伝統とK-POPの融合を体験!光州の新スポットピッコウル国楽伝習館がリニューアルオープン

韓国の地方都市の中で、もっとも「芸術の香りが高い街」といえば、皆さんはどこを思い浮かべますか?多くの韓国ファンが、BTS(2013年デビューの7人組ボーイズグループ)のジェイホープ(제이홉)や東方神起(2003年デビューのレジェンドグループ)のユンホ(윤호)ら、数多くのスターを輩出した「光州(クァンジュ)」を挙げるのではないでしょうか。

そんな「芸の都」光州から、伝統文化と最新のトレンドが融合した、韓流ファン注目のニュースが届きました。

■光州の文化拠点「ピッコウル国楽伝習館」が、体験型・複合空間として再誕生!

光州広域市西(ソ)区にある「ピッコウル国楽(クガク)伝習館(전수관)」が、約半年間に及ぶ大規模なリニューアルを終え、2026年3月3日にいよいよ再開館します。

ここで少し解説すると、施設名にある「ピッコウル(빛고을)」とは、光州の古い呼び名(雅称)で「光の村」という意味。そして「国楽(クガク)」とは、韓国の伝統音楽の総称です。日本では「雅楽」に近いイメージを持たれるかもしれませんが、韓国の国楽はもっと生活に近く、そして今、驚くほどモダンに進化しているんです。

2002年にオープンしたこの施設は、これまで地域の伝統継承の場として親しまれてきました。しかし、施設の老朽化が進んでいたため、今回15億ウォン(約1億7000万円)もの予算を投じて劇的にアップデートされました。単なる「練習場」から、公演・展示・体験を一度に楽しめる「国楽の複合文化空間」へと生まれ変わったのです。

■「国楽アイドル」になれる?気になる新プログラムの数々

今回のリニューアルで最も注目すべきは、今のK-POPブームや韓流トレンドを意識したユニークなコンテンツです。

1. 「国楽アイドル」体験プログラム
展示と連動した体験プログラム「国楽(クガク)楽器探偵団」の中に、新たに「国楽アイドル体験」が追加されました。
最近の韓国では、伝統的な歌唱法(パンソリなど)をベースにしながら、現代的なダンスや衣装を取り入れた「フュージョン国楽」が若者の間でも大人気。例えば、2020年に世界中で話題となったLeenalchi(イナルチ:伝統芸能とポップスを融合させたバンド)のようなスタイルを、実際に肌で感じられる内容になりそうです。

2. 「ガヤグム・ポップ」ワンデー講座
「ガヤグム(가야금)」とは、韓国の代表的な弦楽器(12弦の琴)です。このリニューアル施設では、ガヤグムとK-POPを掛け合わせた「ガヤグム・ポップ」の1日講座が開催されます。
推しのアイドルの名曲を、あの独特な美しい音色で弾いてみる……そんな贅沢な体験ができるのは、韓国現地の施設ならではの魅力ですね。

3. フュージョン国楽の常設公演「国楽イッタ(国楽をつなぐ)」
伝統と現代を繋ぐ(韓国語で「イッタ」は「繋ぐ」の意)をテーマにした、シーズン制の常設公演もスタートします。これを施設の代表ブランド公演として育てていく計画だそうで、観光客にとってもハイクオリティなパフォーマンスをいつでも楽しめる場所になりそうです。

■なぜ今、韓国で「国楽」が熱いのか?

日本のファンの方なら、BTSのシュガ(슈가)がアグスト・ディー(Agust D)名義で発表した楽曲「大吹打(デチタ)」や、LE SSERAFIM(ル セラフィム:2022年デビューの5人組ガールズグループ)のステージなどで、韓国伝統の音色が巧みに取り入れられているのを耳にしたことがあるはずです。

韓国では今、自分たちの伝統を「古臭いもの」ではなく「ヒップ(かっこいい、最先端)なもの」として再定義する動きが非常に活発です。これを韓国では「ヒップな国楽(ヒップクガク)」と呼んだりもします。

ピッコウル国楽伝習館を管理するキム・イガン(김이강)西区庁長は、「リニューアルを通じて、より安全で品格のある空間に生まれ変わった。世代とジャンルを網羅する、地域を代表する国楽の拠点として育てていきたい」と意気込みを語っています。

■光州への聖地巡礼に加えたい、新しい目的地

これまで光州といえば、5・18民主広場や、アイドルたちの壁画がある「青春の街」などが定番の観光コースでしたが、これからは「ピッコウル国楽伝習館」もリストに加わりそうです。

特に、最新の音響・照明設備に整えられた公演会場は、韓国文化の神髄を体験するのに最適。防音設備が強化された練習室からは、未来の「国楽スター」たちの熱気が伝わってくるかもしれません。

K-POPのルーツや、韓国ならではの旋律に興味がある方にとって、新しくなったこの施設はまさに「体験できる文化遺産」。リニューアルしたてのピカピカな空間で、自分だけの「韓国の音」を見つけてみるのはいかがでしょうか?

次回の韓国旅行で、光州を訪れる予定がある方はぜひチェックしてみてくださいね。

伝統の楽器でK-POPを弾いてみる「ガヤグム・ポップ」、もし皆さんが参加するなら、どのアイドルの曲をリクエストしてみたいですか?ぜひコメントで教えてくださいね!

出典:https://www.namdonews.com/news/articleView.html?idxno=902764

  • X

コメント

PAGE TOP