韓国企業が制作したAIバーチャル俳優「チェヒョン」のマーケティング映像が、公開わずか3日で中国のウェイボにて1,026万再生を記録。韓国産パプリカを題材にした28秒の短編ストーリーが大きな関心を集めています。
■ AIモデル「チェヒョン」が中国SNSで驚異的な数字を記録
韓国のAIコンテンツ企業であるマンゴスターコリアが制作したAIバーチャル俳優の映像が、中国の主要ソーシャルメディアプラットフォーム「ウェイボ(Weibo)」で爆発的な反応を得ています。
中国のシナグループ傘下の科学技術専門メディア「シナ科技(Sina Technology)」の報道によると、AIモデルのチェヒョン(채현)が登場する約28秒間のマーケティング映像は、今月1日に公開されてから3日午前の時点で累計視聴回数1,026万回を突破しました。この映像には1,500件以上の「いいね」が寄せられ、共有数は1,000回、コメント数は200件を超えています。
今回話題となった映像は、韓国産のパプリカをテーマに制作されました。冷蔵庫を背景にした短いストーリー形式で構成されており、映像内に登場する人物や背景シーンのすべてが最新のAI技術を活用して生成されているのが特徴です。
■ 16名のAIキャラクターを擁する「K-エブリスィング」の世界観
マンゴスターコリアは2012年に設立されたソーシャルメディアマーケティング企業で、近年はAIを基盤としたコンテンツ制作事業を本格的に拡大しています。
同社は独自に構築したAIバーチャルキャラクターの世界観である「K-エブリスィング(K-Everything)」を運営しており、今回の映像に登場したチェヒョンを含め、計16名のAIキャラクターを保有しています。チェヒョンは、仮想の放送局であるMBS(Mango Broadcasting System)に所属する「グローバルリポーター」という詳細な設定が与えられたキャラクターです。
同社はこれらのキャラクターを活用し、K-フードやK-ビューティーといった韓国のライフスタイルや文化を世界に発信するコンテンツ制作を続けています。
■ 今後はバーチャル俳優によるショートドラマ制作も
今回のプロジェクトで題材となった韓国産パプリカは、日本をはじめとする海外市場へ積極的に輸出されている農産物です。今回の映像は、特に中国の消費者をターゲットにしたオンラインマーケティングの一環として制作されました。
マンゴスターコリア側は、今後AIバーチャル俳優を活用した「ショートドラマ(1分前後の短い縦型ドラマ)」の制作も推進する計画であることを明かしました。ブランドの宣伝とストーリー性を融合させた、新しい形態のエンターテインメントコンテンツの準備を進めているとのことです。
実在の俳優を使わずに、AI技術だけでここまでの影響力を持てることを証明した今回の事例は、今後の韓国エンタメ業界におけるコンテンツ制作のあり方に一石を投じるものとして注目されています。
出典:https://www.stardailynews.co.kr/news/articleView.html?idxno=538849
📚 Buzzちゃんの豆知識
■ ショートドラマ(Short-form Drama)
主に1分から2分程度の短い動画で構成される縦型のドラマのことです。韓国や中国を中心にTikTokやYouTubeショートなどで爆発的に流行しており、移動時間などの隙間時間に手軽に楽しめるコンテンツとして、専用の配信プラットフォームも増えています。
■ K-フード(K-Food)
韓国料理や韓国産の農産物、加工食品全般を指す言葉です。ドラマや映画の影響で世界的に関心が高まっており、今回のパプリカのように、韓国政府や企業が戦略的に海外マーケティングを行うケースが増えています。
映像を見ましたが、AIだと言われなければ気づかないくらい自然で驚きました。私は復讐劇や財閥ドロドロ系のドラマが大好きですが、最近は展開の早いショートドラマも流行っていますよね。もしAI俳優が主演の『財閥家の末息子』のようなミステリー作品ができたら、スキャンダルの心配もなくて制作側は安心かもしれません。皆さんは、好きな俳優さんにそっくりなAIが出てきたら応援したくなりますか?それともやっぱり、生身の俳優さんの演技が見たい派ですか?





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