2026年4月に行われたインタビューで、俳優イ・ホソク(이호석)がミュージカル『ヘイグ』での復帰や役作りを語りました。実在の特使イ・ウィジョン役を演じるため、小道具の演出を自ら提案したエピソードや現在の活動を明かしています。
■ ミュージカル『ヘイグ』初日の緊張感と舞台への熱意
俳優イ・ホソク(이호석)が、最新のファッション誌のインタビューを通じて、現在出演中のミュージカル『ヘイグ(헤이그)』に対する深い愛情と、自身の俳優人生における変化を語りました。2026年4月28日に公開されたこのインタビューでは、まず初日公演を終えた直後の率直な心境が明かされています。
イ・ホソク(이호석)は「初公演は常に簡単ではありません」と語り、照明や映像、音楽、そして俳優同士の呼吸が初めて完璧に噛み合う瞬間の難しさを吐露しました。2ヶ月間の準備を経て観客の前に立つ日は、達成感と共に、作品が持つ歴史的な重みからくる熱い感情が込み上げてきたといいます。初日の舞台に上がる際は「より良く見せよう」と欲張るのではなく「約束した通りに、誇張せず正確に演じよう」という強い意志を持って臨んだことを強調しました。
近年はドラマ作品でも活躍しているイ・ホソク(이호석)ですが、常に舞台に対する渇望があったといいます。舞台は映像メディアとは異なり、動きの一つひとつが重要で、全身を使って演技しなければならない独特のエネルギーがあるため、その感覚を再び学びたいという思いが今回の復帰に繋がりました。
■ 実在の人物イ・ウィジョンを演じるための徹底した役作り
本作でイ・ホソク(이호석)が演じているのは、高宗(朝鮮王朝第26代国王)の特使としてオランダのハーグ(ヘイグ)へ送られた実存の人物、イ・ウィジョンです。イ・ウィジョンはロシアで生まれ、7ヶ国語を操るエリート外交官でした。
この役を演じるにあたり、イ・ホソク(이호석)は徹底した歴史調査を行いました。「ヘイグ特使」という言葉は教科書で知っていても、具体的な人物像については資料を読み込むことで理解を深めたといいます。彼が発見したイ・ウィジョンは、単に知的で語学に堪能なだけでなく、正しくないことに対してはっきりと声を上げる、非常に直説的で主体的な人物でした。
特に、劇中で外国語を用いて朝鮮の状況を代弁するシーンでは、単なる情報の伝達ではなく、国家を背負う責任感を持たせることに注力しました。また、キャラクターの知的さと状況判断能力を表現するために、自ら演出側に「手帳を頻繁に取り出して記録する」という演技を提案したエピソードも明かされました。実在の人物を演じることは「事実」という壁があるため負担も大きいですが、イ・ウィジョンが持つ重みやエリートとしての責任感を表現することを最優先に考えたといいます。
■ 俳優としての成長とブランド運営などマルチな活動
自身の性格についても触れ、以前は血気盛んな部分もあったものの、兵役(韓国の男性に課される約1年半の義務兵役)を経験したことで大きく変わったと述べています。軍生活を通じて人を簡単に判断してはいけないと学び、現在はより自由なエネルギーで人と接するようになったといいます。一方で、自身を「考えが多く繊細なタイプ」と分析しており、直説的なイ・ウィジョンとは異なる部分も楽しみながら演じているようです。
また、舞台俳優としてのルーティンについても語りました。劇場に向かう道中で全セリフを最初から最後まで2回ほど唱え、到着後も動線を再確認するなど、ミスを極端に嫌う完璧主義な一面が垣間見えます。これは、幼少期からバイオリンや声楽を専攻し、常に舞台の上に立ってきた彼ならではのプロ意識といえるでしょう。
現在は俳優業にとどまらず、タイのドラマ出演準備や、アメニティブランドの運営といった実業家としての顔も持っています。「一つの職業だけに留まる必要はない時代」と考え、多様な分野で活動することで、より自由な表現者を目指しています。最後に、自身が考える「良い俳優」の基準として、演技力はもちろんのこと、人に対する真正性を持った「温かい俳優」であることを挙げ、インタビューを締めくくりました。
📚 Buzzちゃんの豆知識
■ ヘイグ特使事件
1907年に高宗(コジョン)皇帝が、オランダのハーグ(韓国語読みでヘイグ)で開催された第2回万国平和会議に、日本の干渉を国際社会に訴えるために3人の密使を送った事件です。イ・ウィジョンはその一人で、優れた語学力を活かして活躍しました。
■ 兵役後の俳優活動
韓国の男性俳優にとって、約1年半の兵役はキャリアの大きな転換点になります。多くの俳優が除隊後に「より成熟した」「深みが増した」と評価されることが多く、今回のインタビューでも本人が精神的な成長を語っているのが印象的です。
俳優業だけでなくブランド運営や海外進出まで、エネルギッシュな活動に驚きました。私は実話ベースのミステリアスな展開が好きなので、歴史の重みを感じさせる今回の舞台はすごく気になります。皆さんは、実在のヒーローを演じる力強い姿と、現代劇で等身大の若者を演じる姿、どちらのイ・ホソク(이호석)さんを見てみたいですか?





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