「タイパ(タイムパフォーマンス)」への強い意識です。
韓国では今、お菓子を食べるように短時間でコンテンツを楽しむ「スナックカルチャー(스낵 컬처)」が完全に定着しています。通勤電車の中や、お昼休みのわずかな時間、寝る前の数分。そんな隙間時間に、映画レベルのクオリティで制作されたドラマをスマホで縦型視聴するのが、Z世代を中心に主流となっているのです。
スタジオターゲットは、すでに『私の夫が私を殺した(내 남편이 나를 죽였다)』がアジアのショートドラマプラットフォーム「ReelShort(リルショット)」でTOP10入りを果たすなど、その実力は折り紙付き。今回の新作も、東南アジア、香港、インド、台湾などですでに版権契約が完了しており、まさに「Kショートドラマ」のグローバル化を象徴する動きとなっています。
■次世代のスター候補!「ライジングスター」たちの競演
ショートドラマのもう一つの楽しみは、これから大ブレイクしそうな若手俳優=「ライジングスター」をいち早くチェックできることです。
今回の新作には、シン・ハンギョル(신한결)、チョン・ジス(정지수)、ハン・ジョンワン(한정완)、チョン・スンホ(천승호)といった、モデル出身や実力派の若手が勢揃い。さらに、イ・ヒョンギュ(이형규)、カン・テウ(강태우)など、キャラクターにぴったりのキャストがキャスティングされています。
韓国の芸能界では、こうしたウェブドラマやショートドラマで注目を集め、地上波のドラマや映画の主役に駆け上がるケースが非常に増えています。まさに「未来の推し」を青田買いできる絶好のチャンスと言えるでしょう。
■ドラマの中に登場するチョコが買える?新しいビジネスも
今回のプロジェクトで注目したいのが、ドラマとコマース(買い物)を掛け合わせた新しい試みです。
『女王様にビンタしました』の劇中には特定のチョコレートブランドが登場するのですが、なんとこのチョコ、実際に商品化されて販売される予定だといいます。
「ドラマで見て気になったあの商品が、すぐに手に入る」。そんな視聴体験と消費を直結させるスタイルは、トレンドに敏感な韓国らしい戦略です。ただ物語を観るだけでなく、ドラマの世界観を日常生活でも味わえるのはファンにとって嬉しいポイントですよね。
スタジオターゲットのキム・ドヨン(김도연)代表は、「現在のメディア産業で最も重要なのはコンテンツそのものの力。既存の形式にとらわれない、差別化されたショートドラマを継続的に披露していきたい」と意欲を語っています。
1話が短いからこそ、次の展開が気になってつい「もう1話!」と止まらなくなる中毒性。皆さんも、スマホで楽しむ最新のKドラマ体験、始めてみませんか?
短時間でスカッとできる復讐劇か、ときめき補充のロマンスか……。皆さんはどちらの作品が気になりますか?ぜひコメントで教えてくださいね!
出典:https://www.gukjenews.com/news/articleView.html?idxno=3529981
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