HYBEの新星CORTIS、ヴィンテージ精神で築く独自の音楽世界。5月に新アルバム発売へ

Buzzちゃんの見どころ

HYBEの第3のボーイグループCORTISが、自ら楽曲や映像を制作するクリエイターとしての頭角を現しています。16歳でILLITやTXTのプロデュースに参加したリーダーのマーティン(마틴)を中心に、5月に2枚目のミニアルバム『GREENGREEN』を発売予定です。

■ 「作られたアイドル」から「作家主義のアーティスト」へ
韓国のアイドルグループに対して長く持たれてきた偏見の一つに、「他人が作った曲を歌い、踊るだけの集団である」というものがあります。かつての韓国音楽界では、自ら曲を書くアーティストを優位に置く「作家主義」的な視点が強く、アイドルはパフォーマーとしての側面ばかりが強調されてきました。

しかし、現在のK-POPシーンでは、パフォーマー自身がクリエイターとしての意志を持ち、自身の哲学を音楽に込める動きが加速しています。デビュー13周年を迎えたBTSや、2026年のコーチェラ・フェスティバル(アメリカ最大級の音楽フェス)で健在ぶりを示したBIGBANGのように、長年愛されるグループには共通して「自らコンテンツを生成する価値」が根付いています。

こうした流れの中で、HYBE(ハイブ)が送り出した3番目のボーイグループCORTIS(コーティス)は、クリエイティング能力を兼ね備えたパフォーマーとして、デビュー当初から高い自生力を発揮しています。

■ 16歳のリーダーマーティン(마틴)が率いる独創的な制作スタイル
CORTISの最大の特徴は、単に流行を追うのではなく、トレンドを自分たちに追わせるという自信に満ちた姿勢にあります。彼らはニルヴァーナ(Nirvana)からケンドリック・ラマー(Kendrick Lamar)、ジャスティン・ビーバー(Justin Bieber)、タイラー・ザ・クリエイター(Tyler, The Creator)まで、ジャンルを問わず幅広く参照しながら独自の音楽世界を構築しています。

グループの中心にいるのは、弱冠16歳にしてILLIT(아일릿)の『Magnetic』やTXT(투모로우바이투게더)の『Deja Vu』に共同プロデューサーとして名を連ねたリーダーのマーティン(마틴)です。彼のプロデュース能力だけでなく、グループ全体で採用している「ブレインストーミング」方式の創作スタイルが、チームの結束力と独創性を支えています。

彼らは楽曲制作だけでなく、振り付けや映像制作についても常にメンバー全員で悩み、歌詞の一行に至るまで共同で執筆します。こうした即興的でチームワークを重視した創作活動は、先日発表されたシングル『REDRED』のミュージックビデオにも色濃く反映されています。

■ 「ヴィンテージ」に宿る芸術観と5月のカムバック
最新シングル『REDRED』は、19年前に発表されたMGMTの『Kids』を彷彿とさせる重厚なエレクトロ・ポップ・サウンドを基調としています。この楽曲では、グループの核となる価値観である「正直さ」と、特有の「四次元(個性的でユニークな)ユーモア」が強調されました。

特に、過去の楽曲『FaSHioN』で見せた古着ショッピングの楽しさを、焼肉店やゲームセンターといった日常的な空間へと拡張させた映像表現は、彼らが「ヴィンテージ文化」に対してどれほど真剣であるかを物語っています。

マーティン(마틴)が敬愛するニルヴァーナ(Nirvana)のカート・コバーン(Kurt Cobain)は、かつて「中古店で自分だけの宝物を見つける喜び」について語りました。CORTISが目指すのも、単なる有名税としての名声ではなく、誰かの記憶に残る文化を形成し、何かを変えていくという「ヴィンテージな名声」です。

CORTISは2026年5月、グループにとって2枚目となるミニアルバム『GREENGREEN』を発売し、さらなる芸術性の追求を続ける予定です。自作ドル(自ら制作するアイドル)の新たな境地を切り開く彼らの歩みに、業界全体が注目しています。

出典:https://www.ize.co.kr/news/articleView.html?idxno=76301

📚 Buzzちゃんの豆知識

■ 自作ドル(チャジャクドル)

「自ら(チャシニ)」「作る(マンドゥヌン)」「アイドル(アイドル)」を略した造語。作詞・作曲、編曲はもちろん、振り付けやアルバムのコンセプト、ミュージックビデオの構成まで直接関わるグループを指します。代表格にはSEVENTEENやStray Kidsなどがおり、自分たちの物語を直接音楽に込めることでファンとの深い絆を築いています。

■ Big4事務所

韓国のエンターテインメント業界を牽引する4つの巨大芸能事務所(HYBE、SM、JYP、YG)を指します。CORTISが所属するHYBEは、BTSの成功を機に急成長し、現在は傘下に多くのレーベル(Big Hit Music、ADOR、PLEDISなど)を抱えるマルチレーベル体制を構築しています。

Buzzちゃんの感想

財閥家の権力争いみたいな緊張感もいいですけど、こういうDIY精神あふれる若者の情熱も応援したくなっちゃいます。特にマーティンくんの、流行を追わずに自分たちに追わせるっていう自信が本当にかっこいいですよね!ヴィンテージな世界観の楽曲、皆さんはサブスクで音源だけ聴く派?それともMV映像と一緒に世界観まで楽しむ派ですか?

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