ラミ・ランに続く実力派の台頭!ヨム・ヘランとチャン・ヘジンが証明する4050女優黄金時代の幕開け

韓国の映画やドラマを観ていて、「このお母さん役の人、どこかで見たことがあるけれど、なんて素晴らしい演技なんだろう」と心を奪われた経験はありませんか?今、韓国のエンターテインメント界では、そんな40代から50代の実力派女優たちが、単なる脇役にとどまらず「作品の顔」として独自の領域を築き上げるという、大きな変化が起きています。

韓国メディア「ニュース1」の分析によると、ラミ・ラン(라미란)を筆頭に、ヨム・ヘラン(염혜란)(염혜란)、チャン・ヘジン(장혜진)(장혜진)といった俳優たちが、これまで「お母さん」や「おばさん」といった記号的な役割に押し込められがちだった4050世代の女性キャラクターを、深みのある主役級へと押し上げています。

■ 「生活密着型」から「カリスマ主役」へ、道を切り拓いたラミ・ラン

まず、この流れの先駆者と言えるのがラミ・ラン(라미란)です。日本でも『恋のスケッチ~応答せよ1988~(2015年の大ヒットドラマ)』のお母さん役で親しまれた彼女ですが、近年では映画『市民捜査官(2024年公開のクライムアクション)』やドラマ『良くも、悪くも、だって母親(2023年のJTBC制作ドラマ)』などで、単独主演を張るトップ俳優としての地位を固めました。

韓国では彼女のような俳優を「生活密着型俳優」と呼ぶことがあります。これは、私たちの隣に本当に住んでいそうなリアリティあふれる演技を指す褒め言葉です。かつての韓国ドラマでは、40代以降の女優の役割は主人公の成長を支える「献身的な母」か「意地悪な姑」に二分されがちでした。しかし、ラミ・ランは、ひとりの女性としての苦悩や欲望、そして圧倒的なバイタリティを演じきることで、「4050女優でも興行を引っ張れる」ことを証明したのです。

■ 圧倒的な憑依力で見せる、ヨム・ヘランとチャン・ヘジンの「独歩的領域」

ラミ・ランが切り拓いたその道に、今まさに新しい風を吹き込んでいるのがヨム・ヘラン(염혜란)とチャン・ヘジン(장혜진)の二人です。

ヨム・ヘランといえば、Netflix(ネットフリックス)の世界的大ヒット作『ザ・グローリー ~輝かしき復讐~(2022年公開、ソン・ヘギョ主演の復讐劇)』での共犯者役や、『マスクガール(2023年のNetflixオリジナルドラマ)』での狂気に満ちた母親役が記憶に新しいでしょう。彼女の強みは、キャラクターごとに全く別の顔を見せる「憑依型」の演技です。韓国では彼女の活躍を「独歩的(他に並ぶ者がいないほど優れていること)」と称賛しています。

一方、チャン・ヘジンは映画『パラサイト 半地下の家族(2019年のポン・ジュノ監督作品)』で主人公一家の母親役を演じ、世界的にその名を知らしめました。その後も『袖先赤いクットン(2021年のMBC時代劇)』などで、コミカルさと気品を兼ね備えた唯一無二の存在感を放っています。

二人に共通しているのは、長い下積み時代を経て培われた圧倒的な内功(内側に秘めた実力)です。演劇舞台で実力を磨いてきた彼女たちは、セリフひとつ、表情ひとつで物語の空気を一変させる力を持っています。

■ なぜ今、4050女優たちがこれほどまでに求められているのか?

この現象の背景には、韓国におけるコンテンツの多様化があります。これまでの「若い男女のロマンス」一辺倒から、OTT(動画配信サービス)の普及により、社会問題、復讐、スリラー、そして「熟年女性の人生」をテーマにした骨太な作品が増えたことが挙げられます。

また、韓国には「アジュンマ(おばさん)」という言葉がありますが、かつてはどこか卑下するようなニュアンスで使われることもありました。しかし、今の4050女優たちは、その「アジュンマ」という枠を飛び越え、プロフェッショナルで、時に恐ろしく、時に最高にかっこいい「ひとりの人間」としての姿を提示しています。日本のファンにとっても、人生の酸いも甘いも噛み分けた彼女たちの演技は、共感を超えて一種の憧れとして映っているのではないでしょうか。

「主役は若手、ベテランは支え役」という従来の構図は、もう過去のものです。ラミ・ラン、ヨム・ヘラン、チャン・ヘジンといった俳優たちが作り出す「新しい韓国エンタメの顔」から、今後も目が離せません。

彼女たちが主演を務める新作映画やドラマの制作も続々と決まっており、エンドロールの最初に彼女たちの名前が刻まれることが当たり前の時代が来ています。実力で道を切り拓いてきた彼女たちの勇姿は、私たちに「何歳からでも主役になれる」という希望を与えてくれている気がします。

今回ご紹介した3人の女優の中で、皆さんが特に「この作品のこの演技にシビれた!」と思うお気に入りのシーンはありますか?彼女たちの深みのある演技について、ぜひ皆さんの熱い推しコメントを聞かせてください!

出典:https://www.news1.kr/entertain/movie/6085287

  • X

コメント

PAGE TOP