マ・ドンソク出演作も開発中断の危機?豪華キャスト起用が必ずしも成功しない韓国・海外ゲーム事情

Buzzちゃんの見どころ

俳優マ・ドンソク(마동석)がフェイスモデルと声優を務める新作ゲーム『ギャング・オブ・ドラゴンズ』の開発に暗雲が立ち込めています。投資の中断により、豪華キャストを起用した過去の作品事例にも改めて注目が集まっています。

■ マ・ドンソク出演の新作ゲーム『ギャング・オブ・ドラゴンズ』に開発中止の懸念

「名越スタジオ」が開発を進めている新作ゲーム『ギャング・オブ・ドラゴンズ』のプロジェクトに赤信号が灯っています。中国のゲーム大手であるネットイース(NetEase)が投資の中止を決定したことが原因とされており、日本や韓国のゲームファンの間でも落胆の声が広がっています。

このニュースが特に韓国国内で大きな関心を集めている理由は、世界的人気俳優であるマ・ドンソク(마동석)が主演として出演することが決まっていたためです。本作は、東京の新宿・歌舞伎町を舞台にした犯罪アクションゲームとして企画されました。マ・ドンソクは、歌舞伎町を拠点とする韓国系マフィアの幹部「シン・ジソン」のフェイスモデルおよび音声吹き替えを担当しています。

マ・ドンソクは映画『新感染 ファイナル・エクスプレス』(原題:釜山行き)や『犯罪都市』シリーズなどを通じて、その圧倒的なビジュアルと豪快なアクションで世界中に多くのファンを持っています。そんな彼がゲームキャラクターとして登場することへの期待は非常に高まっていました。

■ 有名人の起用は「諸刃の剣」?マーケティング戦略としての背景

ゲームに有名芸能人を起用する戦略は、単なるファンサービスにとどまりません。芸能人の持つ話題性を活用することで、膨大な広告宣伝費を出演料に回しつつ、普段ゲームに関心のない層を呼び込むというマーケティング的な狙いがあります。

例えば、2020年にリリースされたCDPRの『サイバーパンク2077』は、発売の1年前にハリウッド俳優のキアヌ・リーブス(키아누 리브스)が主要人物「ジョニー・シルヴァーハンド」役として出演することを発表し、世界的なブームを巻き起こしました。しかし、実際に発売されたゲームは、進行不能になるほどのバグや最適化の不備が重なり、ファンからは「キアヌの演技は完璧だったが、ゲーム自体が欠陥品だ」という厳しい批判を浴びることとなりました。

このように、有名人の出演で期待値を最大限に引き上げることには成功したものの、肝心のゲーム内容が伴わずに逆風を受けた事例は少なくありません。

■ 映画のようなキャスティングが裏目に出た事例

2013年にクアンティック・ドリームから発売された『ビヨンド:ツー・ソウルズ』も、その代表的な例の一つです。本作には映画『インセプション』などで知られるエレン・ペイジ(엘런 페이지)(※現在はエリオット・ペイジ)や、名優ウィレム・デフォー(윌렘 대포)がキャスティングされ、大きな話題となりました。

しかし、プレイヤーが介入できる操作パートが少なく、ストーリー展開を鑑賞する側面が強すぎたため、ゲーマーからは「映画を見ているのと変わらない」「ゲームとしての楽しさが不足している」といった指摘を受けることになりました。俳優たちの演技自体は絶賛されたものの、ゲーム性が伴わなかった事例と言えます。

また、2014年の『コール オブ デューティ アドバンスド・ウォーフェア』では、ドラマ『ハウス・オブ・カード 野望の階段』などで知られるケヴィン・スペイシー(케빈 스페이시)が出演。彼自身の顔をモデリングしたキャラクターの熱演は素晴らしかったものの、シナリオが予測可能で没入感に欠けるといった不評を買い、「エンディングを見終わってもケヴィンの存在感しか残らない」と揶揄される結果となりました。

さらに、2009年の『ブルータル・レジェンド』では、俳優・歌手のジャック・ブラック(잭 블랙)を主演に迎え、オジー・オズボーンら有名ロックスターが多数出演しました。アクションゲームとして宣伝されたものの、実際には戦略シミュレーション要素が強く、ユーザーの期待と乖離したことで、累計販売数は伸び悩む結果に終わっています。

このように、豪華なキャストを起用することは話題性を生む一方で、ゲーム自体の完成度やジャンルの適正が問われる厳しい側面も持っています。

出典:https://www.asiatime.co.kr/article/20260428500232

📚 Buzzちゃんの豆知識

■ フェイスモデル(Face Model)

ゲームキャラクターの顔を実在の人物そっくりに作成するため、俳優の顔を多角度から3Dスキャンして取り込む技術のことです。韓国のゲーム業界でも、リアリティを追求するために人気俳優が起用されるケースが増えていますが、今回のように開発トラブルが起きると、俳優側のイメージ管理にも影響が出るため慎重な議論が必要とされています。

■ カブキチョウ(歌舞伎町)の韓国系マフィア設定

韓国の映画やドラマにおいて、日本の新宿・歌舞伎町は「異国の地で生き抜く韓国系コミュニティ」や「組織間の対立」を描く舞台としてよく選ばれます。日本文化に親しみのある韓国の視聴者にとっても、馴染みのある日本の風景の中で韓国人キャラクターが活躍する設定は、非常に魅力的なエンタメ要素として機能しています。

Buzzちゃんの感想

マ・ドンソクさんが歌舞伎町の韓国系マフィア役なんて、絶対に面白そうですよね!私は財閥やミステリー系の重厚な物語が好きなので、もし開発が続行されたらぜひ遊んでみたいと思っていたんです。でも、ゲーム自体の出来が良くないと「俳優さんの無駄遣い」って言われちゃうのは悲しいですよね。皆さんは、推しの俳優さんがゲームに出るなら、内容に関わらず即買いしちゃいますか?それともゲームとしての評価を待ってから判断する派ですか?

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