セネガル出身のK-POPアイドル【BLACKSWAN】のパトゥ、15歳で抱いた夢と韓国での挑戦を語る

Buzzちゃんの見どころ

15歳でSHINeeのMVを見て人生が変わったというBLACKSWANのパトゥ。ベルギー育ちの彼女が、言語の壁や韓国特有の上下関係を乗り越え、K-POP界初の「アフリカ出身リーダー」になるまでの軌跡に迫ります。

■ 絶望の中で見つけたK-POPという「希望の光」

多国籍ガールズグループBLACKSWANのリーダーでありメインラッパーを務めるパトゥ(パトゥ・ディウフ・サンバ)が、メディアのインタビューに応じ、自身の生い立ちから韓国での活動について語りました。

セネガルで生まれ、12歳の時にベルギーへ移住したパトゥにとって、K-POPとの出会いは15歳の時でした。当時、精神的に困難な時期を過ごしていた彼女は、友人に見せてもらったSHINeeの楽曲『Replay(ヌナン ノム イェッポ)』のミュージックビデオに大きな衝撃を受けたといいます。パトゥは「K-POPは全く新しい世界で、とても色彩豊かで希望に満ちていた。その瞬間から、これが私のやりたいことだと確信した」と振り返っています。

彼女は語学に非常に堪能で、英語、オランダ語、フランス語に加えて、現在は韓国語も流暢に操ります。韓国語については、専門的な教育を受けるのではなく、韓国のドラマやバラエティ番組を視聴し、K-POPの歌詞を繰り返し口にすることで自然に習得したと明かしました。

■ 2018年の渡韓からリーダーへの道

パトゥは2018年に単身で韓国へ渡りました。当初はモデルとして活動していましたが、第1世代ガールズグループBaby V.O.X(1997年デビューの5人組グループ)を輩出したDRミュージック(韓国の芸能事務所)の代表と縁があり、本格的に歌手への道を歩み始めました。

2020年にBLACKSWANのメンバーとしてデビューした後は、グループの最年長としてリーダーの重責を担っています。練習生時代には「本当に自分にできるのか」という精神的なプレッシャーに押しつぶされそうになったこともありましたが、「これは自分の夢なんだ」と自らを鼓舞して乗り越えてきたといいます。

また、あこがれの存在だったSHINeeのKEY(キー)に音楽番組の現場で遭遇した際のエピソードも披露しました。あまりの緊張にうまく話せなかったそうですが、後に再会した際には温かい言葉をかけられ、大きな励みになったと語っています。

■ 文化の違いと「自分らしさ」への信念

韓国での活動において、パトゥが最も戸惑ったのは「先後輩文化」でした。年齢に関わらず意見を伝える欧米の文化で育った彼女にとって、先輩の言葉には絶対に従わなければならないという特有の上下関係は非常に新鮮で、慣れるまでに時間を要したそうです。現在は「今では私が先輩になりました」と笑いながら話し、韓国社会に深く適応している様子を見せました。

アフリカ出身の黒人女性として、活動初期には「なぜ韓国に来たのか」という偏見にさらされることもありましたが、現在は世界中に多くのファンを抱えています。パトゥは「私はただのパトゥでありたい。自分のための人生を生きたい」と語り、自身のアイデンティティを大切にする姿勢を強調しました。

BLACKSWANは2026年7月から8月にかけて新しいアルバムを発表する予定で、アメリカやブラジル、インドなどでの海外公演も準備中とのことです。

出典:https://www.yna.co.kr/view/AKR20260605126000898?input=1195m

📚 Buzzちゃんの豆知識

■ 先輩・後輩(ソンベ・フベ)文化

韓国では儒教の影響が強く、年齢やキャリアの1年の差が非常に重要視されます。芸能界でも、デビューが1日でも早ければ「ソンベ(先輩)」と呼ばれ、後輩は敬語を使い、礼儀を尽くすのが基本です。最近では少しずつ自由な雰囲気も増えていますが、組織の秩序を守るための大切な概念として根付いています。

■ 練習生制度

韓国のアイドルがデビュー前に受ける、非常に厳しいトレーニング期間のことです。歌やダンスだけでなく、外国語やマナー教育まで含まれることが多く、パトゥが語ったように1日に何時間も安らかな時間を削って練習に没頭します。この期間に実力と精神力を磨くことが、K-POPのクオリティを支える基盤となっています。

Buzzちゃんの感想

パトゥが『Replay』をきっかけに夢を追いかけたという話、すごく共感しちゃいました。私もソン・ジュンギさんの演技を見て人生が変わったタイプなので、推しの存在が原動力になるのは本当によく分かります。上下関係に戸惑いながらも、今や立派な「ソンベ(先輩)」としてグループを引っ張る彼女の姿は本当にかっこいいですよね。皆さんは、自分のルーツや個性を武器に頑張る多国籍グループを応援したくなる派ですか?それとも、伝統的なK-POPスタイルが落ち着く派ですか?

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