映画『王の男』のイ・ジュニク監督と名優チョン・ジニョンがタッグを組んだ新作や、STAYCのシム・ジャユンが主演するミステリーなど、スマホ向け縦型ドラマが映画祭のスクリーンで上映されます。
■ 縦型ショートドラマが映画館のスクリーンへ進出
レジンスナックのオリジナル作品である『父の家庭料理(原題:아버지의 집밥)』と『愛する死(原題:사랑하는 죽음)』の2作品が、第30回富川国際ファンタスティック映画祭(BIFAN)に公式招待されました。さらに『愛する死』は、第25回ニューヨーク・アジア映画祭にも招待されるという快挙を成し遂げています。
今回の富川国際ファンタスティック映画祭では、ファンタスケープ・セクション内の「プラットフォーム企画展:ショートフォーム・シネマ」にて上映されます。この企画展は、普段はモバイル環境で消費されている「縦型ショートドラマ」を劇場のスクリーンへと拡張して披露する試みです。コンテンツ産業の変化に合わせ、観客に新しい鑑賞体験を提案することを目的としています。
■ 豪華キャストが集結した『父の家庭料理』
『父の家庭料理』は、妻のスンエが料理をできない状況になったことで、夫のハウンが生まれて初めて家庭料理を作ることになり、そこから家族の関係が変化していく様子を描いた物語です。
本作は、映画『王の男』や『ソウォン/願い』などで知られる巨匠イ・ジュニク(이준익)監督が手掛け、主演には実力派俳優のチョン・ジニョン(정진영)、さらにイ・ジョンウン(이정은)やピョン・ヨハン(변요한)といった豪華な顔ぶれが揃ったことで制作段階から大きな話題を集めました。
イ・ジュニク監督は招待に際し、「手のひらの中で見ていたショートフォームが巨大なスクリーンで繰り広げられる時の新鮮な衝撃を、ぜひ劇場で体験してほしい」と、縦型画面がもたらす圧倒的な没入感について自信をのぞかせています。
■ STAYCのシム・ジャユン主演『愛する死』は海外へも
一方の『愛する死』は、一緒に死ぬことを決意した3人の友人が、謎の存在である「死」と取引を始めたことから始まるミステリーファンタジーです。イオン作家による同名のウェブトゥーン(スマホ向け縦スクロール漫画)を原作としています。
演出は、映画『キリング・ロマンス』などで独特のユーモアを見せたイ・ウォンソク(이원석)監督が担当。主役の3人組には、人気ガールズグループSTAYCのシム・ジャユン(심자윤)をはじめ、ミン・ガリン(민가린)、チョ・チェユン(조채윤)がキャスティングされ、個性豊かなキャラクターを演じています。
また、事件現場の唯一の目撃者役をユン・サンヒョン(윤상현)が、擬人化された「死」の役をナム・ジョンウ(남정우)が演じ、作品に重みを加えています。本作は、ニューヨーク・アジア映画祭の「コリアン・ホライゾン」セクションに、ショートドラマとしては初めて招待されるという快挙を達成しました。
両作品の監督とキャスト陣は、7月2日に開催される映画祭の開幕式レッドカーペットに参加する予定です。また、7月4日には観客との対話(GV)イベントも用意されており、作品について深く語り合う場が設けられます。
📚 Buzzちゃんの豆知識
■ ショートフォーム(ショートドラマ)
韓国でも最近、TikTokやYouTubeショート、Instagramのリール動画のような「縦型・短尺」のコンテンツが爆発的に流行しています。1話が1〜2分程度で完結するドラマ専門のプラットフォームも登場しており、通勤中や休憩時間に手軽に楽しめるのが特徴です。
■ 富川(プチョン)国際ファンタスティック映画祭
京畿道(キョンギド)の富川市で毎年開催される、アジアを代表するジャンル映画祭です。ホラー、ファンタジー、SF、スリラーといった個性的でエッジの効いた作品が多く選ばれることで知られ、映画ファンから熱い支持を受けています。
名監督と名俳優が揃った『父の家庭料理』、この豪華メンバーをスマホ向けの縦型ドラマで贅沢に使うなんて驚きですよね。私はミステリー系が好きなので、STAYCのシム・ジャユンさんが出演する『愛する死』の独特な世界観もすごく気になっています。最近はTikTok感覚で観られるドラマが増えていますが、皆さんは「1話数分」の短いドラマと、じっくり観る「1話1時間」のドラマ、どちらが今の気分に合いますか?





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