MBCの報道番組が、MCモンとチャ・ガウォン会長によるK-POPレーベルの不透明な資金運用を特集します。未精算額が100億ウォンを超え、数百人のスタッフが被害を受けている実態や、ラスベガスでの資金使途疑惑に迫ります。
■ 大手レーベルを揺るがす未精算問題と資金流出の疑い
韓国の放送局MBCの時事番組『PD手帳』は、2026年6月2日の放送回において、芸能レーベル「ONE HUNDRED(ワンハンドレッド)」を巡る未精算事態と不透明な資金の流れを特集します。「MCモンと会長のK-POP営業秘密」と題された今回の放送では、所属アーティストとの専属契約紛争や、会社の資金運用に関する疑惑を追跡しています。
ONE HUNDREDは、歌手のMCモン(엠씨몽)がプロデュースを担当し、建設会社・ピソン建設のチャ・ガウォン(차가원)会長が投資して設立された会社です。近年、傘下レーベルを含めTAEMIN(이태민)、CHEN(김종대)、BAEKHYUN(변백현)、XIUMIN(김민석)といったEXOのメンバーや、イ・スンギ(이승기)、VIVIZ、イ・ムジン(이무진)など有名アーティストを次々と迎え入れ、業界で急速に勢力を拡大してきました。
しかし、2026年3月にグループTHE BOYZが「数ヶ月間にわたり精算金が支払われていない」として、ONE HUNDREDを相手に専属契約効力停止の仮処分を申請したことを皮切りに、状況は一変しました。その後、イ・ムジンやCHEN、BAEKHYUN、XIUMIN、さらにVIVIZ、イ・スンギらも次々と専属契約の解除を通知する事態に発展しています。
■ 内部告発者が明かす資金移動と海外遠征ギャンブル疑惑
『PD手帳』の制作陣は、ONE HUNDREDおよびその系列会社に流入した先行投資金の行方に注目しました。番組では、会社の会計と税務を管理していた内部関係者から入手した系列会社の3年分の会計帳簿を分析。巨額の前受金が会社の口座に入金された直後、チャ・ガウォン会長の個人口座へと移動していた形跡を確認したと報じています。
さらに、その資金の一部がMCモンに渡り、海外での遠征ギャンブルに使用されたという情報提供も番組に寄せられました。これに対し、MCモンは先日SNSのライブ放送を通じて「会社の金で不法ギャンブルをした」という疑惑を強く否定しています。
しかし、『PD手帳』側は、私設の「ファンチギ(韓国語で無許可の両替・海外送金システムを指す不法行為)」を通じて数十億ウォンの現金がラスベガスに送られた状況を確認したと主張。制作陣はラスベガスでの現地取材を敢行し、MCモンとチャ会長のカジノ出入り状況や資金の使用疑惑を詳しく扱う予定です。
■ 現場スタッフにも広がる深刻な被害
今回の問題は、トップアーティストへの精算未払いにとどまりません。番組では、K-POPを支える現場労働者たちの被害についても大きく取り上げています。制作費や精算金が支払われない事態が続いたことで、外部の撮影監督や舞台衣装のクリーニング業者、アイドルの宿舎を清掃するスタッフなど、多くの中小協力業者や個人スタッフが苦境に立たされています。
番組側が確認したところによると、被害者は数百人にのぼり、その被害総額は100億ウォン(約11億円)以上に達すると説明されています。番組ではチャ・ガウォン会長へのインタビュー内容も公開される予定です。
一方で、ONE HUNDRED側は放送前日の1日に公式コメントを発表。会社や代表に対する悪意ある誹謗中傷や虚偽事実の流布に対し、強硬な法的対応をとる方針を明らかにしました。現在、SNSやYouTubeなど様々なチャンネルをモニタリングしており、証拠収集を進めているとしています。同社は「いかなる警告や示談もなく厳重に処罰する」とし、会社の正常化に向けて最善を尽くすと強調しました。
📚 Buzzちゃんの豆知識
■ ファンチギ
韓国の外国為替管理法を回避して、不法に海外送金を行う手法のことです。国内の口座にお金を振り込むと、海外で現地の通貨を受け取れる仕組みで、ギャンブル資金の持ち出しやマネーロンダリングに使われることがあり、厳しく規制されています。
■ 精算金(チョンサン)
韓国の芸能事務所が、活動で得た収益から経費(レッスン費、宿舎費、制作費など)を差し引いた後に、アーティストに支払う報酬のことです。この精算を巡る不透明さは、韓国エンタメ業界でたびたび大きな法的紛争の原因となっています。
豪華なアーティストが揃っていただけに、今回のニュースは本当にショックです。私が大好きなドラマ『財閥家の末息子』のようなドロドロした展開ですが、現実のアーティストやスタッフさんが苦しんでいると思うと心が痛みますね。せっかく移籍して新しい活動を期待していたファンも多いはずなのに、これからどうなっちゃうんでしょう。皆さんは、こうした事務所の資金トラブルがアーティストの活動にどう影響すると思いますか?事務所の経営体制を重視する派?それともアーティスト個人の才能を信じて待ち続ける派ですか?





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