K-POPの生みの親は韓国じゃなかった!?世界を熱狂させるシステムの正体と、本国が目指す驚きの未来像

今や世界中のチャートを席巻し、グラミー賞やビルボードの常連となったK-POP。私たち日本のファンにとっても、日々の生活に欠かせない「元気の源」ですよね。しかし、そんなK-POPが今、韓国の政治の中心地である「国会」で真剣に議論されていることをご存知でしょうか?

2026年3月5日、韓国の国会議員会館で「変化するKの意味:K-POPの現在と未来」と題された特別な講義が行われました。登壇したのは、韓国ジョージ・メイソン大学国際学科のイ・ギュタク(이규탁)教授。K-POPを単なる「流行の歌」としてではなく、韓国を支える重要な「産業」であり「文化」として捉え、その未来について熱く語りました。

今回は、その講義の内容から、私たちが大好きなK-POPの意外なルーツや、これからどう変わっていくのかという興味深いポイントを紐解いてみましょう。

■「K-POP」という言葉は、実は「逆輸入」だった!

記事の中で最も驚くべき事実は、その名称の由来です。実は「K-POP」という言葉、もともと韓国で作られた言葉ではないのだそうです。

イ・ギュタク教授によると、1990年代後半まで、韓国国内ではこの言葉は存在しませんでした。当時、韓国の特定の音楽スタイルが中国や台湾などの「中華圏」で人気を集め始めた際、現地のメディアやファンが、自分たちの音楽と区別するために「韓国のポップス=K-POP」と呼び始めたのが始まりだといいます。

いわば、海外のファンが名付け親となり、それが韓国に「逆輸入」されて定着したというわけです。これには、ファン中心の文化(受容者中心の文化)こそがK-POPを成功に導いたという、教授の鋭い分析が込められています。

■第1世代から第3世代へ…そして「テコンドー」のような存在へ

講義では、K-POPの進化を3つのステップで説明しています。

・第1世代(1990年代後半〜2000年代半ば):韓国国内市場がメイン。
・第2世代(2000年代後半〜2010年代初頭):日本を含む東アジア市場へ進出。
・第3世代(2010年代半ば〜現在):欧米を含むグローバル市場が主戦場に。

この進化の先にある未来として、イ・ギュタク教授は「テコンドー(韓国発祥の武道)」を例に挙げました。
「テコンドーは今や世界中の人々が楽しむスポーツですが、その宗主国(本場)が韓国であることは変わりません。K-POPも同じです。外国人の歌手が韓国の音楽番組『ミュージックバンク(KBSで放送されている人気音楽番組)』に出演し、韓国語で歌うことも珍しくなくなりました。さらに最近では、K-POPのシステムを学んだ海外のアーティストが、自分たちの国で、自分たちの言語で活動する形も増えています」

かつては「アメリカや日本の文化を韓国流にアレンジしたもの」だったK-POPが、今や「韓国のシステムが海外へ進出し、現地の文化と混ざり合う」という、より高次元な段階(文化ハイブリッド)へと発展しているのです。

■「推し」が活動し続けられる「肥沃な土壌」を作るために

最後に、教授はK-POPが持続可能な文化として成長し続けるための「3つの課題」を提言しました。

1. 文化の多様性を尊重すること
2. 「韓国らしさ」と「世界共通の普遍性」を調和させること
3. 「本陣(韓国国内)」の土壌を豊かにするための政策的支援

特に3つ目の「本陣」という言葉が印象的です。K-POPが世界に広がっても、その根っこである韓国のエンタメ業界が健全で活気に満ちていなければ、新しいスターは生まれません。練習生制度(デビュー前に数年の教育を受ける韓国独自のシステム)や、クリエイターたちが安心して創作に打ち込める環境を、国を挙げて守っていく必要があると強調しました。

韓国の国会では、K-POPを単なる輸出産業としてだけでなく、世界中の人々と繋がるための大切な文化資源として守ろうとしています。私たちが応援している「推し」の輝きの裏には、こうした国家レベルでの深い議論と支えがあるのですね。

これからも進化し続けるK-POP。次はどんな驚きを私たちに見せてくれるのでしょうか。

K-POPという言葉が、実は海外のファンによる「名付け」から始まったというエピソード、驚きですよね!皆さんは、これからのK-POPにどんな進化を期待しますか?「もっとこんなコラボが見たい!」「こんなシステムがあったら面白いかも」など、ぜひ皆さんの熱い考えをコメントで教えてくださいね!

出典:https://www.pointdaily.co.kr/news/articleView.html?idxno=295031

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