韓国エンタメ界から、ファンならずとも胸が躍るビッグニュースが飛び込んできました。数多くのヒット作でヒロインを務め、日本でも絶大な人気を誇るトップ女優、チョン・ジヒョン(전지현)が、ついにスクリーンに帰ってきます。
今回の復帰がこれほどまでに注目を集めている最大の理由は、その「期間」と「パートナー」にあります。なんと映画出演は、2015年に公開され観客動員数1200万人を突破した大ヒット作『暗殺(암殺)』(1930年代の上海と京城を舞台にした独立軍の戦いを描いたアクション映画)以来、実に11年ぶり。そして、タッグを組むのが「K-ゾンビ」ブームの火付け役として知られるヨン・サンホ(연상호)監督だというのです。
かつて『猟奇的な彼女(엽기적인 그녀)』(2001年公開、アジア中で社会現象を巻き起こしたラブコメ映画)で一世を風靡した彼女が、鬼才ヨン・サンホ監督の描く独自の世界観の中でどのような化学反応を見せるのか。その詳細に迫ります。
■「スクリーン復帰」が韓国で持つ特別な意味
韓国の芸能ニュースでよく目にする「スクリーン復帰」という言葉。実はこれ、単に「久しぶりに映画に出る」という以上の重みがあります。
韓国では、テレビドラマで活躍することを「お茶の間(안방극장)への登場」、映画館で上映される映画を「スクリーン(스크린)」と明確に呼び分ける習慣があります。かつての韓国芸能界では「映画俳優こそが真のスター」という、映画を一段上に置くような価値観が強くありました。現在はOTT(動画配信サービス)の普及によりその境界線は曖昧になりつつありますが、それでもチョン・ジヒョンのようなクラスのトップ俳優が「11年ぶりに映画(スクリーン)を選ぶ」というのは、並々ならぬ覚悟と作品への自信の表れだと受け止められています。
彼女はこの間、ドラマ『青い海の伝説(푸른 바다의 전설)』(2016年放送、人魚と詐欺師の恋を描いたファンタジー)や、Netflix(ネットフリックス)オリジナルシリーズの『キングダム:アシンの物語(킹덤: 아신전)』(ゾンビ時代劇『キングダム』のスピンオフ作品)に出演し、変わらぬ存在感を示してきました。しかし、映画館の大きなスクリーンで彼女の圧倒的なオーラを感じられる機会を、韓国の映画ファンは10年以上も待ちわびていたのです。
■「ヨン・サンホ・ワールド」へ挑むチョン・ジヒョンの新境地
今回の復帰作でメガホンを取るヨン・サンホ監督は、映画『新感染 ファイナル・エクスプレス(부산행)』(2016年公開、世界的に大ヒットしたゾンビ・パニック映画)で、韓国映画の表現の幅を大きく広げた人物です。
彼の作品は、単なるエンターテインメントにとどまらず、極限状態に置かれた人間の心理や社会の闇を鋭く描くのが特徴です。最近では、Netflixシリーズ『地獄が呼んでいる(지옥)』(突然現れた死者によって地獄送りが宣告される超自然現象を描いたドラマ)など、ダークで独創的な世界観、通称「ヨン・サンホ・ユニバース」を展開しています。
華やかで洗練されたイメージを持つチョン・ジヒョンが、ヨン・サンホ監督の描く「荒々しく、時に残酷な世界」に身を投じるというギャップこそが、今回のキャスティング最大の期待ポイントです。果たして彼女が演じるのは、正義のヒーローなのか、それともこれまでにないダークなキャラクターなのか。多くのファンが、彼女のこれまでのイメージを覆すような「衝撃的な変身」を予感しています。
■変わらない「女神」の新たな挑戦を応援したい!
チョン・ジヒョンといえば、二児の母となった今もなお、韓国では「全ての女性の憧れ」であり「CM女王」として君臨し続けています。長いキャリアの中で、常にトップの座を守り続けるのは並大抵のことではありません。
韓国には「信じて見る俳優(믿고 보는 배우)」という言葉があります。「この人が出演するなら、作品の質は間違いない」という、俳優に贈られる最高の信頼の証です。チョン・ジヒョンはまさにその筆頭。11年という長い空白期間を経て、あえてハードな世界観で知られるヨン・サンホ監督を選んだ彼女の攻めの姿勢に、多くのファンが拍手を送っています。
映画の具体的なタイトルやストーリー、公開時期については順次発表される予定ですが、この二人の名前が並んだだけでも、2025年以降の韓国映画界において最大の話題作になることは間違いありません。日本での公開も今から待ち遠しいですね!
皆さんが一番好きなチョン・ジヒョンの出演作は何ですか?今回のヨン・サンホ監督とのタッグで、彼女にどんな役を演じてほしいか、ぜひ皆さんの期待をコメントで教えてください!
出典:https://www.mediapen.com/news/view/1085267
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