音楽評論家の講義をきっかけに、40代の男性が最新の『Top100』チャートを聴き込み、K-POP特有の用語や独特のパフォーマンス文化に戸惑いながらも歩み寄る過程を綴ったコラムです。
■ 最新K-POPに挑む40代の「音楽学習」
ある40代の韓国人男性が、地元の図書館で開催された音楽評論家によるK-POP講座を受講したことをきっかけに、最新のアイドル音楽に真剣に向き合う挑戦を始めました。この講座は4回にわたって行われ、音楽だけでなく人生に対する前向きな刺激を受ける内容だったといいます。
講座終了後、彼は通勤途中に「若者が聴く音楽を彼らだけのものと決めつけず、オープンな心で聴いてみてほしい」という講師の言葉を思い出し、音楽ストリーミングサービスの「Top100」チャートをチェックしました。名前を聞いたことがあるアイドルや、話題のグループの楽曲をプレイリストに追加し、未知の領域である最新トレンドへの「勉強」をスタートさせました。
■ 言語の壁と「最推し」を意味する新造語
しかし、実際に聴き始めるとすぐに大きな壁に突き当たることになります。最初の曲から歌詞が全く聞き取れず、韓国語なのか英語なのかさえ判別がつかないという状況に直面しました。彼は「自分の耳が中年になったせいか、あるいは世代別の発音記号があるのか」と自問自答し、まるで学生時代の英語のリスニング評価を受けているようなストレスを感じたと振り返っています。
特に、1〜2つのフレーズが曲の半分以上を占める中毒性の強いフックソング(短いフレーズを繰り返す曲)では、歌詞を理解しようと何度も繰り返して聴いたものの、結局は歌詞情報を検索して確認せざるを得ませんでした。
その過程で、彼は単なる英語の単語だと思っていた「bias(バイアス)」という言葉が、K-POPファンの間では「最推し(一番好きなメンバー)」という意味で使われていることを学びます。このようにキーワードの謎を解くことで、ようやく2分程度の短い楽曲の中に込められた世界観や、アイドルの自信に満ちたメッセージを理解することができたと述べています。
■ 同世代のアーティストへの親近感とトレンドへの姿勢
一方で、テレビ番組でRAIN(비)(2000年代初頭から活躍するソロ歌手・俳優)が、歌手のソン・シギョン(성시경)と共演している姿を見た際には、強い親近感を覚えたといいます。RAINは彼が大学生活を送っていた時期にデビューしたアーティストであり、そのヒット曲は彼の青春時代の記憶と深く結びついています。
彼は、最新アイドルの「カルグンム(一糸乱れぬ群舞)」にはそれまであまり感動を覚えませんでしたが、同世代であるRAINが徹底した自己管理のもとで見せるパフォーマンスには、自然と体が動くほどの反応を示しました。自身の楽曲にJustin Timberlake(ジャスティン・ティンバーレイク)の楽曲をミックスさせるセンスにも感銘を受け、「自分の感性はやはり同時代を歩んできた世代のバイブスに反応せざるを得ない」と再確認しています。
それでも彼は、トレンドを疎かにする「頑固な中年」にならないよう、今後もアイドルの音楽を聴き続け、若者の文化を理解する努力を続ける意向を示しています。
📚 Buzzちゃんの豆知識
■ カルグンム(칼군무)
「カル(刃物)」と「グンム(群舞)」を合わせた造語で、指先の角度まで完璧に揃った、鋭くキレのあるダンスを指します。K-POPアイドルの高いパフォーマンス能力を象徴する言葉として定着しています。
■ 最推し(BIAS / 최애)
韓国語では「最高に愛する」を略して「チェエ(최애)」と呼びますが、海外ファン(グローバルファン)の間では「Bias」という英単語が、自分の好みが偏るほど好きなメンバー、つまり「最推し」という意味で広く使われています。
最新のK-POPって、英語のフレーズや独特の造語が多くて、私も時々歌詞カードを確認しちゃうことがあります。でも、このコラムの男性のように「わからないから聴かない」のではなく、歩み寄ろうとする姿勢は本当に素敵ですよね。私はソン・ジュンギさんのドラマのように、世代を超えて楽しめるエンタメが大好きなので、音楽もそうやって繋がっていけたらいいなと思うんです。皆さんは、最近のアイドルの曲を聴いて「これ、どういう意味?」って調べた経験はありますか?それとも、直感でリズムを楽しむ派ですか?





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