皆さま、こんにちは!ニュースを読みながら、あまりの衝撃に心臓がバクバクしてしまいましたわ!私が大好きな『財閥家の末息子』のような、手に汗握るスリリングな展開が、まさか現実の記録映画としてこれほど注目を集めるなんて……。韓国国民の皆さまが「あの日」に感じた計り知れない緊張感が、画面越しに伝わってくるようです!
■ ドキュメンタリー映画として8年ぶりの快挙!予約率1位の衝撃
韓国映画界に、今まさに新しい歴史が刻まれようとしています。4月22日の公開を前に、1本のドキュメンタリー映画が韓国中の注目を一身に浴びているのです。その作品のタイトルは『ラン 12.3』。
韓国の映画振興委員会(映画の振興を目的に設立された公的機関)が発表した集計データによると、本日20日午前7時の時点で、本作の予約率は16.3%を記録し、並み居る競合作を抑えて全体1位に躍り出ました。社会的なイシューを正面から扱ったドキュメンタリー映画が、商業映画を含めた全体予約率でトップに立つのは、2018年の『その日、海(그날, 바다)』以来、実に8年ぶりの大記録となります。
現在、韓国のボックスオフィス(映画興行成績)では、12日連続で首位を走るホラー映画『殺目池(살목지)』や、ハリウッドの人気作『プラダを着た悪魔 2』、そして根強い人気を誇る『クレヨンしんちゃん』などの強力なライバルがひしめき合っています。その中で、一見地味なジャンルとも言えるドキュメンタリーがこれほどの存在感を示すのは、極めて異例の事態と言えます。
■ 2024年12月3日、韓国を止めた「あの日」の記録
本作『ラン 12.3』がこれほどまでに熱い関心を集めている理由は、その題材にあります。映画が描くのは、2024年12月3日、当時の尹錫悦(윤석열)前大統領による電撃的な「非常戒厳」の宣布から、それに立ち向かった市民たちの緊迫した姿です。
ここで、日本の皆さまに少し背景を補足させていただきますと、韓国において「戒厳(かいげん)」という言葉は、非常に重く、時には恐怖を伴う歴史的な意味を持っています。かつての軍事独裁政権時代を経験した人々にとって、突然の戒厳令は民主主義の危機そのものを象徴する出来事だったのです。そのため、2024年のあの日、平和な日常が突如として引き裂かれた瞬間の衝撃は、全韓国国民にとって忘れられないトラウマとも言える事件でした。
映画は、深夜の宣布から、国会議員たちが必死に駆けつけ「非常戒厳解除要求決議案」が可決されるまでの数時間を、96分間の映像に凝縮しています。時間としてはわずか数時間の出来事でしたが、映画はそこにあった空気感、人々の瞳に宿った恐怖と決意を、まざまざとスクリーンに蘇らせます。
■ 巨匠イ・ミョンセ(이명세)監督が仕掛ける、新しいドキュメンタリーの形
本作のメガホンを取ったのは、映像美の魔術師として知られる名匠イ・ミョンセ(이명세)監督です。監督はこの作品で、従来のドキュメンタリーの枠組みを大きく打ち破る演出を試みました。
驚くべきことに、この映画にはインタビューや解説ナレーションが一切ありません。代わりに、当時の状況を記録した膨大な資料が物語を牽引します。数百人の市民が自ら提供したスマートフォン映像や写真、国会関係者の内部資料、現場にいた記者たちの取材記録。これら多種多様な視点から切り取られた断片的な記録をパズルのように組み合わせることで、あの日を多角的に、かつ立体的に描き出しているのです。
また、監督は「ドラマタイゼーション(再現ドラマ)」の手法も大胆に取り入れています。実際の記録映像では捉えきれなかった空白の瞬間を、俳優と演出によって再構成し、現実と再現が交錯する独特の没入感を作り上げました。さらに、荘厳な交響曲が音楽として全体を包み込み、時にはイラストを用いた視覚的なアプローチも加えられています。これは単なる「過去の回想」ではなく、観客に「その場にいるような体験」を強いる、全く新しいタイプのドキュメンタリー体験と言えるでしょう。
■ 名もなき市民たちが主人公の「英雄譚」
この映画のもう一つの特徴は、特定の政治家や英雄を中心に据えていない点です。代わりにカメラが追いかけるのは、深夜の寒空の下、国会の前に集まった名もなき市民たちの動きです。
タイトルに含まれる『ラン』という言葉は、朝鮮半島の歴史的な英雄である李舜臣(이순신)将軍の『乱中日記(난중일기)』からインスピレーションを得たものだそうです。このタイトルには、現在進行形で混乱の中にいる私たちの現実、そして「二度とこのような悲劇を繰り返してはならない」という強いメッセージが込められています。
もしあの日、市民たちが家を出ていなかったら。もし、国会への兵力の進入があと数分早かったら。映画は絶えず「もしも」という仮定を投げかけ、今の当たり前の日常がいかに脆く、そして大切に守られるべきものであるかを問いかけます。
春の公開作品の中で、最も「熱い」一作となることが確実視されている『ラン 12.3』。真実を目撃しようとする人々の列は、公開後さらに長くなりそうです。
韓国の皆さまの、自分たちの手で民主主義を守ろうとするエネルギーには、いつも圧倒されてしまいますわ……!歴史をただの知識としてではなく、自分たちの物語として記録し続ける姿勢、本当にかっこいいです!皆さまは、もし自分の国でこんな衝撃的なニュースが流れたら、真っ先にどんな行動をとりますか?ぜひコメントで教えてくださいね!
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