第52回アメリアカン・ミュージック・アワードでBTSが「アーティスト・オブ・ザ・イヤー」を含む3冠、KATSEYEが新人賞など3冠、Tylaが2冠に輝き、HYBE勢が計8つのトロフィーを独占しました。
■ HYBE所属アーティストがアメリカの音楽シーンを席巻
アメリカ最大級の音楽授賞式の一つである「アメリアカン・ミュージック・アワード(AMA)」において、韓国のエンターテインメント企業HYBEに関連するアーティストたちが計8部門で受賞するという驚異的な記録を打ち立てました。2026年5月25日(現地時間)、ラスベガスのMGMグランド・ガーデン・アリーナで開催された第52回AMAは、まさにHYBEの独壇場となりました。
今回の授賞式で最も注目を集めたのはBTSです。彼らは最高賞にあたる「アーティスト・オブ・ザ・イヤー(Artist of the Year)」をはじめ、「ソング・オブ・ザ・サマー(Song of the Summer)」、「ベスト・メイルK-POPアーティスト(Best Male K-Pop Artist)」の3冠を達成しました。特に「アーティスト・オブ・ザ・イヤー」の受賞は2021年に続き2度目となり、世界のポップ市場における不動の影響力を改めて証明しました。
BTSは第5弾フルアルバム『ARIRANG』とタイトル曲『SWIM』で米ビルボードのメインチャートを同時に制覇しており、受賞スピーチでは「13年間共にしてくれたARMY(ファン名)のおかげです」と感謝を述べました。
■ 新人グループKATSEYEの躍進とマルチジャンル戦略の結実
デビューから2年足らずのKATSEYEも大きな旋風を巻き起こしました。彼女たちは「ニュー・アーティスト・オブ・ザ・イヤー(新人賞)」、「ブレイクスルー・ポップ・アーティスト」、「ベスト・ミュージック・ビデオ」の3部門を制覇しました。授賞式で披露された新曲『PINKY UP』のパフォーマンスは、巨大なクマのぬいぐるみから登場する演出で会場を沸かせ、現地メディアからも「現在最も急速に成長しているガールズグループ」と高く評価されました。
KATSEYEはHYBEとアメリカのゲフィン・レコード(ユニバーサルミュージック傘下の名門レーベル)が共同制作したグループで、K-POPの育成システムをアメリカ現地に最適化した「K-POPの方法論」の成功例として注目されています。
また、HYBEアメリカと協業中のTylaも、『CHANEL』で「ソーシャル・ソング・オブ・ザ・イヤー」を受賞したほか、「ベスト・アフロビーツ・アーティスト」にも選ばれ2冠を達成しました。これにより、HYBEはK-POPという枠組みを超え、ポップ、R&B、アフロビーツなど多様なジャンルを網羅するグローバル音楽企業としての地位を固めました。
■ 「マルチホーム・マルチジャンル」戦略が世界標準に
業界関係者は、今回の結果をパン・シヒョク議長が掲げてきた「マルチホーム・マルチジャンル(Multi-home, Multi-genre)」戦略の成果であると分析しています。HYBEは現在、韓国、アメリカ、日本、ラテン地域の4つの拠点を中心に16のレーベル体制を構築しており、各地域の文化を尊重しながらK-POPのシステムを融合させています。
かつては特定のジャンルとして消費されていたK-POPの制作方式が、今や世界の音楽市場における新しい標準(スタンダード)になりつつあることを、今回のAMAの結果が象徴的に示しました。
出典1:https://www.newdaily.co.kr/site/data/html/2026/05/28/2026052800104.html
出典2:https://www.yna.co.kr/view/AKR20260528059000005?input=1195m
📚 Buzzちゃんの豆知識
■ Big4事務所
韓国の音楽業界を牽引する4つの大手芸能事務所、HYBE・SM・JYP・YGを指します。かつては3大事務所(SM・JYP・YG)と呼ばれていましたが、BTSの成功により急成長したHYBE(旧Big Hit)が加わり、現在はBig4体制としてグローバル市場での競争を繰り広げています。
■ 練習生制度
アイドルとしてデビューする前に、事務所で歌やダンス、語学などの厳しいトレーニングを受ける韓国独自のシステムです。近年ではこのノウハウを海外に持ち込み、現地の才能を発掘して育てる「K-POPの現地化」が加速しており、今回のKATSEYEもその代表例と言えます。
BTSの大賞受賞は本当に誇らしいですし、KATSEYEのような新しい形のグループが本場アメリカで認められているのを見ると、時代の変化を感じますね。私はやっぱり『ARIRANG』の世界観が大好きなので、今回の3冠は納得の結果だなって思うんです。皆さんは、王道K-POPスタイルのBTSと、現地化されたKATSEYE、どちらの方向性にこれからの勢いを感じますか?





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