Netflix『BEEF/ビーフ ~逆上~』シーズン2が2026年4月16日に公開。20歳年上の富豪ユン・ヨジョン(윤여정)に甘え、生活を依存する「年下夫」を演じるソン・ガンホ(송강호)のコミカルな演技が世界中で話題です。
■ ソン・ガンホが演じる「愛をねだる年下夫」の衝撃
俳優のソン・ガンホ(송강호)が、Netflix(世界最大級の動画配信サービス)の人気シリーズ『BEEF/ビーフ ~逆上~』シーズン2を通じて、これまでの重厚なイメージを覆す驚きの変身を遂げました。今回彼が演じたのは、自身より20歳年上の大富豪の妻に献身的に仕え、愛を振りまく「年下夫」という役どころです。
本作『BEEF/ビーフ ~逆上~』シーズン2は、エ미賞(アメリカのテレビ界で最も権威のある賞)で8冠、ゴールデングローブ賞で3冠を達成した前作の続編として制作されました。今作では、婚約カップルであるケイリー・スピーニー(케일리 스패니)とチャールズ・メルトン(찰스 멜튼)が、上司であるオスカー・アイザック(오스카 아이작)とキャリー・マリガン(캐리 멀리건)夫妻による衝撃的な争いを目撃したことから始まる騒動を描いています。
物語の中でソン・ガンホが演じるのは、20歳年上の「パク会長」の二人目の夫であるキム博士です。億万長者の妻に全面的に依存するキャラクターであり、これまで「庶民の顔」や「時代の象徴」を演じてきたソン・ガンホにとって、これほどまでに生々しく、かつ愛嬌のある年下男性を演じるのは極めて異例のことです。特に話題となっているのは、妻であるパク会長に対し「あなたが私を捨てたら、私はどうやって食べていけばいいのか」としがみつくシーンです。彼は特有の野性味のある方言を封印し、妻の愛を渇望する夫の姿をコミカルかつリアルに体現しました。
■ 『パラサイト』を彷彿とさせる階級闘争と韓国的色彩
視聴者の間では、ソン・ガンホのこの新しい姿に対し「彼のフィルモグラフィー(出演作品リスト)の中でも断トツで目立っている」「あざとい年下男の演技が頭から離れない」といった熱狂的な反応が寄せられています。SNSなどでは、可愛らしく持ち歩きたい男性を指す「キーリング男(キリンナム)」という新たな修飾語まで付けられるほどです。
今作はアメリカのカントリークラブ(ゴルフ場やプールを備えた富裕層向けの会員制施設)を舞台にしていますが、前作よりもさらに「韓国的な色合い」が濃くなっているのが特徴です。物語の背景には韓国の美容整形産業の話題が登場し、最高上流階級の夫婦としてユン・ヨジョン(윤여정)とソン・ガンホが登場するなど、韓国のトップ俳優たちがドラマの中心を担っています。
この設定について、一部のメディアや批評家は、アカデミー賞を受賞した映画『パラサイト 半地下の家族』を彷彿とさせると評価しています。シーズン1が日常の不満が爆発する様子を描いたのに対し、シーズン2では「階級間の葛藤」を前面に押し出しており、そこに韓国的な情緒や背景が有機的に組み込まれています。
■ キャスティングの裏側:ユン・ヨジョンが放った一本の電話
これほどまでの配役が実現した背景には、俳優同士の厚い信頼関係がありました。演出を手掛けたイ・ソンジン(이성진)監督(アメリカを拠点に活動する韓国系の脚本家・監督)によると、ソン・ガンホは当初「自分がこの役をこなせるか分からない」と出演を辞退していたそうです。
しかし、その状況を変えたのがユン・ヨジョンでした。彼女が直接ソン・ガンホに電話をかけ「あなたは韓国最高の俳優なのだから、必ずやり遂げられる」と説得したことで、この豪華な共演が実現したといいます。現場で共演したチャールズ・メルトンも「ソン・ガンホの演技を目の当たりにできたことは、私の人生最高の経験」と語り、撮影中の彼の謙虚な姿勢と圧倒的な存在感に敬意を表しました。
ドラマは公開初週にNetflixのグローバルTOP10(英語シリーズ部門)にランクインしており、ソン・ガンホという新しい「カード」を得た本作が、今後どこまで記録を伸ばすのか注目が集まっています。
出典1:https://isplus.com/article/view/isp202604230083
出典2:https://news.sbs.co.kr/news/endPage.do?news_id=N1008529529&plink=ORI&cooper=NAVER
📚 Buzzちゃんの豆知識
■ キーリング男(キリンナム)
「キーリング(キーホルダー)」のように、小さくて可愛らしく、いつも側に置いておきたいような魅力を持つ男性を指す韓国の造語です。母性本能をくすぐるような年下の男性や、愛嬌のあるキャラクターに対して使われることが多い褒め言葉です。
■ 階級社会と「スプーン階級論」
近年の韓国ドラマや映画(『パラサイト』や『財閥家の末息子』など)でよく扱われるテーマです。親の資産や収入によって人生が決まるという考え方で、金のスプーン(超富裕層)から泥のスプーン(貧困層)までランク分けされます。本作でもこの階級間の格差が物語の重要な鍵となっています。
ソン・ガンホさんの「あざとい年下夫」なんて、想像しただけでニヤけちゃいます!大好きな『財閥家の末息子』のようなドロドロした財閥設定も入っていて、これは絶対に見逃せませんね。ユン・ヨジョンさんとの「最強の二人」がどんな化学反応を起こすのか、週末に一気見しちゃうかも。皆さんは、ソン・ガンホさんの渋いお父さん役と、今回のような甘えん坊な役、どっちが観てみたいですか?
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