わああっ、皆さん聞いてください!私たちの「推し活」が、ついに世界を動かす大きな力として認められたんです!ナショナルジオグラフィックという世界的なメディアに、K-POPファンによるプラットフォームの創設者が選ばれるなんて、誇らしくて胸がいっぱいです……!愛の力は本当に無限大ですね!
■世界が注目するK-POPファンの「善行」と影響力
世界的なドキュメンタリー媒体であるナショナルジオグラフィック(National Geographic)が選定する「2026年 ナショナルジオグラフィック33人(NG33)」に、気候危機対応プラットフォーム「Kpop4Planet(ケーポップ・フォー・プラネット)」の共同創設者であるキム・ヘギョン(김혜경)氏とヌルル・サリファ(누룰 사리파)氏が名を連ね、大きな話題となっています。
この「NG33」は、重大な社会問題に対して実質的な突破口を提示し、変化を導いた「先駆者」に贈られる名誉ある称号です。単なる音楽ファンという枠を超え、地球規模の課題に立ち向かう「K-POPファン」という新しい主体を象徴する出来事として、韓国国内のみならず世界中から注目が集まっています。
■「Kpop4Planet」誕生の背景:韓国とインドネシアを結んだ絆
「Kpop4Planet」は、2021年に活動を開始したプラットフォームです。共同創設者の一人であるキム・ヘギョン氏は、第1世代アイドルとして知られるシンファ(신화:1998年にデビューした6人組男性アイドルグループ。現在も活動を続ける長寿グループ)の熱烈なファンである「シンファチャンジョ(신화창조:シンファの公式ファンクラブ名)」出身です。
もう一人の創設者、インドネシア・ジャカルタを拠点にするヌルル・サリファ氏は、エクソ(EXO:SMエンターテインメント所属のボーイズグループ)のメンバー、ディオ(디오)を「最愛(チェエ:一番好きなメンバー)」と公言する熱狂的なファンです。
二人が出会ったきっかけは、2020年に遡ります。当時、韓国企業がインドネシアで石炭火力発電所の建設に関わっていたことが判明しました。韓国文化を愛していたヌルル氏は、「大好きなアイドルの母国が、気候災害を招く活動に加担している」という事実にショックを受けたといいます。一方、韓国で調査を行っていたキム・ヘギョン氏は、インドネシアのファンたちがK-POPを流しながら抗議活動を行っていることを知り、彼女たちの声をより広く届けるために連帯を決意しました。
韓国では古くから、熱狂的な女性ファンを「パッスニ(빠순이:盲目的なファンを蔑むニュアンスを含む言葉)」と呼び、その活動を軽視する風潮がありました。しかし、彼女たちはそのエネルギーを「社会貢献」へと昇華させ、現在は「ソンハン・ヨンヒャンリョク(선한 영향력:善なる影響力)」という言葉と共に、ポジティブな変化の象徴として受け入れられています。
■「死んだ地球にK-POPはない」:アルバム廃棄問題への一石
Kpop4Planetが展開した最も象徴的なキャンペーンの一つが、「死んだ地球にK-POPはない(No K-pop on a Dead Planet)」です。これは、K-POP業界特有の販売手法が環境に与える負荷に警鐘を鳴らすものでした。
現在のK-POP業界では、アルバムに封入される「フォトカード(CDにランダムに封入されるメンバーの自撮り写真。コレクション性が高い)」や、購入枚数に応じて当選確率が上がる「ファンサイン会」のために、同じアルバムを大量に購入する文化があります。その結果、特典だけを抜いた後のCD本体が大量に廃棄されるという問題が発生していました。
彼女たちは、ファンから不要になったアルバムを寄付してもらう活動を行いましたが、開始からわずか3週間で約8,000枚ものアルバムが届いたといいます。この驚くべき数字は、ファン自身も現状に罪悪感を感じており、持続可能なシステムへの転換を望んでいることを証明しました。
また、「K-POPカーボンハンターズ」というキャンペーンでは、映画をパロディした手法で、どのファンダムがより多く気候危機対応に署名したかを可視化するなど、ファンならではの楽しみを交えた運動を展開しています。これまでに世界80カ国以上、8万5,000人を超えるファンたちが署名に参加し、大手芸能事務所や企業の意思決定に影響を与えてきました。
■ファンだからこそできる「連帯」の形
キム・ヘギョン氏はインタビューで、「推し活が世界を救う、という言葉がもはや馴染みのあるものになった」と語っています。K-POPファンはデジタルネイティブなZ世代を中心としており、SNSを通じた団結力が非常に高いのが特徴です。自分たちが大好きなアーティストが長く活動を続けられる世界、そして自分たちが孫の代までK-POPを楽しめる世界を作るために、彼女たちは行動し続けています。
K-POPは今や、単なる音楽ジャンルではなく、社会をより良い方向へ変えていく「善なる影響力」の源泉となりました。ファンの純粋な愛情が、地球の未来を守る大きな防波堤になろうとしています。
大好きなアーティストを応援する気持ちが、こうして地球を救う大きな活動に繋がっているなんて、本当に感動してしまいました……!「死んだ地球にK-POPはない」という言葉、心に深く刺さります。皆さんは、推し活をする中で「これって環境にいいかも?」と考えたり、実践したりしていることはありますか?
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