ベテラン出演のネパール出身俳優グムビールが語る韓国での良い父親の定義

Buzzちゃんの見どころ

映画『ベテラン』や『ヒ말라야(ヒマラヤ)』で存在感を示したネパール出身俳優のグムビール(검비르)が、20年以上営む飲食店経営と俳優業の両立、そして不妊治療の末に授かった9歳の息子への思いを明かしました。

■ 映画『ベテラン』からドラマ『ナルコの神』まで、名脇役として活躍する日常

2026年5月21日に韓国で放送されたMBNのドキュメンタリー番組『特種世上(とくしゅせじょう)』では、韓国で外国人専門俳優として確固たる地位を築いているネパール出身の俳優グムビールの日常が公開されました。

グムビールは、観客動員数1,300万人を超えた大ヒット映画『ベテラン』をはじめ、『ヒマラヤ 地上8,000メートルの絆』、さらにはNetflixで配信され日本でも話題となったドラマ『ナルコの神(原題:スリナム)』など、約10本以上の主要作品に出演してきた実力派俳優です。

しかし、彼の生活は俳優業だけにとどまりません。韓国に来て20年以上、レストランの経営者としても忙しい毎日を送っています。番組では、飲食店での接客から調理、合間を縫っての演技の練習、そして知人との集まりに参加するなど、深夜過ぎまで休むことなく動き回るエネルギッシュな姿が映し出されました。

■ 家族のために働くことが「良い父親」だと思っていた過去

多忙を極めるグムビールですが、家庭内では妻との間に温度差が生じていました。特に、9歳になる息子スホくんと過ごす時間が極端に少ないことに対し、妻は寂しさを募らせていたのです。

スホくんは、夫婦が2度の流産を乗り越え、試験管ベビー(体外受精)による不妊治療の末にようやく授かった大切な子供です。妊娠6ヶ月での緊急出産という困難な状況で生まれたため、現在も定期的な通院が必要なほど、家族にとってはより一層特別な存在でした。妻は番組内で「スホはパパが大好き。でもパパが忙しいことも分かっている。私は大丈夫だけど、スホとはもっと時間を過ごしてほしい」と涙ながらに語りました。

これに対しグムビールは、自身の育ってきた文化背景と韓国での生活の違いについて葛藤を明かしました。「ネパールでは、父親が外で働いてお金を稼ぎ、家族がやりたいことをすべて叶えてあげることが良い父親だと思っていた」と振り返ります。韓国での生活を通じ、経済的な支援だけでなく、情緒的な触れ合いの重要性を痛感しながらも、家族を養う責任感から複数の仕事を辞められずにいたという本音を吐露しました。

■ 息子が思春期を迎える前に、深めたい家族の絆

グムビールは現在、家族と過ごす時間の価値を改めて見つめ直しています。妻は「スホはもう9歳。思春期が来る前にパパともっと仲良くなって、家族の思い出をたくさん作りたい」という願いを伝えました。

これを受けたグムビールも、「妻が望むような夫になりたいし、スホにとっても良い父親になりたい」と決意を語り、仕事一辺倒だった生活から、家族との時間を優先するライフスタイルへの変化を誓っていました。

出典:https://mhnse.com/news/articleView.html?idxno=1383677

📚 Buzzちゃんの豆知識

■ 試験管ベビー(시험관 아기)

韓国では体外受精で生まれた子供のことを「試験管ベビー」と呼ぶのが一般的です。韓国は非常に少子化が進んでいる社会背景もあり、政府による不妊治療費の助成制度などが整っており、番組内でも不妊治療の苦労やその末に授かった子供への愛情が強調されることがよくあります。

■ 外国人専門俳優

韓国の映画やドラマには、特定の国籍を持つキャラクターとして頻繁に登場する外国人俳優たちがいます。彼らの多くは韓国に定住しており、流暢な韓国語を操りながら、レストラン経営や英語講師などの本職を持ちつつ活動しています。グムビールさんのように、大作映画に継続してキャスティングされる俳優は非常に高い信頼を得ている存在です。

Buzzちゃんの感想

私は『財閥家の末息子』のようなバリバリのミステリーが大好きなんですが、今回のグムビールさんのような「家族の絆」を描くリアルな人間ドラマも心に響きますね。不妊治療を乗り越えて授かったスホくんのために必死で働く姿は、まさに父親の愛そのものだと思うんです。でも、子供にとっては一緒に遊ぶ時間も宝物なんですよね。皆さんは、父親の役割として「経済的な安定」と「一緒に過ごす時間」、今の時代はどちらがより重要だと思いますか?

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