是枝裕和監督の新作SF『羊の箱』が、6月10日の韓国公開を前にソウルで記者会見を行いました。200倍のオーディションを勝ち抜いた子役の桑木リムは、合格時に家族全員で号泣したという心温まる秘話を明かしています。
■ 是枝裕和監督が描く新たな家族の形『羊の箱』韓国公開へ
2026年6月4日午後、ソウル・江南区にあるメガボックス(韓国の大手シネマコンプレックス)コエックス店にて、映画『羊の箱』(英題:Sheep in the Box)のメディア試写会および記者懇談会が開催されました。本作は、日本の巨匠である是枝裕和(고레에다 히로카즈)監督が手掛ける最新のSFヒューマンドラマです。
物語は、亡くなった子供の代わりに家庭へ迎え入れられた7歳のヒューマノイド・ロボットを中心に、「本当の家族の意味」を問いかける内容となっています。韓国国内では6月10日に正式公開される予定です。
■ 200対1の競争率を勝ち抜いた新星桑木リム(쿠와키 리무)の抜擢理由
今回の記者懇談会には、主人公のヒューマノイド・ロボット「カケル」役を演じた子役の桑木リムが、是枝裕和監督と共に登壇しました。是枝監督は、200人を超える応募者の中から彼を選んだ理由について、「第一印象を見た瞬間に、まさにこの子だという確信が持てた」と強い信頼を寄せました。
最終オーディションは、共演者であるダイゴ(다이고)も参加して行われ、スタッフ全員の満場一致でキャスティングが決定したという具体的な経緯も明かされました。是枝監督は「現場で細かく指示を出すのではなく、対話をしながら撮影を進めるスタイルをとっているが、彼は演技の中でニュアンスを変化させていく驚くべき才能を持っている」と、その演技力を高く評価しました。
■ 家族で号泣した合格発表のエピソードと初の韓国訪問
桑木リムは、合格の知らせを受けた際のエピソードを披露し、会場を和ませました。「合格したと聞いた時、家族みんなで飛び跳ねて抱き合い、お父さん、お母さん、お姉ちゃんがわんわん泣きました。最初はなぜそんなに泣いているのか分からなかったけれど、後で理由を聞いた時は自分も涙が出るほど嬉しかった」と当時の感動を振り返りました。
初めての韓国訪問については「韓国に来ることができて本当に嬉しい。あちこち遊びに行きたいです」と、子供らしい無邪気な感想を述べました。会見中、彼は韓国の報道陣の質問に真剣に耳を傾け、時折「韓国語が不思議で面白い」といった表情を見せるなど、瑞々しい存在感を放っていました。
映画『羊の箱』は、ロボットとして家族の一員になる喜びと、再び捨てられるかもしれないという不安の間で揺れ動く感情を繊細に描き出しており、韓国の映画ファンの間でも大きな注目を集めています。
出典1:https://www.heraldmuse.com/article/10763861?ref=naver
出典2:http://enews.imbc.com/News/RetrieveNewsInfo/507209
出典3:https://www.heraldmuse.com/article/10763850?ref=naver
📚 Buzzちゃんの豆知識
■ メガボックス(Megabox)
韓国の3大シネマコンプレックス(複合映画館)の一つです。ソウルのコエックスモール内にある店舗は、映画祭や大規模な試写会が行われる聖地として知られており、俳優の舞台挨拶なども頻繁に開催されます。
■ 是枝裕和監督と韓国
是枝監督は韓国で非常に人気が高く、映画ファンから「巨匠」として尊敬されています。2022年には韓国映画『ベイビー・ブローカー』の監督を務め、カンヌ国際映画祭でソン・ガンホが男優賞を受賞するなど、日韓の映画交流において最も象徴的な人物の一人です。
是枝監督の作品は『万引き家族』や韓国映画『ベイビー・ブローカー』もそうですが、血の繋がりを超えた「家族」の描き方が本当に深いんですよね。SF設定でも、きっと心に刺さるミステリアスな部分があるはず。200倍のオーディションを突破したリムくん、あのソン・ガンホさんとも共演した子役たちのように大成しそうで楽しみです!皆さんは是枝監督の作品、どれが一番好きですか?それとも新作のSF設定が気になりますか?





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