韓流20年の転換点、日本のNHKがNetflixと提携し世界へ。韓国放送界に迫る危機感

Buzzちゃんの見どころ

2027年までにNHKのドラマ19作品がNetflixで世界配信されます。かつての『冬のソナタ』ブームから22年、立場が逆転しつつある日韓のコンテンツ市場と、韓国地上波放送局が抱える焦燥感を浮き彫りにします。

■ 2004年の「ヨンサマ」から2026年の風景へ
2004年、東京のホテルでテレビをつけると、そこにはペ・ヨンジュン(배용준)の優しい微笑みがありました。日本中を揺らした『冬のソナタ』の幕開けであり、韓流ブームの本格的な始まりでした。当時の韓国は、巨大な日本文化市場の門を叩く挑戦者の立場でした。

それから22年が経過した2026年の東京では、韓国の地位は想像以上に高まっています。若者の間では韓国語が飛び交い、韓国の食やファッションはトレンドの中心です。空港や街中では韓国語の案内が溢れ、韓国人としての自尊心が満たされる瞬間も少なくありません。しかし、その華やかな熱気の一方で、韓国のコンテンツ業界には冷ややかな警告音が鳴り響いています。

■ NHKとNetflixの戦略的提携がもたらす衝撃
グローバルOTT(インターネットを通じて配信される動画サービス)の巨人であるNetflixが、日本の公共放送であるNHKと手を組んだというニュースは、韓国に大きな衝撃を与えました。日本市場のさらなる拡大を狙うNetflixは、大河ドラマ『軍師官兵衛』や、連続テレビ小説『まんぷく』など、2027年までに計19編のNHKドラマを全世界に配信する契約を締結しました。

『軍師官兵衛』は織田信長や豊臣秀吉の時代を舞台にした歴史劇であり、『まんぷく』は世界初のインスタントラーメンを生み出した安藤百福夫妻をモデルにした感動作です。さらにNetflixは、日本の地上波で人気のバラエティ番組の権利も確保し始めています。

なぜNetflixは、今あえて韓国ではなく日本の公共放送と密着するのでしょうか。その表面的な理由は、韓国コンテンツの制作費や俳優の出演料が急騰したことにあります。しかし本質的な理由は、公共放送のパラダイムシフトにあります。

■ 公共放送の存在意義を問う「日韓の分かれ道」
NHKは「自社プラットフォーム(NHKプラスなど)へ視聴者を呼ぶ」という固執を捨て、「3億人の視聴者がいるNetflixへ自ら行く」という選択をしました。受信料で運営される公共放送のコンテンツを、国民のための放送という枠を超え、世界に流通する文化資産へと変貌させようとしています。若者のテレビ離れや受信料収入の減少という冷酷な現実の中で、NHKは「公共性」と「収益性」のバランスをグローバル流通に見出したのです。

この動きは、韓国の公共放送であるKBSやEBSにとっても重い問いを投げかけています。韓国の地上波放送局の中で、SBSは早くからNetflixへコンテンツを供給し生存戦略を立てていますが、KBSやMBCといった主要局は、依然として独自の方向性を見出せず、プラットフォームの激変期に取り残される懸念が生じています。

かつて世界を席巻した日本の家電業界が、独占的な地位に甘んじて衰退した過去を、現在のK-コンテンツが踏襲してしまうのではないかという危機感が、韓国国内で高まっています。

出典:http://www.newsfc.co.kr/news/articleView.html?idxno=79014

📚 Buzzちゃんの豆知識

■ 地上波/ケーブル/OTTの違い

韓国の放送局は、KBS・MBC・SBSなどの「地上波」、tvNやJTBCなどの「ケーブル・総合編成チャンネル」、そしてNetflixやDisney+などの「OTT」に分けられます。かつては地上波が絶対的な権力を持っていましたが、現在は規制が少なく制作費を潤沢に使えるOTTや、エッジの効いた企画を得意とするケーブル局がヒット作を連発しており、地上波の苦境が続いています。

■ コード人事、天下り(ナカサン)

韓国の公共放送(KBSやMBCなど)では、政権交代のたびに放送局の上層部が入れ替わる「コード人事(政権の哲学に合う人を任命すること)」がしばしば問題になります。これにより、長期的な経営戦略が立てづらかったり、コンテンツ制作の自律性が損なわれたりすることが、グローバル競争力を弱める一因として指摘されることもあります。

Buzzちゃんの感想

今の韓国ドラマって本当にクオリティが高い分、制作費も俳優さんのギャラも信じられないくらい上がっているんですよね。私の大好きなソン・ジュンギ(송중기)さんが出演した『財閥家の末息子』のような大作も、これからは制作のハードルがさらに高くなるかもしれません。日本のNHKがNetflixと組んで世界を狙う今、K-コンテンツも新しい段階に入る時期なのかなと感じました。皆さんは、これからもNetflixなどで韓国ドラマがどんどん増えてほしいですか?それとも、日本のドラマが世界で人気になる方が楽しみですか?

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